F1 ハンガリーGP 予選 ドライバーコメント
FORMULA 1 ING MAGYAR NAGYDIJ 2009

1位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
「今日の午後の結果は素晴らしいね。ドイツのあと、僕たちがよりコンペティティブになったことはわかっていたいし、最新のアップデートにとってクルマは本当に改善されたので、僕たちは今週末アグレッシブな戦略を採る決断をした。明日の目標は表彰台でフィニッシュすることだし、ポールポジションからのスタートは、それをするための良いチャンスだ。また3つのルノーエンジンが上位3位にいることも、チーム全体が素晴らしい仕事をしていることを表している」

2位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「今日は良かった。今週末はスタートがとても難しくて、昨日のプラクティスではクルマのバランス調整に悩まされたが、一晩で良い方向に一歩前進することができた。レースにも期待できる。しかし、ここはターン1までの距離がかなり長いので、トップだろうが、2番手だろうが、3番手だろうが、後続のKERS搭載車が脅威だ。今日はちょっと緊張感の漂う予選だった。まず、イエローフラッグがあり、2回目の計測ラップでは渋滞に捉まってしまった。だから理想的な予選だったとは言えないけれど、最終予選セッションは自信があったし、結果も良かった。明日は僕たちにとって良いレースになるはずだ」

3位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「Q3はターン2でミスがあり、僕にとっては最高の予選セッションではなかったが、セバスチャンはクリーンラップを走ることができた。明日は僕たち全員にとって良いレースになるだろう。フェルナンドも良くやったと思う。上位にもう一台のルノーエンジン搭載車が入り、ポールポジションとなったのはルノーにとっても良かった。ルーベンス(バリチェロ)はQ3進出を果たせなかった。セバスチャンと僕はこのチャンスを活かせる良いポジションにいるので、ポイント獲得を果たしたい。どこかのストレートでKERS搭載車に追いつかれると思う。それがいつになるかは分からないが、仕方がないことだ」

4位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「今日の午後はとてもハードだったよ。最後のラップはあまり良くなかったので、もっと上位に近づけたかもしれないけど、4番手は明日のレースのスタートには良いポジションだ。僕たちはまだ十分に速くないし、プッシュし続ける必要があるけど、それでも、グリッドの上位列争いに戻れたのは素晴らしい気分だ。何台かのクルマを追い抜かなければならないので、僕の側のグリッドに良いグリップがあることを願っている。1コーナーにリードして入れたら素晴らしいだろうね。最後に、フェリペに最大限の祈りを捧げたい。かなり大きなクラッシュだったので、彼が大丈夫なことを本当に願っている」

5位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
「僕の見解では今日の5番手は悪くないし、明日のために本当に良いチャンスを与えてくれると思う。全体的に僕たちはここで合っていると思うし、目標は表彰台のままだ。他のみんなの燃料を見てみる必要があるし、良いスタートとレース戦略が必要だ。でも、かなり有望だと思う。レースを楽しみにしている。でも、最も重要なことは、フェリペが無事なことを願っているということだ」

6位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
「今日の午後は、トラックでグリップを見い出すのがより難しかったし、クルマはかなり滑っていた。重いタンクで良かったけど、それでもタイヤに十分に熱をいれるのは難しかった。ある地点では、タイヤに熱を入れ過ぎてしまった。正しいバランスを得ることは難しかったので、6番手は今日できた最高の結果だ。今日に関して最も励みになったことは、僕たちが上位にずっと近づいたということだ。ルイスと同じアップグレードによって、僕たちは素晴らしい進歩を遂げたし、それはチームのみんなの信じられない努力の表れだ。パドックの他のチームがこんなに大きな進歩を遂げられたかはわからない。それには励まされるべきた。仕事は僕たちを再びフロント近くに戻しはじめている。フェリペが無事なことを本当に願っている。去年の僕のバルセロナでの事故を思い出したし、怪我がないことを本当に願っているよ」

7位 キミ・ライコネン (フェラーリ)

8位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
「最初の2つのセッションではクルマはそれなりに良かったけど、どのラップもトラフィックとイエローフラッグにより完璧ではなかった。Q3でコンペティティブだと思っていたけど、残念ながら、クルマに作業を要求され、1周しかできなかったし、予定よりも4周分重い燃料だった。低い気温によりタイヤのワーキングレンジのぎりぎりだったので、クルマはプラクティスほどハンドリングが良くなかった。8番グリッドからのスタートは、理想的ではないし、僕は汚れた側からスタートにいる。でも、僕たちはポジティブなままだし、そこから何ができるか様子をみてみるつもりだ。フェリペが無事だという知らせを期待しているし、彼のことを心配している」

9位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
「予選はQ2まではうまく行っていました。再びQ3に進めたことは嬉しいですが、最後のセッションを最大限に活用することができなかったと思います。タイヤのウォームアップに苦闘していて、ラップタイムを見い出すことができませんでした。9番グリッドからのスタートで明日は少し難しくなるかもしれませんが、何ができるか様子を見てみます」

10位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
※予選中の事故により、決勝レースは欠場

11位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
「11位の予選結果だったが、10位との差は0.1秒だったので、前回のレースと比較すると大きな進歩だ。僕たちにとっては良い予選だった。Q3に届かなかったので、11位は悔しい結果だけど、明日は好きな燃料搭載量でレースをスタートできるので、良いレースが戦えると思う」

