F1
2007年3月14日
Albert Park Circuit, Melbourne Australia

今シーズンに備えたウインターテストのSAF1 チームの成果には満足していますか?
「昨年に比べると、本当に長いウインターテストだったね!技術面では好調だったけれど、何でもそうだがぼくたちは要求が多いので、準備時間が十分などということはあり得ない。とは言うものの、今のチームの状況を考えると、これまでの進歩にはとても満足しているし、マシンの開発状況やチームの雰囲気にも満足している。」

2007年用マシンの準備は?
「とてもうまくいっている。2006年11月末の最初のウインターテストにも参加できたし、ぼく自身も12月末のチームのテストに参加して初めて2007年仕様のブリヂストン・ポテンザタイヤを経験した。マシンの開発はかなり前進して、年を越えてもその状況は継続した。バーレーンの最後のテストでも、新しい空力パッケージにもとても満足することができた。ウインターテストはとてもいい練習になったと思う。」

ブリヂストン・ポテンザタイヤで2007年のF1はどう変化しますか?
「いくらか変化はあると思うけど、様子をみるしかない。強いチームはいつも強いので、ぼくたちにとっては大きな変化ではないと思う。タイヤサプライヤーが1社になって、どのチームも条件は同じになるので、レースは以前より接戦になるのではないかと思う。」

今年は誰と対戦することになると思いますか?
「ぼくの前にいる誰か!昨年はぼくたちにとっては大きな挑戦の年で、シーズンの終わりまで特にライバルは存在しなかった。今年はもっと高いレベルで戦えるようになると思うし、グリッドの真ん中ぐらいには行きたいと思っているので、ぼくたちの前にいる誰かに挑戦したいと思う。」

アンソニーと再び一緒に仕事をするようになってどうですか?
「本当に最高だね。アンソニーとは何年も前からの知り合いだ。2001年のイギリスF3では一緒にレースを戦ったし、皆さんもご存じの通りB·A·Rホンダではチームメイトだった。アンソニーはF1のテストの経験が豊富だし、ここ数年はサードドライバーとしてもすごいスピードを見せているので、チームにポジティブな結果をもたらしてくれると思う。コースではお互いにプレッシャーをかけ合うことを楽しむことができると思うし、それによってチームもぼくたちも本当の限界点までプッシュして最高の結果を達成することができると思う。」

2007年の目標は?
「個人的にはすべてのグランプリでポイントを獲得したい。グリッドに並ぶ経験豊富なチームを打ち負かさなければならないので、現実的にはとても難しいことだが、挑戦しなければならないと思う。これが今年のぼくの取り組みになるだろう。」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / スーパーアグリ