レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンが圧勝でスプリントを制す フェラーリ勢は不要なバトルで2-3 / オーストリアグランプリ
2022年F1第11戦オーストリアグランプリのスプリントが7月9日(土)にレッドブルリンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が優勝した。

スプリントはスタート前から混乱。フォーメーションラップのスタート時に8番グリッドのフェルナンド・アロンソ(アルピーヌF1チーム)の車にタイヤウォーマーがついたままという状態でピットレーンに移動される。だが、結局アロンソはスタートすることはできなかった。

さらに周冠宇(アルファロメオ)がグリッドに着く前にエンジントラブルでストップするというトラブルが発生し、エクストラフォーメーションラップが行われ、23周で争われた。

レースは、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンが1コーナーを制し、その後はレースを支配。後続に1.675秒差をつけてトップでチェッカー。決勝のポールポジションと8ポイントを手にした。

2位にはシャルル・ルクレール、3位にはカルロス・サインツJr.とスクーデリア・フェラーリの2台が続いた。二人は序盤にポジション争いを展開し、マックス・フェルスタッペンに引き離されることに。ドライバーを自由に戦わせるという方針は素晴らしいが、チャンピオンシップを狙っているのであれば、対レッドブル、対マックス・フェルスタッペンを考えるならば不要なバトルであり、チームプレイでレッドブルを倒すことを目指す必要があるだろう。

4位はジョージ・ラッセル(メルセデス)がスターティングポジションを守り切り、5位には13番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)が続いた。

6位のエステバン・オコン(アルピーヌF1チーム)、7位のケビン・マグヌッセン、8位のルイス・ハミルトンまでがポイント獲得。

スクーデリア・アルファタウリは、ピエール・ガスリーが序盤に接触などもあり15位、14番グリッドからスタートした角田裕毅は3つポジションを落として17位でスプリントを終えた。

10位でフィニッシュしたバルテリ・ボッタス(アルファロメオF1)は、PU交換ペナルティによって最後尾スタートが決定している。

F1オーストリアグランプリの決勝は、7月10日(日)の22時(現地時間15時)からフォーメーションラップが行われる。

2022年 F1オーストリアグランプリ スプリント 結果・タイム

順位NoドライバーチームGAPINTPIT
133マックス・フェルスタッペンレッドブルLAP230
216シャルル・ルクレールフェラーリ1.6751.6750
355カルロス・サインツフェラーリ5.6443.9690
463ジョージ・ラッセルメルセデス13,4297.7850
511セルジオ・ペレスレッドブル18.3024.8730
631エステバン・オコンアルピーヌ31.03212.7300
720ケビン・マグヌッセンハース34.5383.5070
844ルイス・ハミルトンメルセデス35.4470.9080
947ミック・シューマッハハース37,1631.7160
1077バルテリ・ボッタスアルファロメオ37.5570.3940
114ランド・ノリスマクラーレン38.5801.0230
123ダニエル・リカルドマクラーレン39.7381.1580
1318ランス・ストロールアストンマーティン48.2418.5030
1424周冠宇アルファロメオ50.7532.5120
1510ピエール・ガスリーアルファタウリ52.1251.3720
1623アレクサンダー・アルボンウィリアムズ52.4120.2870
1722角田裕毅アルファタウリ54.5562.1440
186ニコラス・ラティフィウィリアムズ68.69414.1380
195セバスチャン・ベッテルアストンマーティン  1
DNS3フェルナンド・アロンソアルピーヌ  0

マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング F1 オーストリアグランプリ

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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1オーストリアGP