佐藤琢磨 インディカー
佐藤琢磨は、インディカー 第4戦 ロングビーチの決勝レースを8位でフィニッシュ。“厳しいレースだった”という言葉を繰り返した。

予選ではQ2で赤旗に見舞われるというトラブルもあった佐藤琢磨。だが、今週末はマシンのセッティングが決まっておらず、レッドタイヤを捨ててブラックタイヤを選択せざると得ない展開。それでもスタート順位と同じ8位でフィニッシュした。

「厳しいレースでしたね」と佐藤琢磨はコメント。

「今週末は走り出しからあまり良くなくて、予選ではかなりスピードアップすることができたんですけど、最終的にはレッドフラッグもあったりしてQ3には進めなかったんですけど、それでも4列目からのスタートだったので、期待しながら今日のウォームアップを経て、レースに挑んだんですけど、やっぱりセッティングを煮詰めていくというよりも、いろいろ試して『次はこうなるだろう』という風にやっていたんで、クルマが完全にはまとまらなかったですし、今日のレースはイエローも入らなかったので、本当に動きが少なくて厳しいレースでした」

「パジェノーとほとんどずっとやり合ってたので、1回目のピットストップの後はほとんど差がなかったんだけど、彼がステイアウトしたので僕らは早めに入ろうと試みたんですけど、逆にピットストップでロスすることにいなってしまってパワーにも行かれてしまったという意味では悔しいんですけど、どうすることもできなかったです」

「アンダーが酷かったですね。レッドタイヤの方はグリップ感もあったし、終盤のスティントはラバーものってくるのでレッドで行きたかったんですけど、バランスが崩れすぎてしまって、逆にタイムアップがまったくできない状態だったので、最終的にはブラックを選んだのはバランスだけを重視して選んだんですけど、その分、ラップタイムは犠牲にせざるを得なかったです」

しかし、8位でフィニッシュっしてランキング4位をキープできたことはポジティブかもしれない。

「そう思うしかないですね。8位のときクルマは8位の走りしかできないんだなと。ポイントは傷口を浅く済んだと言うか、ダメージにならないというか、せめてスタートの順位でフィニッシュできたので、前は誰もリタイアしなかったのでそういう意味ではキミ強いレースでしたけど、こういうレースもあります」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー