佐藤琢磨、インディ500優勝の“ベビーボルグ”トロフィーを受け取る
佐藤琢磨は、2017年のインディ500優勝を記念したトロフィー“ベビーボルグ”を受け取った。
インディ500の優勝トロフィー“ボルグワーナートロフィー”はインディアナポリス・モーター・スピードウェイの殿堂博物館に常時保管されるため、ウイナーが自宅に持ち帰ることはできない。代わりウイナーには、“ベビーボルグ”と呼ばれる、同じくスターリングシルバー製のトロフィーが授与される。
その授与式が17日(水)にデトロイトで行われ、ボルグワーナー社の最高経営責任者ジェームス・R・ベリアーから佐藤琢磨とアンドレッティ・オートスポーツのチームオーナーであるマイケル・アンドレッティに授与された。
ベビーボルグを受け取った佐藤琢磨は「もう1月になりましね」とコメント。
「次のインディ500までわずか4か月しかありませんが、それでも今夜トロフィーを受け取り、本当に名誉に感じています。日本に持っていくか、インディに置いておくかは決めていませんが、どこかに置いておくつもりです」
「5月にディフェンディングチャンピオンとしてインディアナポリス・モータースポーツウェイに行くときには特別な気分になるでしょう。どんな感じになるかは想像できません」
プレゼンテーション後、マイケル・アンドレッティは、彼のマシンを勝利に導いた佐藤琢磨に感謝の言葉を贈った。
「彼の走りは驚異的だった。彼は最後の10周でトップに立つための走りをした。彼は我々のためにその状況に勝った。我々は良いクルマを彼に与えたが、彼はそのレベルの走りをしていた。素晴らしかった」
「彼がフィニッシュラインを通過したとき、それが大きな勝利だとわかった。これは歴史的な勝利だ。初めての日本人ドライバーであり、ホンダを運転している。素晴らしいことだ。彼が我々のクルマで勝ったことをとても嬉しく思う」
だが、佐藤琢磨はインディ500を制したアンドレッティ・オートスポーツを離れ、今年はボビー・レイホールが率いるレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに復帰する。
「2017年にインディ500優勝を実現してくれたマイケル、そして、アンドレッティ・オートスポーツ全体にとても感謝していますが、ボビーは2021年以降、僕の大きなサポーターでしたし、僕たちは別々の道を歩むことを進まなければなりませんでしたが、彼は常にサポーティブでした」
「彼は2017年シーズン全体で僕がホーム、彼のチームに戻ることを望んでくれました。そして、全ての状況がまとまりました。2018年には全員にとって素晴らしいシーズンになると思います」
マイケル・アンドレッティは「琢磨がいなくなるのは寂しい。彼はチームでとても楽しんでいたと思うし、来年、我々と走らないことは残念だ。彼とは何も問題はない。彼のマネジメントだ」と述べた。
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨
インディ500の優勝トロフィー“ボルグワーナートロフィー”はインディアナポリス・モーター・スピードウェイの殿堂博物館に常時保管されるため、ウイナーが自宅に持ち帰ることはできない。代わりウイナーには、“ベビーボルグ”と呼ばれる、同じくスターリングシルバー製のトロフィーが授与される。
その授与式が17日(水)にデトロイトで行われ、ボルグワーナー社の最高経営責任者ジェームス・R・ベリアーから佐藤琢磨とアンドレッティ・オートスポーツのチームオーナーであるマイケル・アンドレッティに授与された。
ベビーボルグを受け取った佐藤琢磨は「もう1月になりましね」とコメント。
「次のインディ500までわずか4か月しかありませんが、それでも今夜トロフィーを受け取り、本当に名誉に感じています。日本に持っていくか、インディに置いておくかは決めていませんが、どこかに置いておくつもりです」
「5月にディフェンディングチャンピオンとしてインディアナポリス・モータースポーツウェイに行くときには特別な気分になるでしょう。どんな感じになるかは想像できません」
プレゼンテーション後、マイケル・アンドレッティは、彼のマシンを勝利に導いた佐藤琢磨に感謝の言葉を贈った。
「彼の走りは驚異的だった。彼は最後の10周でトップに立つための走りをした。彼は我々のためにその状況に勝った。我々は良いクルマを彼に与えたが、彼はそのレベルの走りをしていた。素晴らしかった」
「彼がフィニッシュラインを通過したとき、それが大きな勝利だとわかった。これは歴史的な勝利だ。初めての日本人ドライバーであり、ホンダを運転している。素晴らしいことだ。彼が我々のクルマで勝ったことをとても嬉しく思う」
だが、佐藤琢磨はインディ500を制したアンドレッティ・オートスポーツを離れ、今年はボビー・レイホールが率いるレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに復帰する。
「2017年にインディ500優勝を実現してくれたマイケル、そして、アンドレッティ・オートスポーツ全体にとても感謝していますが、ボビーは2021年以降、僕の大きなサポーターでしたし、僕たちは別々の道を歩むことを進まなければなりませんでしたが、彼は常にサポーティブでした」
「彼は2017年シーズン全体で僕がホーム、彼のチームに戻ることを望んでくれました。そして、全ての状況がまとまりました。2018年には全員にとって素晴らしいシーズンになると思います」
マイケル・アンドレッティは「琢磨がいなくなるのは寂しい。彼はチームでとても楽しんでいたと思うし、来年、我々と走らないことは残念だ。彼とは何も問題はない。彼のマネジメントだ」と述べた。
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