12位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
「納得がいかない結果であり、残念ながら、今日は、トップ10に入ることができなかった。ラップタイム差はとても僅差で、ほんのわずかのタイム差が大きく順位に影響する。結局のところ、僕たちは、ペースをつかめなかった。予選が終わった時点で、どこに何が足りないのか、正確に判断することは難しいが、僕たちは当然、より良い結果を求めている。僕はレースドライバーだから、決してあきらめない。決勝は長いので、何が起こるか分からない。ポイント獲得に向けてベストを尽くす」

13位 ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)
「今日の予選のために素晴らしい計画があったし、良いセッションができる自信があった。残念ながら、Q2の2回目の計測ラップでクルマのリアに問題が発生して、ラップを中止してピットに戻らなければならなかった。最初のラップで不運にもトラフィックに捕まってしまったけど、十分トップ10に進めたと思う。オーバーテイクがほぼ不可能なこのサーキットで13番手からのスタートなので、明日は本当にタフなレースになるだろう。でも、少なくとも燃料を選ぶことができるし、ポイントを獲るために全力を尽くすよ。でも、僕の今日のポジションは重要ではない。今僕が考えているのは、本当に僕の親友であるフェリペと彼の家族のことだ。彼が無事であることを願っているし、できるだけ早く元気になることを願っている」

14位 ティモ・グロック (トヨタ)
「特に午前中のフリー走行では、走行時間をロスしたものの、パッケージにとても良い手応えを感じ、クルマは競争力があったから、予選は期待はずれの順位だった。いくつかの理由で、クルマからベストのラップを引き出すことができず、残念。最後のアタックでは、最終コーナーで、他のクルマに追いつき、ほんの少しタイムをロスした。もっと速く走れた自信があるが、ハンガロリンクのようにコーナーが多いトラックの予選では、こういう事が起こりやすい。ここはオーバーテイクがほとんど不可能に近いコースなので、14番グリッドからのスタートは厳しいが、戦略で挽回をはかっていくなど、ベストを尽くしたい」

15位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
「予選が難しくなることはわかっていた。Q1では良いラップができたけど、Q2はトラフィックが多くて、ラップタイムを繰り返すことができなかず、残念ならがQ3を逃してしまった。明日は良いスタートをすることが不可欠だし、力強いレースをするためにベストを尽くすつもりだ」

16位 ニック・ハイドフェルド (BMWザウバー)
「今日の結果には本当にがっかりしている。トップ10に入れると期待していた。午前中のフリー走行では2番手タイムは、予選でのベンチマークにはならなかった。でも、少なくとも全体的にかなりうまくいっていたことは証明できた。予選での最初の走行ではパフォーマンスを確認できた。セッションのその時点では6番目に速かった。でも、2回目の走行では全てがうまくいかなかった。アウトラップでクリアーなトラックが持てなかった。それが最初の計測ラップが良くなかった理由だ。2回目の計測ラップでは僕の前に中嶋一貴がいたけど、ルーベンス・バリチェロが後ろにいたのでバックオクできなかった。そのあとターン11でワイドになってしまった。Q2に進むには十分ではなかったよ」

17位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
「今はフェリペのことを本当に心配している。彼は親友だからね。彼が大丈夫なことを願っている。個人的には今日はグリップが低くて難しくなることはわかっていたけど、Q2までたったのコンマ1〜2秒なのは少しフラストレーションが溜まるね。唯一の問題はグリップ不足だ。良いラップを行うのは難しかった。タフなレースになるだろうけど、夏休みと多くの開発物を持ち込む次のレースのためにも良いフィニッシュをしたいね」

18位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
「まず最初に、フェリペが大丈夫なことを本当に願っている。今は彼のことを本当に心配している。僕たちにとっては、残念なことに予選は期待していたほど良くなかった。午前中にミスをしてしまい、コースオフして、グリップを失い、バリアに突っ込んでしまった。みんながクルマを準備するために素晴らしい仕事をしてくれたけど、セッションの終盤に2度の計測ラップを時間しかなかった。Q2に進むにはあとコンマ数秒だったので、事故がなければかなりうまくいっただろう。18番グリッドは僕たちの後ろに少なくとも2台のクルマがいるけど、タフなレースになるだろうね」

19位 ロバート・クビサ (BMWザウバー)
「少し不運な予選だった。2回目の試みの最初の計測ラップでイエローフラッグが出てしまった。2回目と最後の計測ラップでは僕の前に2台のクルマがいた。彼らはオフラインに動いてくれたけど、汚れた空気を生み出してしまった。それで、クルマがスライドして多くのタイムを失ってしまった。今回の結果はとても期待はずれだ。明日はベストを尽くすつもりだけど、現実的に今回はとてもタフなレースになるだろう」

20位 ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)
「予選の最後がトラブルなんて嬉しい事じゃないが、スロットル・コントロールシステムにトラブルが発生した。 でも、今週末はひとつもミスを犯していないので満足だ。最初の2セットのタイヤでは良い走りができた。レースが本当に楽しみだ。僕は完走できればハッピーだよ」

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カテゴリー: F1 / F1レース結果