ザウバー、マーカス・エリクソンのクラッシュの原因はDRSのトラブル
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フリー走行2回目の開始早々、マーカス・エリクソンは1コーナーにむけてブレーキングをした際に突如クルマが左を向いてウォールにクラッシュ。エリクソンのクルマは回転しながらランオフエリアでストップして大破した。
幸い、マーカス・エリクソンに怪我はなく、自力でクルマを降りたエリクソンは、メディカルセンターからも歩いて帰ってきている。
ザウバーは、マーカス・エリクソンの事故は1コーナーのブレーキング時にDRSが開いたままになっていたことが原因だと述べた。
ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは「まずはマーカスが無事だと言えることを嬉しく思う。それが何よりも重要なことだ」とコメント。
「我々はFP2の開始時に発生したインシデントの原因となった問題を特定している。彼のDRSにトラブルがあり、ターン1でブレーキを踏んだ際に開いたままになっていた」
「その直後にシャルルのマシンにも同じ問題が確認されたので、トラブルを解決するためにすぐにガレージに呼び戻した」
「シャルルはコース上でその状況にうまく対応した。FP2を通して集中し続け、9番手でセッションを終えている。コース上で強力なポテンシャルがあることが示されており、明日に向けて楽観視している」
マーカス・エリクソンは「FP2での事故は大きな衝撃だった。マシンが頑丈だったおかげで僕は無事だ」とコメント。
「チームはすでに明日僕がコースに戻れるようにクルマの修理に懸命に作業してくれている。また走るのを楽しみにしている」
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