佐藤琢磨、アイオワの2戦目は25位 / インディカー
インディカー:佐藤琢磨(Chip Ganassi Racing)は、アイオアでの第2戦を25位で終えた。
2023年インディカーシリーズの第11、12戦はアイオワ・スピードウェイでのダブルヘッダーとして開催された。決勝前のウォームアップセッションで2番手につける好タイムをマークし、マシンの仕上がりのよさを確認していた佐藤琢磨だが、レースが始まるとマシンのハンドリングが朝とは全く違っていた。
気温、路面温度ともに上昇したコンディションにマシンが合っていなかったようで、ピットストップでのマシン調整でも状況は改善されず、レースのほぼ中間地点でマシンがラインを外れ、リヤホイールを壁にヒット。サスペンションが曲がったためにピットでの修理に時間を要し、コースに戻って完走はしたものの、結果は25位だった。
佐藤琢磨(Chip Ganassi Racing)
「私たちにとって非常に厳しい1日となりました。朝のプラクティスは本当にうまく行きました。マシンは路面に食いついており、昨日に比べてマシンのバランスがよく、すべてがうまくつながって機能していることを感じていました。しかし残念なことに、レースでは事態が全く逆になっていました。アンダーステアが大きく出ており、マシンがコンディションに合っていないことは明らかでした。チームメートのアレックス・パロウが表彰台に上る3位フィニッシュをしたことを讃えたいと思います。Chip Ganassi Racingは今日、力強い戦いを見せました。自分もチームに好結果をもたらすことができなかったことが残念です。それでも、私たちは今週末にとても多くを学びました。それらを今年の私たちにとって最後のオーバルレースとなるセントルイスで活かしたいと思います」
アイオワ州々都デモインの東40マイルほどにある全長0.894マイルのショートオーバル、アイオワ・スピードウェイを250周して争われたレースで、アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)が3位でフィニッシュした。
今シーズンすでに4勝を挙げているパロウはポイントリーダーとしてアイオワ入りし、土曜日に行われていた1レース目を8位で終え、日曜日開催の2レース目は表彰台に上がった。開幕戦から12戦連続でのトップ10フィニッシュを果たした彼は、ポイントリーダーの座を守った。ランキング2番手のジョセフ・ニューガーデン(シボレー)はアイオワでの2レースを制したが、パロウはまだ彼に対して80ポイントという大きなリードを保っている。
アイオワ・スピードウェイでのインディカーレースは、いまや真夏のビッグイベントとして完全にアメリカの中央部、アイオワの地に定着。ダブルヘッダーがスケジュールされた2日間が快晴に恵まれたこともあり、とても多くのファンが集まり、28台のインディカーが繰り広げるハイスピードバトルを楽しんでいた。
予選12番手だったパロウは、スタート後の1周目にトップ10までポジションアップしたが、レース中盤は苦戦し、折り返し点の125周を終えた時点では13番手を走行していた。3回目のピットストップを早めに行う作戦が成功して順位を大きくゲインした彼は、周回を重ねる中でライバル勢とのバトルで前に出るドライビングに磨きをかけ、最後のリスタートを5番手で迎えた。残り3周でグリーンフラッグが振り下ろされるや、パロウは2台をパスし、3位でのゴールを果たした。
スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)はダブルヘッダーの2レース両方で6位フィニッシュし、コルトン・ハータ(Andretti Autosport w/ Curb-Agajanian)が7位。デイビッド・マルカス(Dale Coyne Racing with HMD Motorsports)が8位でマーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)が9位と、5人のHondaドライバーたちがアイオワでの2レース目でトップ10フィニッシュを果たした。
次戦は1週のインターバルの後、テネシー州ナッシュビルのストリートコースで開催される。
アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)
「正直言って、私は今日このコースで表彰台に上ることができ、とてもハッピーです。スタートからの2スティントではマシンのバランスに問題を抱え、厳しい戦いを余儀なくされていました。しかし、ピットストップでセッティングを変更し、マシンのハンドリングをよくすることに成功しました。その後に採用した作戦もよく、ピットストップもすばらしかった。さらには、最後に最高のリスタートを切ることができ、表彰台に上ることができました。チームの全員のパフォーマンスを誇りに感じます。このコースに関して自分たちはまだ改善すべきことが多くありますが、今週末の戦いで大きな自信をつかんだのは確かです」
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー
