F1メキシコGP 決勝:フェルスタッペンが14勝目で年間最多記録を更新
2022年F1第20戦メキシコGPの決勝が10月30日(日)にメキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が優勝した。
気温24度、路面温度40度と前日よりは低い路面温度で71周のレースはスタート。標高の高いメキシコシティでのレースは、ブレーキを労わりつつも、タイヤが大きな鍵を握るレースとなった。
優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)。ポールポジションからリードを守るとソフトからミディアムに交換する1ストップ戦略で今季14勝目を挙げてミハエル・シューマッハとセバスチャン・ベッテルが保持していた年間最多勝利記録を更新。通算34勝目。416ポイントを獲得し、年間最多ポイントも更新した。
マックス・フェルスタッペンは「素晴らしい結果だ。これまでのところ、信じられないほどの年だ。僕たちは間違いなくそれを楽しんでいるし、より多くの勝利を目指していきく」と語った。
2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)。3番グリッドからスタートしたハミルトンはオープニングラップで順位を上げ、ミディアムからハードに交換する1ストップ戦略を採用。後半はハードタイヤのスライドに苦しんだが、フェルスタッペンから15秒遅れの2位でチェッカー。2戦連続での2位表彰台。通算190回目の表彰台。
3位は母国レースとなった。セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)。タイヤ戦略はフェルスタッペンと同じだったが、ピットストップで5秒かかりタイムロス。2位のハミルトンから2.9秒差だったことを考えると、悔しいピットストップとなった。母国では2年連続での表彰台。通算25回目の表彰台。今回の結果でドライバーズランキング2位に再浮上した。
母国で表彰台に上がったセルジオ・ペレスは「良い表彰台だ。この観衆の前ではもっと良い結果を望んでいたけどそれでも3位は良い日だ」と語った。
4位はジョージ・ラッセル(メルセデス)。終盤にソフトタイヤに交換してファステストラップをマークした。
5位はカルロス・サインツ、6位はシャルル・ルクレールとフェラーリ勢。ソフト-ミディアムの1ストップを採用したが、競争力を示すことはできなかった
7位はダニエル・リカルド(マクラーレン)。角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)との接触で10秒ペナルティを科されたが、ミディアムからソフトに交換し、終盤にソフトで競争力を発揮してペナルティを跳ね返した。
8位はエステバン・オコン(アルピーヌ)、9位にランド・ノリス(マクラーレン)、10位にバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)までがポイント獲得。
ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)。序盤にランス・ストロール(アストンマーティン)との接触で5秒ペナルティを科された。
角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、11位を走行していた51周目にターン6でインサイドを楽観的についてきたダニエル・リカルドに接触され、リカルドの左フロントタイヤに右リアタイヤが乗り上げてジャンプして着地。ピットに戻ったが、サイドポッドを大きく損傷してそのままリタイアとなった。
65周目にフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がエンジン故障にとってストップ。バーチャル・セーフティカーが導入されたが、タイヤ交換などの動きはなかった。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1メキシコGP
気温24度、路面温度40度と前日よりは低い路面温度で71周のレースはスタート。標高の高いメキシコシティでのレースは、ブレーキを労わりつつも、タイヤが大きな鍵を握るレースとなった。
優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)。ポールポジションからリードを守るとソフトからミディアムに交換する1ストップ戦略で今季14勝目を挙げてミハエル・シューマッハとセバスチャン・ベッテルが保持していた年間最多勝利記録を更新。通算34勝目。416ポイントを獲得し、年間最多ポイントも更新した。
マックス・フェルスタッペンは「素晴らしい結果だ。これまでのところ、信じられないほどの年だ。僕たちは間違いなくそれを楽しんでいるし、より多くの勝利を目指していきく」と語った。
2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)。3番グリッドからスタートしたハミルトンはオープニングラップで順位を上げ、ミディアムからハードに交換する1ストップ戦略を採用。後半はハードタイヤのスライドに苦しんだが、フェルスタッペンから15秒遅れの2位でチェッカー。2戦連続での2位表彰台。通算190回目の表彰台。
3位は母国レースとなった。セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)。タイヤ戦略はフェルスタッペンと同じだったが、ピットストップで5秒かかりタイムロス。2位のハミルトンから2.9秒差だったことを考えると、悔しいピットストップとなった。母国では2年連続での表彰台。通算25回目の表彰台。今回の結果でドライバーズランキング2位に再浮上した。
母国で表彰台に上がったセルジオ・ペレスは「良い表彰台だ。この観衆の前ではもっと良い結果を望んでいたけどそれでも3位は良い日だ」と語った。
4位はジョージ・ラッセル(メルセデス)。終盤にソフトタイヤに交換してファステストラップをマークした。
5位はカルロス・サインツ、6位はシャルル・ルクレールとフェラーリ勢。ソフト-ミディアムの1ストップを採用したが、競争力を示すことはできなかった
7位はダニエル・リカルド(マクラーレン)。角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)との接触で10秒ペナルティを科されたが、ミディアムからソフトに交換し、終盤にソフトで競争力を発揮してペナルティを跳ね返した。
8位はエステバン・オコン(アルピーヌ)、9位にランド・ノリス(マクラーレン)、10位にバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)までがポイント獲得。
ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)。序盤にランス・ストロール(アストンマーティン)との接触で5秒ペナルティを科された。
角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、11位を走行していた51周目にターン6でインサイドを楽観的についてきたダニエル・リカルドに接触され、リカルドの左フロントタイヤに右リアタイヤが乗り上げてジャンプして着地。ピットに戻ったが、サイドポッドを大きく損傷してそのままリタイアとなった。
65周目にフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がエンジン故障にとってストップ。バーチャル・セーフティカーが導入されたが、タイヤ交換などの動きはなかった。
2022年 F1メキシコGP 決勝 順位・結果
順位 | No | ドライバー | チーム | GAP | INT | PIT |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 71 | 1 | |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 15.186 | 15.186 | 1 |
3 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 18.097 | 2.911 | 1 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 49.431 | 31.334 | 2 |
5 | 55 | カルロス・サインツJr. | フェラーリ | 58.123 | 8.692 | 1 |
6 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 68.774 | 10.651 | 1 |
7 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1L | 49.623 | 1 |
8 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1L | 2.192 | 1 |
9 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1L | 4.265 | 1 |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 1L | 3.385 | 1 |
11 | 40 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ | 1L | 0.625 | 1 |
12 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1L | 1.899 | 1 |
13 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1L | 11.129 | 1 |
14 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1L | 3.456 | 1 |
15 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1L | 10.455 | 2 |
16 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1L | 9.931 | 1 |
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1L | 1.532 | 1 |
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 2L | 58.831 | 2 |
DNF | 3 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1 | ||
DNF | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 2 |
A magnificent seventh double podium of the season #MexicoGP pic.twitter.com/Th9NnDD9UB
— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) October 30, 2022
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