佐藤琢磨 「ひとつの明るいニュースを日本に届けられたと思う」
佐藤琢磨は13日(火)、ホンダのウェルカムプラザ青山で凱旋報告取材会を実施。インディ500優勝を報告した。
佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、5月28日(日)に開催された伝統のインディ500で日本人初優勝という歴史的偉業を成し遂げた。
「やりました! 嬉しいです。こうしてホンダの青山で優勝報告のステージを設けて頂いて本当に幸せに感じます」を佐藤琢磨は挨拶。
「この優勝はもちろん僕自身にとって非常に大きな意味を持ちますが、ここまで僕を信じてずっと応援してくださったホンダさん、スポンサーの皆さま、そして、何よりもファンの皆さんとこの喜びを分かち合いたいですし、今なんと言葉に表現していいのかわからないくらい感謝の気持ちでいっぱいです」
「この喜びを本当にたくさんの方に知っていただきたいです」
「僕自身もやっぱり海外でスポーツをする、勝負をするというのは正直言って、人間ですから不安になることもあります」
「モータースポーツは本当に厳しい戦いが続きます。僕自身も8年間で2勝という、それだけ厳しい世界に身を置いて、やっぱり何が奮い立たせるのかというとモチベーションです」
「モチベーションはどこから来るのか。自分自身の目標もありますし、やっぱり日本から海外に出て行って、トップに立ちたい。その気持ちがすごく大きいです」
「イチロー選手にしてもそうですし、サッカー選手にしても、いろんな競技の選手、世界で活躍するアスリートたちの活動、活躍を見て、僕自身も影響を受けて、奮い立たせて、自分自身こうして皆さんと同じようにひとつの明るいニュースを今日、日本に届けることができたと思います」
「このニュースを是非、多く取り上げていただいて、インディ500、そして、モータースポーツの魅力をたくさん伝えて頂きたい」
そう語る佐藤琢磨だが、一番届けたいのは復興地の子供たちだと語る。佐藤琢磨自身、2011年に東日本大震災が発生して以来、“With you Japan”というプログラムを立ち上げて慈善活動を行っている。
「あの子たちは、どうしてもこれから一生かけても治りきらない深い傷だったり、悲しみだったし、苦しみだったし、それを背負って、でも一生懸命生きていて。その子たちが希望を持っていろんなことに取り組んでほしい」
プログラムのなかで、佐藤琢磨はレーシングカートを通じて、目標を達成したときの感動を子供たちに伝えようとしている。
「できないと思った瞬間、やってみようという力が誰かが背中を押してあげないと、やっぱり子供たちは動けない。自分が目標を達成したときは楽しい。その感動を忘れないでほしい。それこそがまさに僕が一番伝えたいことです」
「No Attack No Chanceを自分のモットーにしてやってきましたが、こういう形で夢を実現できたこと、信じ続けて夢が叶うんだということを、今年、自分自身も改めて夢を持つことの大切さ、そして、挑戦し続けることの楽しさ、それを改めて学んだような気がします。これをやっぱり多くの日本の子供たちに伝えていきたい。そして、復興支援に繋げていきたい」
「この勝利を皆さんと一緒に分かち合って、そして、ホンダの一員としてここまでこれたことを本当に感謝とともに誇りに思います」
「僕自身まだまだ目標、夢、新たな夢ができました。今、選手権3位につけています。先日のテキサスのレースでシーズの折り返しになりまして、9月まで目一杯走って、チームとともに選手権タイトルを大きな目標として頑張っていきたいと思います。次回皆さんに会うときにはまた新たな優勝報告ができていることを希望にして頑張っていきたいと思います」
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー
佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、5月28日(日)に開催された伝統のインディ500で日本人初優勝という歴史的偉業を成し遂げた。
「やりました! 嬉しいです。こうしてホンダの青山で優勝報告のステージを設けて頂いて本当に幸せに感じます」を佐藤琢磨は挨拶。
「この優勝はもちろん僕自身にとって非常に大きな意味を持ちますが、ここまで僕を信じてずっと応援してくださったホンダさん、スポンサーの皆さま、そして、何よりもファンの皆さんとこの喜びを分かち合いたいですし、今なんと言葉に表現していいのかわからないくらい感謝の気持ちでいっぱいです」
「この喜びを本当にたくさんの方に知っていただきたいです」
「僕自身もやっぱり海外でスポーツをする、勝負をするというのは正直言って、人間ですから不安になることもあります」
「モータースポーツは本当に厳しい戦いが続きます。僕自身も8年間で2勝という、それだけ厳しい世界に身を置いて、やっぱり何が奮い立たせるのかというとモチベーションです」
「モチベーションはどこから来るのか。自分自身の目標もありますし、やっぱり日本から海外に出て行って、トップに立ちたい。その気持ちがすごく大きいです」
「イチロー選手にしてもそうですし、サッカー選手にしても、いろんな競技の選手、世界で活躍するアスリートたちの活動、活躍を見て、僕自身も影響を受けて、奮い立たせて、自分自身こうして皆さんと同じようにひとつの明るいニュースを今日、日本に届けることができたと思います」
「このニュースを是非、多く取り上げていただいて、インディ500、そして、モータースポーツの魅力をたくさん伝えて頂きたい」
そう語る佐藤琢磨だが、一番届けたいのは復興地の子供たちだと語る。佐藤琢磨自身、2011年に東日本大震災が発生して以来、“With you Japan”というプログラムを立ち上げて慈善活動を行っている。
「あの子たちは、どうしてもこれから一生かけても治りきらない深い傷だったり、悲しみだったし、苦しみだったし、それを背負って、でも一生懸命生きていて。その子たちが希望を持っていろんなことに取り組んでほしい」
プログラムのなかで、佐藤琢磨はレーシングカートを通じて、目標を達成したときの感動を子供たちに伝えようとしている。
「できないと思った瞬間、やってみようという力が誰かが背中を押してあげないと、やっぱり子供たちは動けない。自分が目標を達成したときは楽しい。その感動を忘れないでほしい。それこそがまさに僕が一番伝えたいことです」
「No Attack No Chanceを自分のモットーにしてやってきましたが、こういう形で夢を実現できたこと、信じ続けて夢が叶うんだということを、今年、自分自身も改めて夢を持つことの大切さ、そして、挑戦し続けることの楽しさ、それを改めて学んだような気がします。これをやっぱり多くの日本の子供たちに伝えていきたい。そして、復興支援に繋げていきたい」
「この勝利を皆さんと一緒に分かち合って、そして、ホンダの一員としてここまでこれたことを本当に感謝とともに誇りに思います」
「僕自身まだまだ目標、夢、新たな夢ができました。今、選手権3位につけています。先日のテキサスのレースでシーズの折り返しになりまして、9月まで目一杯走って、チームとともに選手権タイトルを大きな目標として頑張っていきたいと思います。次回皆さんに会うときにはまた新たな優勝報告ができていることを希望にして頑張っていきたいと思います」
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー