ダニエル・リカルド キャデラックF1チームとの噂の中でF1引退の衝撃発言
ダニエル・リカルドは、自身とキャデラックF1プロジェクトとの関連性を示す噂について直接尋ねられた際、F1からの引退を認めたようだ。

FIA(国際自動車連盟)は承認したが、当初はアンドレッティ・グローバルとゼネラルモーターズのブランドであるキャデラックの提携は、F1グリッドへの参加を承認するFOM(F1マネジメント)のゴーサインを得ることができなかった。

しかし、突然の進展により状況は変わり、チームは暫定的に2026年のF1参戦11番目のチームとして受け入れられた。

GMは2028年よりF1エンジンメーカーとなる。それまではフェラーリとの契約が合意されており、アンドレッティ・ファミリーは1978年の世界チャンピオンであるマリオ・アンドレッティを通じて関与を続ける。

アンドレッティは、チームの最初のF1ドライバーのラインナップについて、その見通しを語っている。同氏は、チームが経験豊富なF1レーサーとアメリカ人ドライバーの組み合わせを探していることを認めており、これがリカルドのF1復帰の噂のきっかけとなった。

NBCニュースの取材に対し、コルトン・ハータのようなアメリカ人ドライバーを起用することがキャデラックの優先事項であるかどうかを尋ねられたアンドレッティは、「現時点では、イエスだと思う」と語った。

「あなたが候補者について言及したように、彼は間違いなく考慮されている一人だ」

「来シーズンは参戦しないのだから、選択肢は常に開けておくべきだと思う」

「現時点では、チームよりもドライバーの方が多い」

「10チームは多いように思えるが、ドライバーや才能はもっとたくさんいる」

「我々の立場からすると、国籍は問わない経験豊富なドライバーを1人と、若いアメリカ人ドライバーを起用するのが最初の策だろう。これが現時点での目標だ」

ダニエル・リカルド、キャデラックF1の噂に「もう終わりだ」と宣言
ダニエル・リカルドはキャデラックF1チームのベテランレーサーになる可能性があるのだろうか? 2024年のシンガポールグランプリ後にVCARBを解雇された8度のグランプリ優勝者は、NetflixのヒットF1ドキュメンタリーシリーズ『Drive to Survive』の主要人物として、米国で多くのファンを獲得している。

しかし、ソーシャルメディアに投稿されたある動画では、リカルドにアプローチするキャデラックが失望することになるだろうという内容が示されている。「キャデラックはないの?」という質問に対して、リカルドは「いや、僕はもう終わったよ」と答えている。

シンガポールGP後に解雇されて以来、リカルドのF1キャリアは宙に浮いた状態となっている。セルジオ・ペレスに代わってレッドブルへの復帰を目指していたリカルドは、チームメイトの角田裕毅に対して印象を残せず苦戦していた。

しかし、リカルドはF1キャリアに終止符を打ったようだ。

一方、リカルドの後任としてレーシングブルズに加入したドライバー、リアム・ローソンが、2025年のF1でペレスの後任となる最有力候補として浮上している。

リカルドが2018年にレッドブルを去った後、その後任となったピエール・ガスリーとアレックス・アルボンは、レッドブルで4度の世界チャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンと肩を並べるほどの活躍をなかなか見せることができず、一方のペレスは2024年のF1で深いマンネリに陥り、それが退団の要因となった可能性が高い。

しかし、ローソンは2025年のF1でレッドブルへの昇格が決まった場合、チームメイトキラーとして悪名高いフェルスタッペンと組むことになっても、不安は感じていないようだ。

「彼らがそこにいたときに何を思ったのかはわからない」とローソンは語った。

「外部の人間として、彼らがどう感じたかについて考えることはできる。でも、彼らにとってどんなものだったのかはわからない。マックスと対戦する者は誰でも、現実的になる必要があるし、彼が今グリッド上で最も速いドライバーであることを知らなければならない。そして、君が彼を予選で0.5秒上回ることはできないだろう」

「そんなことは実際には起こりえない。僕にとっては、むしろ最高のドライバーから学べるチャンスだ」

「ドライバーとして、4度のワールドチャンピオンに輝き、経験豊富な彼と競い合えるのは、僕にとって素晴らしいことだ。彼は長い間、あのマシンに乗っている」

「あのマシンはほぼ…彼のために開発されたものではないが、彼はあのマシンの開発に大きく関わっており、そのマシンをよく理解している」

「運転方法に関しては、すべてが紙の上に書かれている。彼が持ち込むすべてのデータを見ると、ドライバーである僕が彼と肩を並べ、彼から学んだり、すべてにアクセスできることは、僕にとってこの機会が将来訪れるとしたら、とてもワクワクすることだと思う」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド