フェルスタッペン開幕5戦連続ポールでレッドブルがF1中国GP最前列独占
2024年のF1世界選手権 第5戦 中国GPの予選が4月20日(土)に上海インターナショナル・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペンが開幕から5戦連続となるポールポジションを獲得した。角田裕毅は19番手だった。
予選全てのセッションでタイムシートのトップに立ったフェルスタッペンは1分33秒660で通算37回目のポールポジションを獲得。2009年にセバスチャン・ベッテルが同じ中国GPでチームに初ポールポジションをもたらしてからレッドブル・レーシングにとって通算100回目のポールポジションとなった。
2番手にはチームメイトのセルジオ・ペレスが続き、レッドブル・レーシングが2戦連続となるフロントロー独占となった。
気温21度、路面温度35度のドライコンディションで公式予選はスタート。午前中に19周のスプリントレースが行われた上海インターナショナル・サーキットだが、予選中のトラックエボリューションは大きく、その傾向はQ3まで続いた。
3番手に入ったフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)もセッション終了間際の良いタイミングでアタックした1人であり、トラックエボリューションの恩恵を受けた。チームメイトのランス・ストロールは11番手でQ2敗退となった。
4番手にランド・ノリス、5番手にオスカー・ピアストリが続き、苦手と認識していた上海でフェラーリ勢を上回った。
フェラーリは、シャルル・ルクレールが6番手、カルロス・サインツJr.が7番手。サインツはQ2で最終コーナーでスピンしてバリアにクラッシュして赤旗中断を招いたが、ノーズ交換+アルファでセッションに復帰することができた。
8番手にはメルセデスのジョージ・ラッセル。チームメイトのルイス・ハミルトンは18番手と2022年のサウジアラvビアGP以来のQ1配置を喫する対照的な結果となった。
9番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が続き、予選巧者ぶりを発揮。10番手にバルテリ・ボッタス(ザウバー)が今季初のQ3進出を果たした一方で、母国レースとなったチームメイトの周冠宇は16番手と悔しいQ1敗退となった。ザウバーは鈴鹿で投入したアップグレードが効果を発揮しているようであり、あとは決勝でのピットストップの問題を最小限に抑えることが求められる。
12番手にはRBのダニエル・リカルドが続き、Q1敗退で19番手に沈んだ角田裕毅に対して今季初めて予選結果で上回った。
アルピーヌは、アップグレードを投入したエステバン・オコンが13番手、ピエール・ガスリーが今季初となるQ2進出を果たして15番手と少しずつ戦闘力を高めている。
ウィリアムズは、アレクサンダー・アルボンがアルピヌ勢に割って入ったものの、ローガン・サージェントはQ1でスピンを喫して最下位で予選を終えた。
2024年F1中国GP決勝は、21日(日)の日本時間16時からフォーメーションラップが行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1中国GP
予選全てのセッションでタイムシートのトップに立ったフェルスタッペンは1分33秒660で通算37回目のポールポジションを獲得。2009年にセバスチャン・ベッテルが同じ中国GPでチームに初ポールポジションをもたらしてからレッドブル・レーシングにとって通算100回目のポールポジションとなった。
2番手にはチームメイトのセルジオ・ペレスが続き、レッドブル・レーシングが2戦連続となるフロントロー独占となった。
気温21度、路面温度35度のドライコンディションで公式予選はスタート。午前中に19周のスプリントレースが行われた上海インターナショナル・サーキットだが、予選中のトラックエボリューションは大きく、その傾向はQ3まで続いた。
3番手に入ったフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)もセッション終了間際の良いタイミングでアタックした1人であり、トラックエボリューションの恩恵を受けた。チームメイトのランス・ストロールは11番手でQ2敗退となった。
4番手にランド・ノリス、5番手にオスカー・ピアストリが続き、苦手と認識していた上海でフェラーリ勢を上回った。
フェラーリは、シャルル・ルクレールが6番手、カルロス・サインツJr.が7番手。サインツはQ2で最終コーナーでスピンしてバリアにクラッシュして赤旗中断を招いたが、ノーズ交換+アルファでセッションに復帰することができた。
8番手にはメルセデスのジョージ・ラッセル。チームメイトのルイス・ハミルトンは18番手と2022年のサウジアラvビアGP以来のQ1配置を喫する対照的な結果となった。
9番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が続き、予選巧者ぶりを発揮。10番手にバルテリ・ボッタス(ザウバー)が今季初のQ3進出を果たした一方で、母国レースとなったチームメイトの周冠宇は16番手と悔しいQ1敗退となった。ザウバーは鈴鹿で投入したアップグレードが効果を発揮しているようであり、あとは決勝でのピットストップの問題を最小限に抑えることが求められる。
12番手にはRBのダニエル・リカルドが続き、Q1敗退で19番手に沈んだ角田裕毅に対して今季初めて予選結果で上回った。
アルピーヌは、アップグレードを投入したエステバン・オコンが13番手、ピエール・ガスリーが今季初となるQ2進出を果たして15番手と少しずつ戦闘力を高めている。
ウィリアムズは、アレクサンダー・アルボンがアルピヌ勢に割って入ったものの、ローガン・サージェントはQ1でスピンを喫して最下位で予選を終えた。
2024年F1中国GP決勝は、21日(日)の日本時間16時からフォーメーションラップが行われる。
レッドブル・レーシングがフロントロー独占。2019年に初ポールポジションを獲得した地で通算100回目のポールポジションを達成。
2024年 F1中国GP 予選 結果・ラップタイム
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分34秒742 | 1分33秒794 | 1分33秒660 |
2 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分35秒457 | 1分34秒026 | 1分33秒982 |
3 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分35秒116 | 1分34秒652 | 1分34秒148 |
4 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分34秒842 | 1分34秒460 | 1分34秒165 |
5 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分35秒014 | 1分34秒659 | 1分34秒273 |
6 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分34秒797 | 1分34秒399 | 1分34秒289 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分34秒970 | 1分34秒368 | 1分34秒297 |
8 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分35秒084 | 1分34秒609 | 1分34秒433 |
9 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分35秒068 | 1分34秒667 | 1分34秒604 |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | ザウバー | 1分35秒169 | 1分34秒769 | 1分34秒665 |
11 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分35秒334 | 1分34秒838 | |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | RB | 1分35秒443 | 1分34秒934 | |
13 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分35秒356 | 1分35秒223 | |
14 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分35秒384 | 1分35秒241 | |
15 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分35秒287 | 1分35秒463 | |
16 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1分35秒505 | ||
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分35秒516 | ||
18 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分35秒573 | ||
19 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1分35秒746 | ||
20 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分36秒358 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1中国GP