F1ロシアGP フリー走行1回目 | ルクレールにフェルスタッペンが僅差で続く
2019年のF1世界選手権 第16戦 ロシアGPのフリー走行1回目が9月27日(金)にソチ・オートドロームで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムを記録。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が0.082秒の僅差で続いた。
シンガポールGPとの連戦となるロシアGP。2014年に冬季オリンピックが開催されたオリンピック村の周囲に公道とクーロズドコースが混在したソチ・オートドロームは、ベルギーのスパ・フランコルシャン、イギリスのシルバーストンに次ぎ現在3番目に長いコース全長5.9kmを誇る半常設のサーキット。
90度コーナーが多い市街地コースのようなレイアウトとなっており、高速区間や中速コーナーなど、さまざまな要素が組み合わされたテクニカルコースとなっている。
夏休み後、フェラーリがローダウンフォースのスパとモンツァ、ハイダウンフォースのシンガポールとタイプの異なるサーキットで3連勝を果たしており、その両方の特性を兼ね備えたソチではフェラーリの真価が問われるグランプリになるともいえる。
ピレリは、ソチ・オートドロームにC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という3種類のコンパウンドを選択。レースではC2とC3のいずれか1セットを使用されなければならない。また、C4は予選Q3で使用しなければならない。
金曜日のソチの天候は晴れ。現地時間11時に気温22.9度、路面温度25.3度のドライコンディションで90分間のFP1セッションはスタートした。
開始25分が経過した時点でダニール・クビアトが駆動を失ってコース上でストップ。バーチャルセーフティカーが導入される。ホンダ勢は、ロシアGPで新品のスペック4エンジンを投入。クビアトは後方スタートが決定している。
折り返しとなる45分でタイムシートに立ったのはルイス・ハミルトン。だが、ブレーキのフィーリングに納得のいっていないハミルトンは、ブレーキディスクを交換している。2番手にもバルテリ・ボッタスが0.143秒差で続き、3番手のシャルル・ルクレールはトップから0.444秒差。出だしはメルセデスが速さをみせる。
その後、各チームが路面の進化に合わせてそれぞれショートランとロングランのプログラムを実施していく。
F1ロシアGP フリー走行1回目のトップタイムは、フェラーリのシャルル・ルクレールの1分24秒462。2番手にはフェラーリ勢に割って入るかたちで0.082秒の僅差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手には0.543秒差でセバスチャン・ベッテルが続いた。
4番手のバルテリ・ボッタスはルクレールから0.736秒差だが、上位3名がソフトタイヤでタイムを出したのに対し、ミディアムタイヤでタイムを出している。タイヤと燃料、タイムを出したタイミングを差し引けば、上位争いに絡めるパフォーマンスだ。
ホンダF1エンジン勢では、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンがトップから1.022秒差の6番手、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが12番手。マシントラブルでわずか5周の走行で終えたダニール・クビアトは、パワーユニット自体に問題はなく、燃料系のトラブルであると伝えられている。
終盤間際、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のDRSが壊れるトラブルが発生。また、残り30秒でダニエル・リカルド(ルノー)がクラッシュ。リアウイングが落ちそうな状態でピットに戻った。
F1ロシアGP フリー走行2回目は、この後21時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ロシアGP
シンガポールGPとの連戦となるロシアGP。2014年に冬季オリンピックが開催されたオリンピック村の周囲に公道とクーロズドコースが混在したソチ・オートドロームは、ベルギーのスパ・フランコルシャン、イギリスのシルバーストンに次ぎ現在3番目に長いコース全長5.9kmを誇る半常設のサーキット。
90度コーナーが多い市街地コースのようなレイアウトとなっており、高速区間や中速コーナーなど、さまざまな要素が組み合わされたテクニカルコースとなっている。
夏休み後、フェラーリがローダウンフォースのスパとモンツァ、ハイダウンフォースのシンガポールとタイプの異なるサーキットで3連勝を果たしており、その両方の特性を兼ね備えたソチではフェラーリの真価が問われるグランプリになるともいえる。
ピレリは、ソチ・オートドロームにC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という3種類のコンパウンドを選択。レースではC2とC3のいずれか1セットを使用されなければならない。また、C4は予選Q3で使用しなければならない。
金曜日のソチの天候は晴れ。現地時間11時に気温22.9度、路面温度25.3度のドライコンディションで90分間のFP1セッションはスタートした。
開始25分が経過した時点でダニール・クビアトが駆動を失ってコース上でストップ。バーチャルセーフティカーが導入される。ホンダ勢は、ロシアGPで新品のスペック4エンジンを投入。クビアトは後方スタートが決定している。
折り返しとなる45分でタイムシートに立ったのはルイス・ハミルトン。だが、ブレーキのフィーリングに納得のいっていないハミルトンは、ブレーキディスクを交換している。2番手にもバルテリ・ボッタスが0.143秒差で続き、3番手のシャルル・ルクレールはトップから0.444秒差。出だしはメルセデスが速さをみせる。
その後、各チームが路面の進化に合わせてそれぞれショートランとロングランのプログラムを実施していく。
F1ロシアGP フリー走行1回目のトップタイムは、フェラーリのシャルル・ルクレールの1分24秒462。2番手にはフェラーリ勢に割って入るかたちで0.082秒の僅差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手には0.543秒差でセバスチャン・ベッテルが続いた。
4番手のバルテリ・ボッタスはルクレールから0.736秒差だが、上位3名がソフトタイヤでタイムを出したのに対し、ミディアムタイヤでタイムを出している。タイヤと燃料、タイムを出したタイミングを差し引けば、上位争いに絡めるパフォーマンスだ。
ホンダF1エンジン勢では、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンがトップから1.022秒差の6番手、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが12番手。マシントラブルでわずか5周の走行で終えたダニール・クビアトは、パワーユニット自体に問題はなく、燃料系のトラブルであると伝えられている。
終盤間際、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のDRSが壊れるトラブルが発生。また、残り30秒でダニエル・リカルド(ルノー)がクラッシュ。リアウイングが落ちそうな状態でピットに戻った。
F1ロシアGP フリー走行2回目は、この後21時(現地時間15時)から行われる。
2019年 第16戦 F1ロシアGP フリー走行1回目 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分34秒462 | 20 | |
2 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分34秒544 | 0.082 | 25 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分35秒005 | 0.543 | 20 |
4 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分35秒198 | 0.736 | 28 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分35秒411 | 0.949 | 22 |
6 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル | 1分35秒484 | 1.022 | 22 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分35秒740 | 1.278 | 21 |
8 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分36秒287 | 1.825 | 20 |
9 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分36秒321 | 1.859 | 27 |
10 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分36秒516 | 2.054 | 23 |
11 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分36秒523 | 2.061 | 28 |
12 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分36秒538 | 2.076 | 25 |
13 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分36秒596 | 2.134 | 21 |
14 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分36秒714 | 2.252 | 26 |
15 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分36秒770 | 2.308 | 22 |
16 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分36秒844 | 2.382 | 30 |
17 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分37秒328 | 2.866 | 18 |
18 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分38秒520 | 4.058 | 27 |
19 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1分38秒550 | 4.088 | 5 |
20 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | 1分38秒670 | 4.208 | 29 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ロシアGP