F1イタリアGP 予選 (ドライバーコメント)
FORMULA 1 GRAN PREMIO SANTANDER D'ITALIA 2010
1位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「ついにポールポジションだ! ここにいる全てのフェラーリファンの前で最高の結果だを手に入れることができた! Q3のために2セットの新品ソフトタイヤをセーブできたので、2回目の走行で完全に全てを使い果たす前にすぐにタイムを記録することができた。実際、最初の走行でのタイムは十分に良かった。チームと僕はあまりに長い間ポールがなかったし、2台のフェラーリがトップ3にいるのは素晴らしい結果だ。このトラックで、クルマは本当に厳しい時間を過ごしていたので、僕たちは全てのパラメーターをコントロールし続けなければならない。僕たちは多くのポイントを持ち帰るためにこのチャンスを最大限に生かさなければならない。良いスタートを決めて、出来る限りクリーンに最初のシケインに取り組むつもりだ。一周目は常に難しいからね。僕たちにはこのような結果が必要だ。クルマに疑問が持ち上がったスパのような週末もあったけど、ここでは毎日とても改善している。明日は素晴らしいファンの前で1-2を成し遂げられれば素晴らしいだろうね。スペインのようにここ居心地良く感じている」
2位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「週末を通して、2つのダウンフォースパッケージの高い方を走らせることに週末ずっと満足していた。クルマの感覚はとても良かったし、リアのスタビリティにも満足している。いろいろなところで小さなタイムを見つけ続けられればコンペティティブになれる。シングルラップでもクルマは良いけど、僕たちはロングランのペースの方がいいので、本当の利点は明日のレースで感じられると思う。僕たちはほとんどのドライバーより多くのダウンフォースで走っている。最初の数周はトリッキーになるだろうけど、レースではより一貫性があると思う。今週末のレースのために素晴らしいパッケージを持ち込んでいくれたチーム全員に心から感謝したい。僕たちのクルマは常に進化している。明日、上位は激しいバトルになるだろうけど、フロントローからスタートので、目標は優勝でなければならない。ここで勝つことはとても重要なことだ。家にはワールドチャンピオンのトロフィーがあるけど、そこに留まらせて置きたいね!」
3位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「今日はポールを獲れたかもしれないけど、Q3ではベストな戦略を採れなかったかもしれない。Q2で、ソフトタイヤでのタイムは3周目に出ていたので、次のパートでは3周連続で走ることを選んだけど、望んでいたようにはならなかった。2回目の走行でもポールを獲るために十分に改善することができなかった。それでも良い予選だったし、クルマのパフォーマンスには満足している。今日もまだ改善していた。昨日の午前中と比較していろいろなものを変更したけど、よりコンペティティブになったと思う。モンツァではあまり運がなかったけど、明日は良いグリッドポジションからスタートする。とてもモチベーションになっているし、特にファンが満足してくれているのを見るときはさらモティベーションになる。それらに応えられたら最高だろうね」
4位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「今日の予選にはかなり満足している。ここは周りがタイトだし、うまくやるのはそう簡単ではない。シケインをハードに攻めているとき、簡単に行き過ぎてしまう。スタッフは素晴らしい仕事をしてくれた。ウイングレベルを上げ下げしていたけど、モンツァでマシンを最高のセットアップにするためにみんなが同じポジションにいた。P3でトラックに止まってしまったあと、クルマを戻すのに時間がかかってしまったのは助けにならなかったけど、僕たちはクールなままだ。オプションタイヤであまり多くのラップができなかったけど、エンジニアはセバスチャンのデータを見ることができるし、チームは同じ情報を与えるために密接に取り組んでくれたので助かった。今日のフェラーリは速かったね。良いレースになるだろう」
5位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「少し失望している。今週末Fダクトなしで走ることは間違っていたようだ。今日はまったくダウンフォースがなかったし、クルマがコーナーでスライドしていた。クルマはそれ以上与えてくれなかったので、ハードにプッシュすることができなかった。明日のレースではトップスピードは良いだろうけど、コーナーでクルマがスライドするだろうから、追い抜くために十分に近づくことができなくて厳しくなるだろう。でも、素晴らしい仕事をしたジェンソンを祝福しなければならないね。今日はシーズンで最高の予選パフォーマンスではなかったけど、明日は全力でプッシュし、3列目から多くのポイントを獲得するために戦うつもりだ。タフなレースになりそうだね」
