F1バルセロナテスト 2日目:フェラーリのシャルル・ルクレールが最速
2022年のF1プレシーズンテストが2月24日(木)にバルセロナのカタルーニャ・サーキットで2日目を迎え、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が2日目の総合トップタイムをマークした。
2022年のF1世界選手権は、まったく新しいF1レギュレーションが導入され、空力はフロア下で50%のダウンフォースを占めるグラウンドエフェクト効果にコンセプトを変更。18インチタイヤへのインチアップも相まってF1マシンのルックスは大きく変貌を遂げた。
通常、プレシーズンテストの序盤はシステムチェックとデータ取りがメインとなるが、新世代のF1マシンで合計6日間しかテストがないため、各チームとも手の内は隠しつつも、早くからパフォーマンスのことを考えた走行プランを実施している。
初日はガレージでマシンを修復するマシンはあったものの、セッション自体は中断なく進行していた。しかし、2日目はセルジオ・ペレス(レッドブル)、ニキータ・マゼピン(ハース)がコース上でストップして2回の赤旗が提示された。だが、それは通常のことであり、むしろ初日に赤旗が出なかった方が珍しいと言える。
2日目は16名のドライバーが走行。午前と午後の4時間のセッションをこなした。
2日目のトップタイムをマークしたのはフェラーリのシャルル・ルクレール。残り1時間15分でタイムシートのトップに立つと、残り30分でC3タイヤでさらにタイムを縮めて1分19秒689をマーク。チームメイトのカルロス・サインツは66周を走行して5番手。チームとして145周を走行した。
2番手に最速のチームはアルファタウリ。ピエール・ガスリーが終日走行してこの日の個人最多となる147周を走行。残り30分でC4タイヤでアタックしたが、最終セクターでセルジオ・ペレスの後ろでタイムを失い、ルクレールから0.229秒差の1分19秒918をマークした。
3番手チームはマクラーレン。午前中にトップタイムをマークしたダニエル・リカルドは、126周を走破。その過程でC4タイヤで午前中のタイムを0.1秒弱改善し、トップから0.599秒差でセッションを終えた。
4番手チームはメルセデス。午後にルイス・ハミルトンからテストを引き継いだジョージ・ラッセルがサインツを0.009秒上回った。ハミルトンはC2タイヤで40周を走行して最下位で終えている。チームは合計で111周を走行した。
5番手チームはアストンマーティン。午後に走行したセバスチャン・ベッテルが74周を走行して6番手タイムをマーク。午前中はランス・ストロールが55周を走行して12番手。チームとして129周を走行した。
6番手チームはレッドブル。セルジオ・ペレスは午前中の終盤にターン10でストップ。ギアボックスのトラブルとされたが、エンジンのトラブルとも言われており、ガレージで3時間を過ごすことに。最終的に78周を走行して7番手タイムでセッションを終えた。
7番手チームはハース。午後に走行したニキータ・マゼピンは燃料ポンプのトラブルによって赤旗を提示し、走行時間を失いはしたものの、ウィリアムズ、アルピーヌ、アルファロメオ
8番手位チームはウィリアムズ。午後に走行したアレクサンダー・アルボンが9番手、午前中に走行したニコラス・ラティフィが11番手。合計で108周を走行した。
9番手チームはアルファロメオ。今年、中国人初のF1ドライバーとしてデビューを果たす周冠宇が午後に初登場。71周を走行して10番手タイムをマーク。午前中に走行したバルテリ・ボッタスは21周の走行に留まり、14番手だった。
10番手チームはアルピーヌ。エステバン・オコンが終日走行を行い、125周を走行してトップから2.475秒差となる14番手だった。
F1バルセロナテストは明日25日(金)に最終日を迎える。最終日は午後にトラックが人工的に濡らされ、ウェットタイヤのテストに割り当てられる。
2022年 F1バルセロナテスト 2日目 結果
カテゴリー: F1 / F1レース結果
2022年のF1世界選手権は、まったく新しいF1レギュレーションが導入され、空力はフロア下で50%のダウンフォースを占めるグラウンドエフェクト効果にコンセプトを変更。18インチタイヤへのインチアップも相まってF1マシンのルックスは大きく変貌を遂げた。
通常、プレシーズンテストの序盤はシステムチェックとデータ取りがメインとなるが、新世代のF1マシンで合計6日間しかテストがないため、各チームとも手の内は隠しつつも、早くからパフォーマンスのことを考えた走行プランを実施している。
初日はガレージでマシンを修復するマシンはあったものの、セッション自体は中断なく進行していた。しかし、2日目はセルジオ・ペレス(レッドブル)、ニキータ・マゼピン(ハース)がコース上でストップして2回の赤旗が提示された。だが、それは通常のことであり、むしろ初日に赤旗が出なかった方が珍しいと言える。
2日目は16名のドライバーが走行。午前と午後の4時間のセッションをこなした。
2日目のトップタイムをマークしたのはフェラーリのシャルル・ルクレール。残り1時間15分でタイムシートのトップに立つと、残り30分でC3タイヤでさらにタイムを縮めて1分19秒689をマーク。チームメイトのカルロス・サインツは66周を走行して5番手。チームとして145周を走行した。
