F1ハンガリーGP 結果 | ルイス・ハミルトンが優勝、ガスリー6位入賞
2018年のF1世界選手権 第12戦 ハンガリーGPの決勝が7月29日(日)にブダペストのハンガロリンクで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝。フェラーリがダブル表彰台を獲得した。
トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが6位入賞。ブレンドン・ハートレーは惜しくもポイントに届かず11位でレースを終えた。
前日は雨絡みの予選となったF1ハンガリーGPだが、決勝日は快晴。気温は33.7℃、路面温度は57℃まで上がっている。現地時間15時10分、70周のレースはスタートした。
ピレリは、F1ハンガリーGPのタイヤとしてミディアム(白)、ソフト(黄)に加え、ウルトラソフト(紫)の3つのコンパウンドを選択。普段はQ3進出者はQ2で最速タイムを出したタイヤの使用が義務付けるが、予選がウエットだったため、全車が自由にスタートタイヤを選択できる。レースではミディアムもしくはソフトのどちらかの使用が義務付けられている。
トップ10ではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とカルロス・サインツ(ルノー)がソフトタイヤを選択し、それ以外はウルトラソフトを選択している。
優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン。第1スティントではウルトラソフトを労わりながらレースをコントロール。ソフトタイヤでの第2スティントでも後続との距離を引き離しての独走でトップでチェッカー。今季5勝目、通算67周目を挙げた。
2位にはセバスチャン・ベッテル、3位にはキミ・ライコネンが続き、フェラーリがダブル表彰台を獲得した。
4位にはダニエル・リカルド(レッドブル)が8台抜き。5位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)、6位はピエール・ガスリーが3度目の入賞。以下、ケビン・マグヌッセン(ハース)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、カルロス・サインツ(ルノー)、ロマン・グロージャン(ハース)までがポイントを獲得した。
【レース展開】
トップ10ではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とカルロス・サインツ(ルノー)がソフトタイヤを選択し、それ以外はウルトラソフトを選択。後方では7名のドライバーがソフト、ピットレーンスタートのランス・ストロール(ウィリアムズ)はミディアムを選択している。
オープニングラップでは、ポールポジションのルイス・ハミルトンを先頭にメルセデスが1-2をキープ。セバスチャン・ベッテルが3番手、マックス・フェルスタッペンが5番手にアップ。後方ではいくつか接触があり、シャルル・ルクレール(ザウバー)がコース脇にマシンを停めてリタイアする。
6周目、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がパワー低下を訴えてストップ。MGU-Kのトラブルだ。ここでバーチャルセフティカーが導入される。マーカス・エリクソン(ザウバー)がミディアムタイヤへと交換する。
12番手スタートのダニエル・リカルド(レッドブル)はオープニングラップの接触で順位を落とすが、9周目にポイン圏内の10番手まで順位を上げ得る。
フェラーリの無線でキミ・ライコネン(フェラーリ)のドリンクボトルが繋がっていないことが発覚。30℃を超える気温のなかで厳しい戦いを強いられることになった。
15周目に4番手を走行したキミ・ライコネンがピットイン。ソフトタイヤに交換して6番手でコースに復帰する。翌周、2番手を走行していたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がピットインしてソフトに交換。4番手でコースに復帰する。ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が3番手を走行している。
21周目、ダニエル・リカルドが6番手に浮上。フェラーリ、メルセデス、ピエール・ガスリーのトップ集団を追う。
24周目、10番手のニコ・ヒュルケンベルグがピットインして14番手でコースに復帰。翌周には9番手のブレンドン・ハートレーがピットインしてヒュルケンベルグの前、8番手を走行しいていたカルロス・サインツもピットインしてハートレーの前でコース復帰。3人はミディアムソフトを選択した。
同じ周、トップを走行していたルイス・ハミルトンがピットイン。ソフトに交換して2番手でコースに復帰する。ダニエル・リカルドがピエール・ガスリーを抜いて5番手に浮上する。6番手のガスリーと7番手のケビン・マグヌッセンとの差は約9秒。
29周目、ロマン・グロージャンがピットイン。カルロス・サインツの後ろ、ブレンドン・ハートレーの前の12番手でコースに復帰する。32周目には7番手を走行してケビン・マグヌッセンがピットインして9番手で復帰。翌周には6番手のピエール・ガスリーがピットイン。6番手をキープする。
38周目、4番手を走行していたキミ・ライコネンがピットイン。ダニエル・リカルドの後ろの5番手でコースに復帰する。