6位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「少し失望している。昨日はとても速かったし、午前中もまずまずのペースがあった。午後のスピードがどうだったかはわからない。少ない燃料を積んだ午後よりも昨日の方が3-4kphは速かった。モンツァにはストレートが多いので、かなり高くついた。でも、僕たちには良いレースカーがあるので、明日どのようなことをもたらせるか見てみよう。重い燃料では違ってくるだろうし、僕たちは異なるアプローチを見ている。例えばマクラーレンは一人が低いウイングで走って、もう一人が高いウイングなので、重い燃料でどのように働くか見てみるよ。レース序盤はかなり滑りやすいかもしれない。僕たちがここで速くないのはわかっているけど、何ができるか見てみるよ」
7位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)
「7番手は間違いなく今日できた最高のパフォーマンスだったので、チームと僕は満足していいと思う。でも、もっと上のグリッドにいたのは確かだし、あまりこのような結果に満足することに慣れてはいけない。レース仕様の方が予選よりも強いかもしれないので、明日はトップ6の間に何かが起これば、2つくらい順位を上げて良いポイントを獲得できると期待している
8位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ウィリアムズ)
「とってもポジティブな予選だったし、今日ここでドライブするのは本当に楽しかった。クルマの感覚は良いし、本当にトラックを楽しんでいる。ハーモニーと呼べるかもしれないね!多くの自信を与えてくれたし、セクター1ではもっと速く走れたかもしれないけど、それによってQ3では物凄いラップを決めることができた。全体的に本当に満足しているし、トップスピードのためにストレートでうまく働くけど、コーナーリングでのバランスも完璧な素晴らしいエアロパッケージを開発してくれたファクトリーに感謝しなければならない。午後のパフォーマンスによって、今は明日のレースを本当に楽しみにしている」
9位 ロバート・クビサ (ルノー)
「今日は、通常の予選セッションでは7番手が望める最高のグリッドだとわかっていたけど、メルセデスとウィリアムズとのバトルは非常にタイトだった。Q2ではいいタイムが出せたし、1回の走行だけで通過できたので、最終セッションに向けてオプションタイヤをセーブすることができた。最初の走行でピットに入ると決断したときにベストタイムを2秒縮められていたので、最後の走行では2タイムドラップをしていたらもっと改善したかもしれない。でも、残念ながらタイムを繰り返すことができなかった。そして7番手から100分の2秒で終えた。僕たちの周りのクルマはトップスピードでとても競争力があるので理想的ではないけど、誰によっても長い午後になることはわかっているでの、どんなチャンスでも最大限に活用できることを期待している」
10位 ルーベンス・バリチュロ (ウィリアムズ)
「去年ここで優勝しているし、このトラックに精通しているのは事実だけど、理想的なセットアップを見つけるのはかなり難しかった。もっと上を期待していたし、7番手あたりは可能だったかもしれないけど、ここまでポテンシャルをあまり最適化できていなかった。でも、明日のレースではまだ多くのチャンスがあるし、良い結果を出せると確信している」
13位 小林可夢偉 (ザウバー)
「今日の予選はなんの問題もなく、タイム的にもポジション的にも最大限の結果だったと思います。ひとつ前の12番手にはミハエル(シューマッハ)がいますけど、彼とのタイム差はコンマ3秒とちょっと大きい差でした。昨日のフリー走行1回目に比べると、ずいぶんとクルマのバランスも良くなったし、グリップレベ ルも上がったことで、かなり自信を持っています。もちろん明日の決勝レースでは入賞してポイント獲得を狙いにいきます」
24位 山本左近 (ヒスパニア・レーシング)
「昨日はメカニカルトラブルによって十分な走行を重ねることができませんでした。午前中の3回目のプラクティスではドライブシャフトにトラブルが発生して、セッションが終わる前にストップしなければなりませんでした。そのため、予選前のセッションでオプションタイヤを使うことができませんでした。クルマを用意して、うまく準備してくれたチームにチームに感謝したいです。明日は全力を尽くしますし、レースを楽しみにしています」
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