ダニエル・リカルド レッドブルF1首脳からのプレッシャーは「迷惑じゃない」
RBドライバーのダニエル・リカルドは、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコのコメントが気を散らす可能性があるという懸念を一蹴した。

今シーズンこれまでのところ、リカルドは印象を残すのに苦労しており、オルタネートストラテジーと遅めのチームオーダーによってのみチームメイトの角田裕毅を破った一方、サウジアラビアでは不器用なスピンで新F1キャンペーンの第2戦は不甲斐ない結果に終わった。

ジェッダでのレース後、マルコは「裕毅にとってもダニエルにとっても、今シーズンは多くのことが懸かっている」とSpeedweekに語った。

「裕毅の予選はとても良かったし、リカルドはすぐに何かを掴まなければならないだろう」

こういった発言はメディアを前にしたときにプレッシャーになり、迷惑ではないかと質問されたリカルドは「迷惑じゃないよ」と語った。

「僕たちの仕事で最も重要なのはドライビングだけど、その大部分はメディアと話すことなんだ」

「物事がうまくいっているときは誰もがポジティブに話すし、うまくいっていないときはそれほどポジティブには話さない」

リカルドはニック・デ・フリースに代わってファエンツァに本拠地を置くアルファタウリからF1グリッドに復帰した。

8度のグランプリウイナーであるリカルドは、シーズン終了後にレッドブルへの復帰とレースウイニングシートを獲得することを目標に掲げているが、他者に自分を証明しようとはしていないと主張している。

「自分がここに戻ってきたのは、自分にはそれができると信じているからだ。自分はここにふさわしいと信じている」とリカルドは主張した。

「人々が『あなたには証明する意味があるか』とか『人々を満足させておくべきか』と尋ねるとき――僕は自分自身のためにここにいる。なぜなら僕にはまだそれができると分かっているからだ」

「僕は人々に誇りを持ってもらいたいと思っているけど、もし誰かが何かを言っても、自分自身にそう言い聞かせているから、もうわかっているし、何が期待されているかもわかっている」

「だから、もちろん、予選Q3に進出して、自分ができると信じている結果を得たいと思っているけど、それは厳しい。僕たちは非常にタイトなミッドフィールドにいる」

「バーレーンの予選では、ラップをうまくまとめることができていないことはわかっていて、そのために手を挙げたけど、それがおそらく14位からQ3までの違いだ」

「サウジでのQ1終了時、9位から16位までは0.1秒未満だったので、ヒーローに見えるかどうかはすぐに分かる」

「それがコンマ1秒が重要なところであり、僕が最初に自分自身に目を向けるのはそこだ」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング / ビザ・キャッシュアップRB