39周目、ソフトスタートでトップを走行していたセバスチャン・ベッテルがピットイン。ウルトラソフトに交換してメルセデス勢の後ろの3番手でコースに復帰する。
7番手のフェルナンド・アロンソと8番手のストフェル・バンドーンのマクラーレンの2台が続けてピットイン。ミディアムに交換して8番手と9番手で復帰。サインツを先頭とするグループの前に出ることに成功する。
45周目、5番手のダニエル・リカルドがピットイン。ピエール・ガスリーの前をキープする。
51周目、ポイント圏内を走行していたストフェル・バンドーンがスローダウン。ギアボックストラブルでコース脇にマシンを停めてリタイア。バーチャルセーフティカーが導入され、1周で解除となる。
トップのルイス・ハミルトンが20秒のリードを築いて独走するなか、2位争いが激化。セバスチャン・ベッテルがペースの上がらないバルテリ・ボッタスの1秒以内に迫るが抜くことができない。キミ・ライコネンもベッテルの1秒以内まで迫っている。
65周目、セバスチャン・ベッテルがバルテリ・ボッタスをオーバーテイク。その際に接触があり、ボッタスはフロントウイングを壊し、キミ・ライコネンにも抜かれて4番手に後退する。
68周目、4番手争いをしていたバルテリ・ボッタスとダニエル・リカルドが接触。お互いのパーツが飛び散るが走行は続行する。
ファイナルラップ、ダニエル・リカルドがバルテリ・ボッタスを抜いて4位に浮上。ルイス・ハミルトンが余裕を持ってトップでチェッカーを受けた。
カテゴリー: F1 / F1レース結果
トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが6位入賞。ブレンドン・ハートレーは惜しくもポイントに届かず11位でレースを終えた。
前日は雨絡みの予選となったF1ハンガリーGPだが、決勝日は快晴。気温は33.7℃、路面温度は57℃まで上がっている。現地時間15時10分、70周のレースはスタートした。
ピレリは、F1ハンガリーGPのタイヤとしてミディアム(白)、ソフト(黄)に加え、ウルトラソフト(紫)の3つのコンパウンドを選択。普段はQ3進出者はQ2で最速タイムを出したタイヤの使用が義務付けるが、予選がウエットだったため、全車が自由にスタートタイヤを選択できる。レースではミディアムもしくはソフトのどちらかの使用が義務付けられている。
トップ10ではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とカルロス・サインツ(ルノー)がソフトタイヤを選択し、それ以外はウルトラソフトを選択している。
優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン。第1スティントではウルトラソフトを労わりながらレースをコントロール。ソフトタイヤでの第2スティントでも後続との距離を引き離しての独走でトップでチェッカー。今季5勝目、通算67周目を挙げた。
2位にはセバスチャン・ベッテル、3位にはキミ・ライコネンが続き、フェラーリがダブル表彰台を獲得した。
4位にはダニエル・リカルド(レッドブル)が8台抜き。5位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)、6位はピエール・ガスリーが3度目の入賞。以下、ケビン・マグヌッセン(ハース)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、カルロス・サインツ(ルノー)、ロマン・グロージャン(ハース)までがポイントを獲得した。
2018年 第12戦 F1ハンガリーGP 決勝 結果
順位 | No | ドライバー | チーム |
---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ |
3 | 6 | キミ・ライコネン | フェラーリ |
4 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル |
5 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス |
6 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ |
7 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース |
8 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン |
9 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー |
10 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース |
11 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ |
12 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー |
13 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア |
