F1ラスベガスGP シャルル・ルクレールが第1回大会のポールポジション
2023年F1第22戦ラスベガスGPの予選が現地11月17日(金)にラスベガス・ストリップ・サーキットで行われ、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)が記念すべき第1回大会のポールポジションを獲得した。
41年ぶりのラスベガスでのレースは、ラスベガスグランプリの名称では初開催。ラスベガスの煌びやかな背景、そして、F1とそのオーナーであるリバティ・メディアが主催して大々的な宣伝がなされているグランプリだ。
第1回大会となる今回は、5チームがマシンにスペシャルカラーを施し、多くのドライバーがスペシャルヘルメットを着用して特別なグランプリを演出している。
週末前に予想された1桁台の気温・路面温度とはならなかったが、新しい路面は進化率が高く、一部では予想外の結果をもたらした。
ポールポジションを獲得したのはスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール。チームメイトのカルロス・サインツを0.044秒の僅差で上回り、今シーズン5回目、通算23回目となるポールポジションを獲得した。
2番手タイムのカルロス・サインツは、フリー走行1回目にマンホールの蓋が接触する不運な事故でパワーユニットエレメントを制限以上の交換を余儀なくされ、10グリッド降格が確定している。
フロントローに並ぶのは3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。最後のアタックでミスをしてタイムを更新できず、ルクレールのタイムから0.378秒遅れでセッションを終えた。
4番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)。5番手にはピエール・ガスリーは、チームメイトのエステバン・オコンが17番手タイムだったのとは対照的に素晴らしいパフォーマンスを見せた。
そして、6番手にはアレクサンダー・アルボン、7番手にはローガン・サージェントとウィリアムズの2台が入った。トップ10に2台を送り込んだのはフェラーリとウィリアムズだけだ。地元アメリカ出身のサージェントは予選ベストリザルトを獲得した。
8番手にバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、9番手にケビン・マグヌッセン(ハース)とラスベガスで強さを見せる一方、今週末ここまで好調だったフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は10番手に終わった。
トラックレボリューションが大きく、セッションが進行するほど速くなった路面で、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とセルジオ・ペレス(レッドブル)がQ2で敗退するという波乱。ペレスに至っては、通過を見込んでガレージでノックアウトを迎えるという誤算だった。
スクーデリア・アルファタウリは2日目を迎えても苦戦を強いられており、ダニエル・リカルドがQ2に進出したものの15番手。角田裕毅はQ1でトラックリミット違反、最後のアタックでコースアウトと精彩を欠き、最下位20番手でセッションを終えた。
ラスベガスGPの決勝は、日本時間11月19日(日)の15時(現地18日22時)からフォーメーションラップが行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ラスベガスGP
41年ぶりのラスベガスでのレースは、ラスベガスグランプリの名称では初開催。ラスベガスの煌びやかな背景、そして、F1とそのオーナーであるリバティ・メディアが主催して大々的な宣伝がなされているグランプリだ。
第1回大会となる今回は、5チームがマシンにスペシャルカラーを施し、多くのドライバーがスペシャルヘルメットを着用して特別なグランプリを演出している。
週末前に予想された1桁台の気温・路面温度とはならなかったが、新しい路面は進化率が高く、一部では予想外の結果をもたらした。
ポールポジションを獲得したのはスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール。チームメイトのカルロス・サインツを0.044秒の僅差で上回り、今シーズン5回目、通算23回目となるポールポジションを獲得した。
2番手タイムのカルロス・サインツは、フリー走行1回目にマンホールの蓋が接触する不運な事故でパワーユニットエレメントを制限以上の交換を余儀なくされ、10グリッド降格が確定している。
フロントローに並ぶのは3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。最後のアタックでミスをしてタイムを更新できず、ルクレールのタイムから0.378秒遅れでセッションを終えた。
4番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)。5番手にはピエール・ガスリーは、チームメイトのエステバン・オコンが17番手タイムだったのとは対照的に素晴らしいパフォーマンスを見せた。
そして、6番手にはアレクサンダー・アルボン、7番手にはローガン・サージェントとウィリアムズの2台が入った。トップ10に2台を送り込んだのはフェラーリとウィリアムズだけだ。地元アメリカ出身のサージェントは予選ベストリザルトを獲得した。
8番手にバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、9番手にケビン・マグヌッセン(ハース)とラスベガスで強さを見せる一方、今週末ここまで好調だったフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は10番手に終わった。
トラックレボリューションが大きく、セッションが進行するほど速くなった路面で、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とセルジオ・ペレス(レッドブル)がQ2で敗退するという波乱。ペレスに至っては、通過を見込んでガレージでノックアウトを迎えるという誤算だった。
スクーデリア・アルファタウリは2日目を迎えても苦戦を強いられており、ダニエル・リカルドがQ2に進出したものの15番手。角田裕毅はQ1でトラックリミット違反、最後のアタックでコースアウトと精彩を欠き、最下位20番手でセッションを終えた。
ラスベガスGPの決勝は、日本時間11月19日(日)の15時(現地18日22時)からフォーメーションラップが行われる。
F1ラスベガスGP 予選 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分33秒617 | 1分32秒775 | 1分32秒726 |
2 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分33秒851 | 1分33秒338 | 1分32秒770 |
3 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分34秒190 | 1分33秒572 | 1分33秒104 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分34秒137 | 1分33秒351 | 1分33秒112 |
5 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分34秒272 | 1分33秒494 | 1分33秒239 |
6 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分34秒634 | 1分33秒588 | 1分33秒323 |
7 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分34秒525 | 1分33秒809 | 1分33秒513 |
8 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 1分34秒305 | 1分33秒837 | 1分33秒525 |
9 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分34秒337 | 1分33秒733 | 1分33秒537 |
10 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分34秒422 | 1分33秒617 | 1分33秒555 |
11 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分34秒307 | 1分33秒855 | |
12 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分34秒574 | 1分33秒979 | |
13 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分34秒265 | 1分34秒199 | |
14 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分34秒504 | 1分34秒308 | |
15 | 3 | ダニエル・リカルド | アルファタウリ | 1分34秒683 | ||
16 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分34秒703 | ||
17 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分34秒834 | ||
18 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1分34秒849 | ||
19 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分34秒850 | ||
20 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1分36秒447 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ラスベガスGP