ダニエル・リカルド レッドブル・レーシング F1 ブラジルグランプリ
レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、今週末のF1ブラジルGPでエンジン交換によるグリッドペナルティを覚悟していると語る。

ダニエル・リカルドは、過去2戦でルノーのパワーユニットの故障によってリタイアを強いられている。前戦F1メキシコGPではMGU-Hの故障によりわずか6周でリタイアしている。

そのため、F1ブラジルGPではMGU-Hの交換が必要になり、10グリッド降格を受ける可能性が高い。

「今回もペナルティを受けることになるかもしれない。その可能性は高い」とダニエル・リカルドはコメント。

「回避できるかもしれないけど、その場合はまたフィニッシュできないリスクを負うことになるだろう」

「前回も回避しようと試みたけど、駄目だった。それほど大量の降格にならないとは思うけど、必要な場合は10グリッドくらいになるだろう。そうなった場合でも11番グリッドからスタートする予定なんだけどね!」

「フィニッシュできる確率が10%だと言われたら、交換した方がいいと思っている。50/50と言われたらリスクを冒す方を選びたい。でも、何となく可能性は50%以下のような気がする。そもそもパーツがあるのかどうかもまだ100%確信はないんだけどね」

「週末に入る前にエンジニアからプレレースリポートが出てくる。彼から危険だと言われたら、ペナルティを受ける可能性が高い」

ダニエル・リカルドに信頼性トラブルが発生する一方で、偶然にもチームメイトのマックス・フェルスタッペンは調子を上げている。

シーズン序盤は度重なるパワーユニットの故障に悩まされあマックス・フェルスタッペンだったが、過去4戦で2勝、2位、4位でフィニシュしている。

ダニエル・リカルドはチームメイトとのライバル関係があったおかげで今年はこれまで以上にハードにプッシュできたと考えており、自分がシーズン終了までに2勝目を挙げることは可能だと信じている。

「この2年近くの間に僕たちはお互いにとっていい脅威であり続けてきたと思う。彼は今年強かった。去年より良くなっているし、ここ数戦はとても良い状態が続いている。メキシコもそうだけど、自分がリタイアして、チームメイトが優勝するのは本当にひどい気分だ」とダニエル・リカルドはコメント。

「でも、自分のレースには落胆したけど、彼のパフォーマンスにはハッピーだった。機能させられれば、僕たちには勝てるクルマがあるということだからね」

「シーズンが終わるまでに僕たちには勝つチャンスがあると思う。チャンスはあと2回だ。僕たちはお互いにプッシュしている。来年も喜んでこれを続けていくつもりだ。今のところ、良いライバル関係だ」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング / F1ブラジルGP