F1イタリアGP フリー走行2回目:ハミルトン首位でメルセデス盤石の初日
2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPのフリー走行2回目が9月4日(金)にモンツァ・サーキットで開幕。ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。
予選および決勝と同じ時間帯となる現地時間15時から行われるフリー走行2回目。気温27度、路面温度は44度まで上昇まで上昇するなかで90分間のFP2セッションはスタートした。
セッションが開始しても、ガレージは静かなまま。5分を経過した時点から徐々にアルファロメオとハース勢がコースインする。
マックス・フェルスタッペンはセッション開始時にはマシンの作業をしていたが、無事にコースイン。メルセデス勢も25分が経過したあたりからアタックを開始する。
全マシンがミディアムもしくはハードタイヤで走行を開始。一通り確認を終えた後、ソフトタイヤに切り替えて予選にむけたマシン調整に移行する。
45分の時点ではマシンがコース上に20台のマシンが出て、そのうち15台が密集している状態。
完璧なトウを獲得できれば0.7秒を得らえるモンツァではクラッシュによる赤旗とトウを巡る駆け引きが結果を左右する。そのため、昨年の予選Q3では開始時から全ドライバーが駆け引きをしてスロー走行を行い、1台以外は時間内にアタックをできずに終了するという珍しい結末となった。今年はそれを避けるための対策が議論されている。
ルイス・ハミルトンが1分20秒645でトップタイムを記録した後、その後各マシンはロングランに移行。ただし、ランド・ノリスはエンジンにトラブルが発生し、残り10分でようやくソフトを履く。そのことには多くのチームがソフトでのロングランを終え、ミディアム、もしくはハードでのロングランを実施。
フリー走行2回目のトップタイムはメルセデスのルイス・ハミルトンの1分20秒192。2番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタスが0.262秒差で続いた。後半にはハミルトンがミディアム、ボッタスがハードとプログラムを分け、盤石の態勢で初日を終えている。
3番手には0.897秒差でマクラーレンのランド・ノリス。だが、あエンジントラブルが発生したことで、他のドライバーとは異なり残り10分でソフトでのアタックを実施した部分を加味する必要がある。
4番手はピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がホンダF1勢でトップとなる1分21秒121をマーク。5番手のマックス・フェルスタッペンはトップから1.026秒の差がついた。ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)は7番手、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)はトラックリミットを超えてベストタイムが抹消されたこともあり、14番手でセッションを終えた。
フェラーリ勢はシャルル・ルクレールが9番手、セバスチャン・ベッテルが12番手。だが、ベッテルがロングランでスピンを喫するなどマシンはまだまだ決まってはいないようだ。
メルセデスは一発で後続に1秒差をつけただけでなく、ロングランでもマックス・フェルスタッペに対して約0.5秒の差をつけており、特にルイス・ハミルトンはほぼ完ぺきな初日となった。
一方で、“メルセデス以下”のロングランは拮抗しており、前戦同様ルノーがローダウンフォースパッケージで競争力のあるロングランを見せており、レッドブル・ホンダにとって厳しい週末になるかもしれない。
F1イタリアGP フリー走行3回目は、9月5日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イタリアGP
予選および決勝と同じ時間帯となる現地時間15時から行われるフリー走行2回目。気温27度、路面温度は44度まで上昇まで上昇するなかで90分間のFP2セッションはスタートした。
セッションが開始しても、ガレージは静かなまま。5分を経過した時点から徐々にアルファロメオとハース勢がコースインする。
マックス・フェルスタッペンはセッション開始時にはマシンの作業をしていたが、無事にコースイン。メルセデス勢も25分が経過したあたりからアタックを開始する。
全マシンがミディアムもしくはハードタイヤで走行を開始。一通り確認を終えた後、ソフトタイヤに切り替えて予選にむけたマシン調整に移行する。
45分の時点ではマシンがコース上に20台のマシンが出て、そのうち15台が密集している状態。
完璧なトウを獲得できれば0.7秒を得らえるモンツァではクラッシュによる赤旗とトウを巡る駆け引きが結果を左右する。そのため、昨年の予選Q3では開始時から全ドライバーが駆け引きをしてスロー走行を行い、1台以外は時間内にアタックをできずに終了するという珍しい結末となった。今年はそれを避けるための対策が議論されている。
ルイス・ハミルトンが1分20秒645でトップタイムを記録した後、その後各マシンはロングランに移行。ただし、ランド・ノリスはエンジンにトラブルが発生し、残り10分でようやくソフトを履く。そのことには多くのチームがソフトでのロングランを終え、ミディアム、もしくはハードでのロングランを実施。
フリー走行2回目のトップタイムはメルセデスのルイス・ハミルトンの1分20秒192。2番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタスが0.262秒差で続いた。後半にはハミルトンがミディアム、ボッタスがハードとプログラムを分け、盤石の態勢で初日を終えている。
3番手には0.897秒差でマクラーレンのランド・ノリス。だが、あエンジントラブルが発生したことで、他のドライバーとは異なり残り10分でソフトでのアタックを実施した部分を加味する必要がある。
4番手はピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がホンダF1勢でトップとなる1分21秒121をマーク。5番手のマックス・フェルスタッペンはトップから1.026秒の差がついた。ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)は7番手、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)はトラックリミットを超えてベストタイムが抹消されたこともあり、14番手でセッションを終えた。
フェラーリ勢はシャルル・ルクレールが9番手、セバスチャン・ベッテルが12番手。だが、ベッテルがロングランでスピンを喫するなどマシンはまだまだ決まってはいないようだ。
メルセデスは一発で後続に1秒差をつけただけでなく、ロングランでもマックス・フェルスタッペに対して約0.5秒の差をつけており、特にルイス・ハミルトンはほぼ完ぺきな初日となった。
一方で、“メルセデス以下”のロングランは拮抗しており、前戦同様ルノーがローダウンフォースパッケージで競争力のあるロングランを見せており、レッドブル・ホンダにとって厳しい週末になるかもしれない。
F1イタリアGP フリー走行3回目は、9月5日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。
2020年 第8戦 F1イタリアGP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分20秒192 | 27 | |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分20秒454 | 0.262 | 28 |
3 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分21秒089 | 0.897 | 29 |
4 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分21秒121 | 0.929 | 25 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分21秒228 | 1.026 | 22 |
6 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分21秒313 | 1.121 | 27 |
7 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 1分21秒376 | 1.184 | 31 |
8 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分21秒389 | 1.197 | 21 |
9 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分21秒503 | 1.311 | 25 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分21秒594 | 1.402 | 27 |
11 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1分21秒697 | 1.505 | 28 |
12 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分21秒733 | 1.541 | 24 |
13 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分21秒786 | 1.594 | 24 |
14 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 1分21秒883 | 1.691 | 30 |
15 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分22秒080 | 1.888 | 22 |
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分21秒088 | 1.896 | 19 |
17 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分21秒147 | 1.995 | 27 |
18 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分22秒254 | 2.062 | 20 |
19 | 63 | ジョジ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分22秒825 | 2.633 | 25 |
20 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分22秒927 | 2.735 | 24 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イタリアGP