ザウバーF1 元フェラーリのイグナシオ・ルエダをスポーティングディレクターに任命
イグナシオ・ルエダは、ザウバーのスポーティングディレクターに就任する。この役職は長年チームに所属してきたビート・ゼンダーが務めており、ゼンダーはシグネチャープログラムおよびオペレーションのディレクターという新たな役職に就き、チームの変革を監督することになる。
アウディ・ザウバーのボス、マティア・ビノットの指示のもと、数年間フェラーリのピットウォールでレース戦略の主任として働いてきたルエダは、スクーデリア時代だけでなく、それ以前のジョーダンやルノー/ロータスでの豊富な経験をヒンウィルチームにもたらす。
「イグナシオ・ルエダは新たな役職で、すべてのスポーツ活動を監督し、FIAとの関係とトラックサイドのすべての規制事項を管理する責任を負うことになる」とザウバーは述べた。
さらに、ジャンパオロ・ダッラーラがレーシングエンジニアリングの責任者に任命された。ダッラーラはザウバーをよく知っており、200年から2015年まで15年間チームに在籍していた。
イタリア人のダッラーラは、ヒンウィルとトラックサイドにおけるザウバーのレースエンジニアリング業務を監督し、「マシンのパフォーマンスに関するすべてのトピックの調整を最適化する」ことになる。
アウディ・ザウバーは昨年夏、ビノットをチームの最高執行責任者兼最高技術責任者に任命し、経営再編を本格的に開始した。
これに続いて、現レッドブルのスポーツディレクターであるジョナサン・ウィートリーがザウバーに移籍し、2025年からチーム代表に就任することが発表された。
ザウバーは最新の人事について「今回のリーダーシップの変更は、チームに新たな自信を与え、将来の課題と機会に備えながら組織を強化し、ファクトリーチームとしての明るい未来を拓くものだ」と述べた。
ザウバーはまもなく2025年のフルラインナップを発表すると予想されており、ニコ・ヒュルケンベルグとともに残りのシートを埋めるチームの最有力候補として、現職のバルテリ・ボッタスとマクラーレンの育成ドライバーであるガブリエル・ボルトレトが挙げられている。
ザウバーは今シーズンまだチャンピオンシップポイントを獲得していない唯一のチームだ。
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