佐藤琢磨、インディ・ロードコースの決勝レースで10位フィニッシュ / インディカー 第12戦
佐藤琢磨は、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで行われたインディカー 第12戦の決勝レースを10位で完走した。

佐藤琢磨は耐久性が高いブラック・タイヤを装着して13番グリッドからスタートするが、ライバルにマシンをヒットされて16番手へと後退する。さらに10周目という早い段階でピットストップを行ない、再びブラック・タイヤでの走行を開始する。

最初のピットストップが一巡したころ、佐藤琢磨琢磨は15番手につけていた。続いて34周目に2回目のピットストップを実施。その後は14番手で周回を重ねていたが、46周目までには11番手へと順位を上げる。

3回目のピットストップは60周目で、11番手のままコースに復帰。やがてほかのドライバーがピットストップを行ない、アレックス・パロウがメカニカルトラブルで遅れると、佐藤琢磨琢磨はレイホールに続く8番手へと躍進する。フィニッシュの2周前にはニューガーデンとバトルを演じ、ここで10番手へと後退すると、そのポジションのままチェッカードフラッグを掻い潜った。

「インディGPがとてもタフな週末になったことは間違いありません」と佐藤琢磨はコメント。

「僕たちは中位グループの15番グリッドからスタートしました。それほど素晴らしいスタートだったわけではありませんが、数台をパスすると、ブラック・タイヤを履いた僕は、レッド・タイヤを装着した4台を先導して走行する形となりました。僕は自分のポジションを守り通そうとしましたが、たしか2台か3台の先行を許したと思います」

「ただし、レース全体を通していえば、僕たちは徐々に挽回していき、一時は8番手まで浮上しました。リスタート後はニューガーデンととびきりタフなバトルを演じ、最終的には、ポジションを守りながらターン1を通過しようとした僕を、イン側からやってきたニューガーデンがグリーン上に押し出して幕を閉じました。この結果、とても残念なことにポジションをふたつ落としましたが、チームは手堅い仕事をしてくれたと思います」

「今日はトップ8でフィニッシュしたいと思っていましたが、これは次のレースに持ち越すことにします。シーズン最後のオーバルレースは、ショートオーバルでの開催となります。このコースには素晴らしい思い出がたくさんあるので、皆さんとお目にかかれることを楽しみにしています!」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー