リカルド F1アゼルバイジャンGP予選「Q3は手の届かないものではなかった」
ダニル・リカルドは、2024年F1 アゼルバイジャンGPの予選でQ1敗退を喫して16番手でセッションを終えた。

リカルドの予選1回目のベストタイムは1分43秒547で、15番手だったもののセグメント終了時に予選8番手に入ったフェルナンド・アロンソよりも0.075秒遅かった。

もう一台のRBを駆る角田裕毅は、0.2秒差で予選Q1を突破し、日曜日のレースを12番グリッドからスタートする。

セッション終了後、リカルドは予選通過できなかったことに落胆し、最終ラップのターン4でのミスを指摘した。

「ひどいラップではなかった。本当にそうではなかった」とリカルドは語った。

「ターン4で少し奥に入りすぎてしまったので、ある意味でリアをロックさせてしまい、それが出口でのロスにつながった」

「あのコーナーでは、おそらくコンマ1秒はロスしただろう」

「でも、その後、城のセクションで少し挽回できたと聞いた」

「正直に言って、あのラップは完璧ではなかったし、良いラップだったと思う。でも、みんなかなり良いラップをしていたと思うし、それだけでは十分ではなかった」

特に予選ではトラックの進化が著しく、リカルドは最後のフライングラップで危機的状況から抜け出した。

しかし、他のドライバーのタイムが向上するにつれ、彼はあっという間に下位5位に落ちてしまった。

「あの小さなミスさえなければ、もう少し上位を目指せたはずだ」とリカルドは語る。

「タイムを見ると、実際、Q3は手の届かないものではなかったと思う」

「でも、Q1で脱落したからと言って、そうは言いたくない。明日は何かやってみよう」

「今日はほんの少しの差で逃しただけだ」

ダニエル・リカルド 2024年F1 アゼルバイジャンGP 予選

リカルドは金曜日の走行を終え、フリー走行1回目と2回目で実施したセットアップ変更の一部を元に戻そうとしていた。

セッションの最終時間には2回の赤旗中断があったものの、リカルドは14番手にとどまった。

また、リカルドは今週末、マシンに新しいフロアを搭載している。これは、RBが前回イタリアでデビューさせたアップグレードの最新版だ。

角田裕毅は、前回イタリアでデビューしたフロアに不満を抱いていたが、金曜日にアゼルバイジャンで行われた作業により、RBの2人のドライバーは新しいパーツを車に搭載することを選択した。

「少し車間で問題があったが、最終的には2人とも同じものを使うことにした」とリカルドはフロアの分析と決定について説明した。

「みんな満足していると思う。裕毅はもう一方のパーツから始めたが、今はそちらに切り替えて、かなり満足しているようだ」

リカルドは予選16位だったが、ピエール・ガスリーのおかげで15位からスタートする。アルピーヌは燃料流量違反によりスチュワードに報告され、セッションからの失格処分が下された。ガスリーは予選13位だったため、リカルドはレースのグリッドの1つを継承する。

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / F1アゼルバイジャンGP / ビザ・キャッシュアップRB