14 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア |
15 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー |
16 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ |
17 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ |
16 | シャルル・ルクレール | ザウバー | |
33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | |
2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン |
【レース展開】
トップ10ではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とカルロス・サインツ(ルノー)がソフトタイヤを選択し、それ以外はウルトラソフトを選択。後方では7名のドライバーがソフト、ピットレーンスタートのランス・ストロール(ウィリアムズ)はミディアムを選択している。
オープニングラップでは、ポールポジションのルイス・ハミルトンを先頭にメルセデスが1-2をキープ。セバスチャン・ベッテルが3番手、マックス・フェルスタッペンが5番手にアップ。後方ではいくつか接触があり、シャルル・ルクレール(ザウバー)がコース脇にマシンを停めてリタイアする。
6周目、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がパワー低下を訴えてストップ。MGU-Kのトラブルだ。ここでバーチャルセフティカーが導入される。マーカス・エリクソン(ザウバー)がミディアムタイヤへと交換する。
12番手スタートのダニエル・リカルド(レッドブル)はオープニングラップの接触で順位を落とすが、9周目にポイン圏内の10番手まで順位を上げ得る。
フェラーリの無線でキミ・ライコネン(フェラーリ)のドリンクボトルが繋がっていないことが発覚。30℃を超える気温のなかで厳しい戦いを強いられることになった。
15周目に4番手を走行したキミ・ライコネンがピットイン。ソフトタイヤに交換して6番手でコースに復帰する。翌周、2番手を走行していたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がピットインしてソフトに交換。4番手でコースに復帰する。ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が3番手を走行している。
21周目、ダニエル・リカルドが6番手に浮上。フェラーリ、メルセデス、ピエール・ガスリーのトップ集団を追う。
24周目、10番手のニコ・ヒュルケンベルグがピットインして14番手でコースに復帰。翌周には9番手のブレンドン・ハートレーがピットインしてヒュルケンベルグの前、8番手を走行しいていたカルロス・サインツもピットインしてハートレーの前でコース復帰。3人はミディアムソフトを選択した。
同じ周、トップを走行していたルイス・ハミルトンがピットイン。ソフトに交換して2番手でコースに復帰する。ダニエル・リカルドがピエール・ガスリーを抜いて5番手に浮上する。6番手のガスリーと7番手のケビン・マグヌッセンとの差は約9秒。
29周目、ロマン・グロージャンがピットイン。カルロス・サインツの後ろ、ブレンドン・ハートレーの前の12番手でコースに復帰する。32周目には7番手を走行してケビン・マグヌッセンがピットインして9番手で復帰。翌周には6番手のピエール・ガスリーがピットイン。6番手をキープする。
38周目、4番手を走行していたキミ・ライコネンがピットイン。ダニエル・リカルドの後ろの5番手でコースに復帰する。
39周目、ソフトスタートでトップを走行していたセバスチャン・ベッテルがピットイン。ウルトラソフトに交換してメルセデス勢の後ろの3番手でコースに復帰する。
7番手のフェルナンド・アロンソと8番手のストフェル・バンドーンのマクラーレンの2台が続けてピットイン。ミディアムに交換して8番手と9番手で復帰。サインツを先頭とするグループの前に出ることに成功する。
45周目、5番手のダニエル・リカルドがピットイン。ピエール・ガスリーの前をキープする。
51周目、ポイント圏内を走行していたストフェル・バンドーンがスローダウン。ギアボックストラブルでコース脇にマシンを停めてリタイア。バーチャルセーフティカーが導入され、1周で解除となる。
トップのルイス・ハミルトンが20秒のリードを築いて独走するなか、2位争いが激化。セバスチャン・ベッテルがペースの上がらないバルテリ・ボッタスの1秒以内に迫るが抜くことができない。キミ・ライコネンもベッテルの1秒以内まで迫っている。
65周目、セバスチャン・ベッテルがバルテリ・ボッタスをオーバーテイク。その際に接触があり、ボッタスはフロントウイングを壊し、キミ・ライコネンにも抜かれて4番手に後退する。
68周目、4番手争いをしていたバルテリ・ボッタスとダニエル・リカルドが接触。お互いのパーツが飛び散るが走行は続行する。
ファイナルラップ、ダニエル・リカルドがバルテリ・ボッタスを抜いて4位に浮上。ルイス・ハミルトンが余裕を持ってトップでチェッカーを受けた。
カテゴリー: F1 / F1レース結果