F1カナダGP フリー走行1回目 | ルイス・ハミルトンがトップタイム
2019年のF1世界選手権 第7戦 カナダGPのフリー走行1回目が6月7日(金)にモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。
ホンダ勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが4番手、ピエール・ガスリーが13番手。トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが16番手、ダニール・クビアトが18番手で1回目のセッションを終えた。
F1カナダGPの舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットは、大西洋と北米の五大湖をつなぐセントローレンス川上の人工島に位置するサーキット。仮設でもなく、ストリートでもないが、路面のグリップ力が低く、かつサーキットバリアが市街地コースのようにギリギリにそびえ立ち、圧迫感があることが特徴。サーキットの形状は平坦で、高速コーナーなどもあまりないが、フルスロットル率の高い複数のストレートから、急激な加減速が必要とされ、パワーユニットやタイヤ、ブレーキに大変厳しい。タイヤは、前戦のモナコと同様のC5、C4、C3の最も柔らかいコンパウンドが3種類用意されている。
現地時間10時。気温17.8℃、路面温度26.7℃のドライコンディションで90分間のFP1セッションはスタート。頻繁に使用されていないサーキットの路面が汚れていることもあり、各チームが比較的スローなスタートとなった。
今回のフリー走行1回目ではウィリアムズのテストドライバーでカナダ出身のニコラス・ラティフィがロバート・クビサに代わってグランプリ週末デビュー。レーシングポイントのランス・ストロールにとっても母国グランプリとなる。
セッション前半にタイムシートのトップに立ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。2番手のルイス・ハミルトンと同タイムの1分13秒495をマーク。メルセデスは、カスタマーチームを含めて今回のF1カナダGPで“フェーズ2”と呼ぶアップグレード版パワーユニットを投入している。
セッションも残り30分に差し掛かったところで、アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィがウォールにクラッシュ。マシン撤去のためバーチャルセーフティカーが導入される。マシンはダメージを負っており、ジョビナッツィのセッションはここで終了となる。
また、シケインではフェラーリのセバスチャン・ベッテルがスピンを喫するなど、多くのドライバーがまだ汚れている路面に苦戦を強いられている。
フリー走行1回目のトップタイムは、メルセデスのルイス・ハミルトンが記録した1分12秒767。2番手には0.147秒差でバルテリ・ボッタスが続いた。
3番手タイムはフェラーリのシャルル・ルクレールが記録。トップとの差は0.953秒とこの時点では大きな差がついている。
4番手タイムはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。1台だけ新たな空力パッケージを搭載するフェルスタッペンは26周を走行して1分13秒755をマーク。フェラーリの2台に割って入った。
その他のホンダF1エンジン勢はタイムシートの下位に沈んでいる。ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)は27周を走行して13番手タイムとなる1分14秒570(+1.803)、トロロッソ・ホンダはアレクサンダー・アルボンが36周を走行して16番手タイムとなる1分14秒703(+1.936)、ダニール・クビアトが32周を走行して18番手タイムとなる1分15秒354(+2.576)でセッションを終えた。
F1カナダGP フリー走行2回目は、この後27時(現地時間14時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1カナダGP
ホンダ勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが4番手、ピエール・ガスリーが13番手。トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが16番手、ダニール・クビアトが18番手で1回目のセッションを終えた。
F1カナダGPの舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットは、大西洋と北米の五大湖をつなぐセントローレンス川上の人工島に位置するサーキット。仮設でもなく、ストリートでもないが、路面のグリップ力が低く、かつサーキットバリアが市街地コースのようにギリギリにそびえ立ち、圧迫感があることが特徴。サーキットの形状は平坦で、高速コーナーなどもあまりないが、フルスロットル率の高い複数のストレートから、急激な加減速が必要とされ、パワーユニットやタイヤ、ブレーキに大変厳しい。タイヤは、前戦のモナコと同様のC5、C4、C3の最も柔らかいコンパウンドが3種類用意されている。
現地時間10時。気温17.8℃、路面温度26.7℃のドライコンディションで90分間のFP1セッションはスタート。頻繁に使用されていないサーキットの路面が汚れていることもあり、各チームが比較的スローなスタートとなった。
今回のフリー走行1回目ではウィリアムズのテストドライバーでカナダ出身のニコラス・ラティフィがロバート・クビサに代わってグランプリ週末デビュー。レーシングポイントのランス・ストロールにとっても母国グランプリとなる。
セッション前半にタイムシートのトップに立ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。2番手のルイス・ハミルトンと同タイムの1分13秒495をマーク。メルセデスは、カスタマーチームを含めて今回のF1カナダGPで“フェーズ2”と呼ぶアップグレード版パワーユニットを投入している。
セッションも残り30分に差し掛かったところで、アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィがウォールにクラッシュ。マシン撤去のためバーチャルセーフティカーが導入される。マシンはダメージを負っており、ジョビナッツィのセッションはここで終了となる。
また、シケインではフェラーリのセバスチャン・ベッテルがスピンを喫するなど、多くのドライバーがまだ汚れている路面に苦戦を強いられている。
フリー走行1回目のトップタイムは、メルセデスのルイス・ハミルトンが記録した1分12秒767。2番手には0.147秒差でバルテリ・ボッタスが続いた。
3番手タイムはフェラーリのシャルル・ルクレールが記録。トップとの差は0.953秒とこの時点では大きな差がついている。
4番手タイムはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。1台だけ新たな空力パッケージを搭載するフェルスタッペンは26周を走行して1分13秒755をマーク。フェラーリの2台に割って入った。
その他のホンダF1エンジン勢はタイムシートの下位に沈んでいる。ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)は27周を走行して13番手タイムとなる1分14秒570(+1.803)、トロロッソ・ホンダはアレクサンダー・アルボンが36周を走行して16番手タイムとなる1分14秒703(+1.936)、ダニール・クビアトが32周を走行して18番手タイムとなる1分15秒354(+2.576)でセッションを終えた。
F1カナダGP フリー走行2回目は、この後27時(現地時間14時)から行われる。
2019年 第7戦 F1カナダGP フリー走行1回目
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分12秒767 | 31 | |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分12秒914 | 0.147 | 25 |
3 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分13秒720 | 0.953 | 24 |
4 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分13秒755 | 0.988 | 26 |
5 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分13秒905 | 1.138 | 28 |
6 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分13秒945 | 1.178 | 30 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分13秒973 | 1.206 | 34 |
8 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分14秒123 | 1.356 | 31 |
9 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分14秒172 | 1.405 | 31 |
10 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分14秒202 | 1.435 | 32 |
11 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分14秒246 | 1.479 | 33 |
12 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分14秒474 | 1.707 | 30 |
13 | 10 | ピエール・ガスリー | レッドブル | 1分14秒570 | 1.803 | 27 |
14 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分14秒582 | 1.815 | 17 |
15 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分14秒645 | 1.878 | 31 |
16 | 23 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1分14秒703 | 1.936 | 36 |
17 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分14秒812 | 2.045 | 32 |
18 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1分15秒354 | 2.576 | 32 |
19 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分15秒989 | 3.222 | 29 |
20 | 40 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分16秒199 | 3.432 | 33 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1カナダGP