レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンが耐えるレースで今季6勝目
2022年F1第9戦カナダグランプリの決勝が6月19日(日)にモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が優勝した。
日曜日のモントリオールは快晴に恵まれ、現地時間14時に気温22度、路面温度41度のドライコンディションで70周のレースのスタートが切られた。
優勝はポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン。好スタートを切ってリードを維持したフェルスタッペンは、1回目のバーチャルセーフティカーでタイヤを交換する。
だが、その後の2回のピットストップは通常のタイミングで行ったが、20周目のバーチャルセーフティカー、47周目のセーフティカーで“フリー”なピットストップを行ったカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)に対してタイヤ面で不利な立場での戦いとなり、最後のリスタート後は常にDRS圏内にいるサインツのプレッシャーに晒されたが、0.993秒の僅差でトップでチェッカーを受けた。
2連勝を挙げたマックス・フェルスタッペンは、今季6勝目、通算26勝目。2位でフィニッシュした同期デビューのカルロス・サインツJr.と同じ150戦の節目のレースを勝利で飾った。サインツは通算11回の表彰台。ファステストラップを記録したが、初優勝まであと一歩届かなかった。
3位はメルセデスF1のルイス・ハミルトン。今季2度目の表彰台に笑みがこぼれた。4位にはチームメイトのジョージ・ラッセルが続き、苦しい状況が続くメルセデスF1が再び大量ポイントを積み重ねた。
5位はシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)。19番手スタートから14ポジションアップの入賞。4位のラッセルとの差は2.855秒。ピットストップで5秒以上かかるというタイムロスがあり、本来なら前で戻すはずだったDRSトレインの後方で合流してタイムをロスすることがなければ、もう1つ上の順位も可能だったかもしれない。
6位はエステバン・オコン、7位はフェルナンド・アロンソとアルピーヌF1チームがダブル入賞。2番グリッドからスタートしたアロンソだったが、タイヤ交換のタイミングとVSC導入が合わない不運もあり、最後はチームオーダーも出されてオコンの後ろでフィニッシュした。
8位はバルテリ・ボッタス、9位は周冠宇とアルファロメオF1チームがダブル入賞。10位には母国レースとなったランス・ストロール(アストンマーティン)が入った。
セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)は駆動系のトラブルによって9周目にリタイア。前日の予選でのクラッシュでバリアに刺さった状態でリバースに入れたことでクラッチを傷めていたことが原因かもしれない。
自身最高グリッドの6番グリッドからスタートしていたミック・シューマッハ(ハースF1チーム)はPU系のトラブルで19周目にリタイア。
PU交換ペナルティで最後尾からスタートした角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)はタイヤ交換朝護の47周目にターン1でクラッシュしてリタイア。
セルジオ・ペレスとミック・シューマッハのリタイアではバーチャル・セーフティカー、角田裕毅のリタイアではセーフティカーが入り、レース展開に影響を与えた。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1カナダGP
日曜日のモントリオールは快晴に恵まれ、現地時間14時に気温22度、路面温度41度のドライコンディションで70周のレースのスタートが切られた。
優勝はポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン。好スタートを切ってリードを維持したフェルスタッペンは、1回目のバーチャルセーフティカーでタイヤを交換する。
だが、その後の2回のピットストップは通常のタイミングで行ったが、20周目のバーチャルセーフティカー、47周目のセーフティカーで“フリー”なピットストップを行ったカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)に対してタイヤ面で不利な立場での戦いとなり、最後のリスタート後は常にDRS圏内にいるサインツのプレッシャーに晒されたが、0.993秒の僅差でトップでチェッカーを受けた。
2連勝を挙げたマックス・フェルスタッペンは、今季6勝目、通算26勝目。2位でフィニッシュした同期デビューのカルロス・サインツJr.と同じ150戦の節目のレースを勝利で飾った。サインツは通算11回の表彰台。ファステストラップを記録したが、初優勝まであと一歩届かなかった。
3位はメルセデスF1のルイス・ハミルトン。今季2度目の表彰台に笑みがこぼれた。4位にはチームメイトのジョージ・ラッセルが続き、苦しい状況が続くメルセデスF1が再び大量ポイントを積み重ねた。
5位はシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)。19番手スタートから14ポジションアップの入賞。4位のラッセルとの差は2.855秒。ピットストップで5秒以上かかるというタイムロスがあり、本来なら前で戻すはずだったDRSトレインの後方で合流してタイムをロスすることがなければ、もう1つ上の順位も可能だったかもしれない。
6位はエステバン・オコン、7位はフェルナンド・アロンソとアルピーヌF1チームがダブル入賞。2番グリッドからスタートしたアロンソだったが、タイヤ交換のタイミングとVSC導入が合わない不運もあり、最後はチームオーダーも出されてオコンの後ろでフィニッシュした。
8位はバルテリ・ボッタス、9位は周冠宇とアルファロメオF1チームがダブル入賞。10位には母国レースとなったランス・ストロール(アストンマーティン)が入った。
セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)は駆動系のトラブルによって9周目にリタイア。前日の予選でのクラッシュでバリアに刺さった状態でリバースに入れたことでクラッチを傷めていたことが原因かもしれない。
自身最高グリッドの6番グリッドからスタートしていたミック・シューマッハ(ハースF1チーム)はPU系のトラブルで19周目にリタイア。
PU交換ペナルティで最後尾からスタートした角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)はタイヤ交換朝護の47周目にターン1でクラッシュしてリタイア。
セルジオ・ペレスとミック・シューマッハのリタイアではバーチャル・セーフティカー、角田裕毅のリタイアではセーフティカーが入り、レース展開に影響を与えた。
2022年 F1カナダグランプリ 決勝 順位・結果
順位 | No | ドライバー | チーム | GAP | INT | PIT |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | LAP | 70 | 2 |
2 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 0.993 | 0.993 | 2 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 7.006 | 6.013 | 2 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 12.313 | 5.307 | 2 |
5 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 15.168 | 2.855 | 1 |
6 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 23.890 | 8.722 | 2 |
7 | 3 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 24.945 | 1.055 | 2 |
8 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 25.247 | 0.302 | 1 |
9 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 26.962 | 1.705 | 2 |
10 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 38.222 | 11.270 | 1 |
11 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 43.047 | 4.825 | 2 |
12 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 44.245 | 1.198 | 2 |
13 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 44.893 | 0.648 | 2 |
14 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ | 45.183 | 0.290 | 2 |
15 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 52.145 | 6.962 | 2 |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 59.978 | 7.833 | 2 |
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 68.180 | 8.202 | 1 |
DNF | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 2 | ||
DNF | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 0 | ||
DNF | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 0 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1カナダGP