2番手に最速のチームはアルファタウリ。ピエール・ガスリーが終日走行してこの日の個人最多となる147周を走行。残り30分でC4タイヤでアタックしたが、最終セクターでセルジオ・ペレスの後ろでタイムを失い、ルクレールから0.229秒差の1分19秒918をマークした。
3番手チームはマクラーレン。午前中にトップタイムをマークしたダニエル・リカルドは、126周を走破。その過程でC4タイヤで午前中のタイムを0.1秒弱改善し、トップから0.599秒差でセッションを終えた。
4番手チームはメルセデス。午後にルイス・ハミルトンからテストを引き継いだジョージ・ラッセルがサインツを0.009秒上回った。ハミルトンはC2タイヤで40周を走行して最下位で終えている。チームは合計で111周を走行した。
5番手チームはアストンマーティン。午後に走行したセバスチャン・ベッテルが74周を走行して6番手タイムをマーク。午前中はランス・ストロールが55周を走行して12番手。チームとして129周を走行した。
6番手チームはレッドブル。セルジオ・ペレスは午前中の終盤にターン10でストップ。ギアボックスのトラブルとされたが、エンジンのトラブルとも言われており、ガレージで3時間を過ごすことに。最終的に78周を走行して7番手タイムでセッションを終えた。
7番手チームはハース。午後に走行したニキータ・マゼピンは燃料ポンプのトラブルによって赤旗を提示し、走行時間を失いはしたものの、ウィリアムズ、アルピーヌ、アルファロメオ
8番手位チームはウィリアムズ。午後に走行したアレクサンダー・アルボンが9番手、午前中に走行したニコラス・ラティフィが11番手。合計で108周を走行した。
9番手チームはアルファロメオ。今年、中国人初のF1ドライバーとしてデビューを果たす周冠宇が午後に初登場。71周を走行して10番手タイムをマーク。午前中に走行したバルテリ・ボッタスは21周の走行に留まり、14番手だった。
10番手チームはアルピーヌ。エステバン・オコンが終日走行を行い、125周を走行してトップから2.475秒差となる14番手だった。
F1バルセロナテストは明日25日(金)に最終日を迎える。最終日は午後にトラックが人工的に濡らされ、ウェットタイヤのテストに割り当てられる。
2022年 F1バルセロナテスト 2日目 結果
順位 | ドライバー | チーム | タイム | GAP | 周回数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分19秒689 | 79 | C3 | |
2 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ | 1分19秒918 | 0.229 | 147 | C4 |
3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分20秒288 | 0.599 | 126 | C4 |
4 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分20秒537 | 0.848 | 71 | C3 |
5 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分20秒546 | 0.857 | 66 | C3 |
6 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分20秒784 | 1.095 | 74 | C3 |
7 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分21秒430 | 1.741 | 78 | C3 |
8 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分21秒512 | 1.823 | 42 | C3 |
9 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分21秒531 | 1.842 | 47 | C3 |
10 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1分21秒885 | 2.196 | 71 | C3 |
11 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分21秒894 | 2.205 | 61 | C3 |
12 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分21秒920 | 2.231 | 55 | C2 |
13 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分21秒949 | 2.260 | 65 | C3 |
14 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分22秒164 | 2.475 | 125 | C3 |
15 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 1分22秒288 | 2.646 | 21 | C3 |
16 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分22秒562 | 2.873 | 40 | C2 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果