2023年インディカーシリーズの第11、12戦はアイオワ・スピードウェイでのダブルヘッダーとして開催された。決勝前のウォームアップセッションで2番手につける好タイムをマークし、マシンの仕上がりのよさを確認していた佐藤琢磨だが、レースが始まるとマシンのハンドリングが朝とは全く違っていた。
気温、路面温度ともに上昇したコンディションにマシンが合っていなかったようで、ピットストップでのマシン調整でも状況は改善されず、レースのほぼ中間地点でマシンがラインを外れ、リヤホイールを壁にヒット。サスペンションが曲がったためにピットでの修理に時間を要し、コースに戻って完走はしたものの、結果は25位だった。
佐藤琢磨(Chip Ganassi Racing)
「私たちにとって非常に厳しい1日となりました。朝のプラクティスは本当にうまく行きました。マシンは路面に食いついており、昨日に比べてマシンのバランスがよく、すべてがうまくつながって機能していることを感じていました。しかし残念なことに、レースでは事態が全く逆になっていました。アンダーステアが大きく出ており、マシンがコンディションに合っていないことは明らかでした。チームメートのアレックス・パロウが表彰台に上る3位フィニッシュをしたことを讃えたいと思います。Chip Ganassi Racingは今日、力強い戦いを見せました。自分もチームに好結果をもたらすことができなかったことが残念です。それでも、私たちは今週末にとても多くを学びました。それらを今年の私たちにとって最後のオーバルレースとなるセントルイスで活かしたいと思います」
ポイントリーダーのアレックス・パロウが3位フィニッシュでアイオワ・スピードウェイの表彰台へ
アイオワ州々都デモインの東40マイルほどにある全長0.894マイルのショートオーバル、アイオワ・スピードウェイを250周して争われたレースで、アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)が3位でフィニッシュした。
今シーズンすでに4勝を挙げているパロウはポイントリーダーとしてアイオワ入りし、土曜日に行われていた1レース目を8位で終え、日曜日開催の2レース目は表彰台に上がった。開幕戦から12戦連続でのトップ10フィニッシュを果たした彼は、ポイントリーダーの座を守った。ランキング2番手のジョセフ・ニューガーデン(シボレー)はアイオワでの2レースを制したが、パロウはまだ彼に対して80ポイントという大きなリードを保っている。
アイオワ・スピードウェイでのインディカーレースは、いまや真夏のビッグイベントとして完全にアメリカの中央部、アイオワの地に定着。ダブルヘッダーがスケジュールされた2日間が快晴に恵まれたこともあり、とても多くのファンが集まり、28台のインディカーが繰り広げるハイスピードバトルを楽しんでいた。
予選12番手だったパロウは、スタート後の1周目にトップ10までポジションアップしたが、レース中盤は苦戦し、折り返し点の125周を終えた時点では13番手を走行していた。3回目のピットストップを早めに行う作戦が成功して順位を大きくゲインした彼は、周回を重ねる中でライバル勢とのバトルで前に出るドライビングに磨きをかけ、最後のリスタートを5番手で迎えた。残り3周でグリーンフラッグが振り下ろされるや、パロウは2台をパスし、3位でのゴールを果たした。
スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)はダブルヘッダーの2レース両方で6位フィニッシュし、コルトン・ハータ(Andretti Autosport w/ Curb-Agajanian)が7位。デイビッド・マルカス(Dale Coyne Racing with HMD Motorsports)が8位でマーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)が9位と、5人のHondaドライバーたちがアイオワでの2レース目でトップ10フィニッシュを果たした。
次戦は1週のインターバルの後、テネシー州ナッシュビルのストリートコースで開催される。
アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)
「正直言って、私は今日このコースで表彰台に上ることができ、とてもハッピーです。スタートからの2スティントではマシンのバランスに問題を抱え、厳しい戦いを余儀なくされていました。しかし、ピットストップでセッティングを変更し、マシンのハンドリングをよくすることに成功しました。その後に採用した作戦もよく、ピットストップもすばらしかった。さらには、最後に最高のリスタートを切ることができ、表彰台に上ることができました。チームの全員のパフォーマンスを誇りに感じます。このコースに関して自分たちはまだ改善すべきことが多くありますが、今週末の戦いで大きな自信をつかんだのは確かです」
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー