佐藤琢磨、最終戦は9位フィニッシュ「ハードなファイトを続けた」 インディカー
佐藤琢磨は、2021年のインディカー 最終戦ロングビーチのレースを9位で終えた。

佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、2回のプラクティス、予選、レース前のウォームアップとマシンセッティングを変更し続け、決勝レースでベストのマシンを手にすることに成功していた。

メインストレートでのスピードを重視し、ダウンフォースを小さくしたマシンが威力を発揮し、スタート直後のアクシデントをくぐり抜けて一気に11番手まで順位を上げる。その後もオーバーテイクを重ねて、2021年最後のレースでシーズン8回目となるトップ10フィニッシュを記録。フルシーズンの16レースを戦った佐藤琢磨は、シリーズランキング11位となった。

「厳しく、長いレースだったけど、僕たちは9位でのゴールを達成し、トップ10フィニッシュを重ねることとなりました」

「ピットクルーがすばらしい作業を施してくれました。今日の僕たちはとてもいいスタートを切ることができ、2回のフルコースコーションが出され、とてもいい状況で戦えていました」

「しかし、3回目のイエローは僕たちにとって最良のものではなく、多くのポジションを失うこととなりました。そこからは、できる限りのリカバリーをしようと懸命に戦いました」

「今日の私たちは空気抵抗を小さくするセッティングを施しており、コーナーでは苦しい面もありましたが、レースを通してハードなファイトを続けました。今シーズンも応援をしてくださった皆さん、本当にありがとうございました」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー