F1 モナコグランプリ 2018年のF1世界選手権
2018年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPのフリー走行1回目が5月24日(木)にモンテカルロ市街地コースで行われ、ダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング)が最速タイムをマークし、レッドブルが1-2体制。トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが12番手タイムだった。

伝統の一戦モナコGPが開幕。モナコGPは他のグランプリとは異なり、通常金曜日に行われるフリー走行が木曜日に開催される。

ピレリは、モンテカルロ市街地コースに今年から新たに追加された最も柔らかいコンパウドであるハイパーソフト(ピンク)を初投入。スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)と最も柔らかいレンジの3種類のコンパウンドが選択されている。

現地時間11時。やや雲がかかっているものの、快晴のなか気温21℃、路面温度33℃のドライコンディションでフリー走行1回目はスタートした。

最初にコースインしたのはマクラーレンのフェルナンド・アロンソ。昨年モナコGPを欠場してインディ500に参戦したアロンソにとっては2年ぶりのモンテカルロ市街地コースとなる。

最初にモナコのガードレールの餌食となったのはウィリアムズのセルゲイ・シロトキン。右リアタイヤをパンクさせてピットに戻った。

最初に1分12秒台に入れたのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。ハイパーソフトで昨年のFP1でルイス・ハミルトン(メルセデス)が記録したタイムをコンマ7秒上回る1分12秒723をマークした。

さらにルイス・ハミルトンが1分12秒480を記録してセッションは折り返し地点。ダニエル・リカルド(レッドブル)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)と3強がトップ6に並ぶ。

フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルド。昨年のポールポジションタイム(1分12秒178)を早くも上回り、コースレコードとなる1分12秒126を記録。2番手にも0.154秒差でマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブル勢が下馬評通りのパフォーマンスを見せている。

3番手にはトップから0.354秒差でルイス・ハミルトン、4番手にはトップから0.915秒差でセバスチャン・ベッテル、5番手にはキミ・ライコネンとフェラーリ勢。6番手にはカルロス・サインツ(ルノー)が続き、トップ6に食い込んでる。

トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが12番手タイム、ピエール・ガスリーが14番手タイムで1回目のセッションを終えた。

マクラーレンのフェルナンド・アロンソとハースのケビン・マグヌッセンはマシントラブルによって走行時間を大きく失ってる。

F1モナコGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間15時)から行われる。

2018年 第6戦 F1モナコGP フリー走行1回目

順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回
13ダニエル・リカルドレッドブル1分12秒126 36
233マックス・フェルスタッペンレッドブル1分12秒2800.15425
344ルイス・ハミルトンメルセデス1分12秒4800.35434
45セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分13秒0410.91540
57キミ・ライコネンフェラーリ1分13秒0660.94038
655カルロス・サインツルノー1分13秒4561.33039
777バルテリ・ボッタスメルセデス1分13秒5021.37639
811セルジオ・ペレスフォース・インディア1分13秒7171.59138
98ロマン・グロージャンハース1分13秒9431.81724
1035セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分13秒9621.83639
1131エステバン・オコンフォース・インディア1分14秒0001.87439
1228ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分14秒0341.90846
1327ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分14秒1342.00838
1410ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分14秒2402.11438
152ストフェル・バンドーンマクラーレン1分14秒2912.16537
1616シャルル・ルクレールザウバー1分14秒5212.39539
1714フェルナンド・アロンソマクラーレン1分14秒6372.51116
1818ランス・ストロールウィリアムズ1分14秒7822.65643
199マーカス・エリクソンザウバー1分15秒2063.0803
2020ケビン・マグヌッセンハース1分18秒8016.6757


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カテゴリー: F1 / F1レース結果