ダニエル・リカルド、Q1敗退「オー・ルージュを全開で攻めようとして…」
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スクーデリア・アルファタウリでのF1復帰2戦目となるベルギーGPで、リカルドはラディオンの出口で4輪すべてがコースアウトしたことでQ1最後のフライングラップが抹消され、最後列グリッドとなる19番手で予選を終えた。
リカルドは、オー・ルージュとラディオンをフルスロットルで通過しようとしたと語った。当時のトラックはウエットで、全ドライバーがインターミディエイトタイヤで周回していた。
「基本的にオー・ルージュをフルスロットルで攻めようとした」とリカルドは説明した。
「フルで入っったところ、クルマが動き出すのを感じたので、少しリフトしたけど、ちょっとオフラインに出てしまった」
「それから、ある意味でトラックのウェットな部分を走り、もうどうすることもできなかった。ある意味、クルマを走らせているだけだった。なんとか救おうとしたんだけどね…」
「もちろん悔しい。一方ではこれは予選だし、当然ながらトライしなければならない。フルスロットルで攻めるという僕の意図は良かったと思うけど、行けると思っている。でも、ちょっとしたミスで敗退してしまった」
しかし、リカルドはF1復帰後2回目の予選が早く終わったことに落胆はしていないと語った。
「もちろん、今日の結果は悔しいし、残念だ。でも、僕たちはそこにいたと思う、1本目ではもう少し離れていたと思う」
「あのラップもオールージュのことがなければ、もう少しタイムを稼げたはずだ。コンマ数秒くらいの差もしくは、Q2に進出して少しずつタイムを縮めていけるか興奮していただろうね」
「だから、全般的にはスピードがあるし、それが重要だと思う。あまり頭を悩ませることはなかった。まだ明らかに改善できる点はあると思うけど、ポジティブだった。ただ、日曜日を後ろからスタートするのは残念だね」
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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / F1ベルギーGP / スクーデリア・アルファタウリ