リカルドの放出決定?レッドブルF1首脳「ローソンにシートを与える」
レッドブのF1のコンサルタントであるヘルムート・マルコは、リアム・ローソンは2025年のF1グリッドに「いるだろう」と主張している。

ヘルムート・マルコは、先日のオーストリアGPの数日前、ダニエル・リカルドをジュニアチームのRBから外し、リアム・ローソンにその座を譲るつもりだとすでに示唆していた。

有力な憶測によると、22歳の控えドライバーであるローソンは、レッドブルとの契約により2025年までにフルレースのコックピットが保証されている。そうでなければ、アウディ/ザウバーなど、他チームと自由に契約できる。

しかし、レッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーとRBのCEOであるピーター・バイエルは、先週末のレッドブルリンクで、このニュースを認める準備ができていなかった。

「ダニエルはシートに座っている。あとは彼が最大限に活用するしかない」とクリスチャン・ホーナーは述べた。

ピーター・バイエルは「我々は若いドライバーを育成する仕事をしているが、2番目のシートに関する決定は静かに行われ、急いではいない」と付け加えた。

レッドブル内では明らかにまだ内部の権力闘争が続いており、クリスチャン・ホーナーは2025年もダニエル・リカルドをシートに留めることに熱心であり、一方でヘルムート・マルコは若いニュージーランド人であるリアム・ローソンを支持していると考えられている。

リアム・ローソン

リアム・ローソンについて問われたヘルムート・マルコは「我々は彼に何かを提供するつもりだ。来年のコックピットだ」と語った。

「RBがジュニアチームであることは明らかだ。そのことは社内で伝えられており、全員が理解している」

一方、メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、レッドブルの混乱が長く続き、最終的にマックス・フェルスタッペンがチームを移籍することを決めることを期待している。

「当初、(オリバー・)ミンツラフは、その会社(レッドブル)を強硬な姿勢で経営するために連れてこられたのだと思っていた」とトト・ヴォルフはKronen Zeitung に語った。

「しかし、そこで下されている決定は明らかに別の場所で行われている。彼らはホーナーの件を、おそらく本来あるべき方法で処理したかったのだと思う。しかし、それは実現しなかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング / リアム・ローソン / ビザ・キャッシュアップRB