2026年F1バーレーンテスト3日目:アントネッリが最速 メルセデスが1-2締め
2026年F1バーレーンプレシーズンテスト第1週最終日は、メルセデスがタイムシートの最上段を独占する形で幕を閉じた。午前にジョージ・ラッセルが最速タイムを記録し、午後にはアンドレア・キミ・アントネッリがそれを更新。シルバーアローが1-2体制を築き、2026年レギュレーション下での有力候補との見方を強めた。

アントネッリは1分33秒669をマークし、午前最速だったラッセルの1分33秒918を0.249秒上回った。両者は今週唯一、1分34秒を切ったドライバーとなった。

前日にはパワーユニットの問題で走行時間を失っていたメルセデスだが、最終日はその不安を払拭する内容となった。

フェラーリはルイス・ハミルトンが終日走行を担当。午前に1分34秒209を記録し、メルセデス勢に次ぐ最速タイムを残した。ハミルトンはロングランプログラムを消化し、150周を走破したが、終盤にターン8でコースオフ。燃料系トラブルの可能性が指摘され、セッション終了を待たずに走行を終えた。

マクラーレンのオスカー・ピアストリは終日走行で161周を記録し、今週最多周回を達成。タイムは総合4番手だった。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが5番手、アイザック・ハジャーが6番手に続いた。ハジャーは新パワーユニットについて前向きな評価を示している。

ハースF1チームはエステバン・オコンとオリバー・ベアマンが走行を分担し、それぞれ7番手と10番手。間にアルピーヌのフランコ・コラピントが入り8番手となった。アウディはニコ・ヒュルケンベルグがトップ10を締めくくったほか、ガブリエル・ボルトレトが14番手だった。

ウィリアムズはアレクサンダー・アルボンが終盤にロックアップを喫する場面もありながら11番手。リアム・ローソンが12番手、カルロス・サインツJr.が続いた。

アストンマーティンとキャデラックは引き続き課題を抱えた。バルテリ・ボッタスは冷却系トラブルにより序盤にマシンを止め、赤旗の原因となった。修復後に再走行したが、チームは105周にとどまった。セルジオ・ペレスは午後に交代し、レース距離以上を走破した。

アストンマーティンはランス・ストロールが多くの時間をガレージで過ごし、72周にとどまった。ストロールは現時点でトップから約4.5秒遅れているとの見解を示している。

周回数ランキングでは、ピアストリ(161周)、ハミルトン(150周)、コラピイント(144周)、ローソン(119周)が100周超を記録。チーム別ではマクラーレンが最多走行距離を確保し、フェラーリ、ウィリアムズ、ハース、アルピーヌ、メルセデスが続いた。メルセデスはアントネッリが午後序盤を失った影響がなければ、さらに上位に位置していた可能性もある。

今回の3日間は2026年体制で行われる最初の公式テストであり、各チームは収集した膨大なデータを解析した後、2月18日から20日に同じバーレーンで行われる最終テストに臨む。その後、3月の開幕戦メルボルンへと向かう。

2026 F1 バーレーングランプリ

2026 F1 バーレーンテスト 3日目 結果

1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) - 1分33秒669 / 49周
2.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - 1分33秒918 / 78周
3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) - 1分34秒209 / 138周
4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - 1分34秒549 / 153周
5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分35秒341 / 61周
6.アイザック・ハジャー(レッドブル) - 1分35秒610 / 53周
7.エステバン・オコン(ハース) - 1分35秒753 / 68周
8.フランコ・コラピント(アルピーヌ) - 1分35秒806 / 137周
9.オリバー・ベアマン(ハース) - 1分35秒972 / 70周
10.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) - 1分36秒291 / 49周
11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) - 1分36秒793 / 71周
12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) - 1分36秒808 / 119周
13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) - 1分37秒186 / 68周
14.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) - 1分37秒536 / 60周
15.ランス・ストロール(アストンマーティン) - 1分38秒165 / 69周
16.バルテリ・ボッタス(キャデラック) - 1分38秒772 / 37周
17.セルジオ・ペレス(キャデラック) - 1分39秒251 / 62周

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カテゴリー: F1 / F1レース結果