F1イギリスGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスが最速タイム
2017年 F1世界選手権 第10戦 イギリスGPのフリー走行1回目が14日(金)にシルバーストンで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録した。
高速サーキットのシルバーストン。ダウンフォースが増した2017年型F1マシンでどれくらいタイムが短縮されるかに注目が集まっている。FIAは、グランプリに先駆けて数カ所のコーナーにテックプロバリアを追加している。
ピレリは、シルバーストンにミディアム、ソフト、スーパーソフトという硬いコンパウンドを持ち込んだ。昨年のフリー走行1回目の最速タイムは1分31秒605、ポールポジションタイムは1分29秒287(ともにルイス・ハミルトンが記録)。
昨年より1時間早い現地時間9時からスタートしたフリー走行1回目。サーキットには厚い雲が立ち込め、気温15℃、路面温度22℃と例年通りの涼しいコンディションでセッションは開始された。
今回のF1イギリスGPでは、フェラーリがコックピット保護デバイス“シールド”を初テスト。セバスチャン・ベッテルがシールドが装着されたマシンで真っ先にコースインし、1周のインストレーションラップを行った。シールドでの走行は1周のみですぐに取り外された。
最初にタイムを記録したのはキミ・ライコネン(フェラーリ)。最初のアタックで1分32秒533を記録。そして7周目にスーパーソフトで1分30秒969を記録して早くも昨年のFP1の最速タイムを上回った。バルテリ・ボッタスも7周目にソフトタイヤで1分29秒876を記録して1分29秒台に入れた。
フリー走行1回目の最速タイムはバルテリ・ボッタスの1分29秒106。2番手にもルイス・ハミルトンが0.078秒差で続き、メルセデスがともにソフトタイヤで昨年のポールポジションタイムを上回る好発進をみせた。
3番手タイムはマックス・フェルスタッペン、4番手タイムをダニエル・リカルドとレッドブル勢が続いた。
フェラーリはアップデート版パワーユニットを投入。キミ・ライコネンが5番手タイム、セバスチャン・ベッテルが6番手タイム。
7番手はトロ・ロッソのダニール・クビアト。クビアトはセッション終了間際にパワーユニットにトラブルが発生していた。チームメイトのカルロス・サインツは11番手タイム。
マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが8番手タイム、ストフェル・バンドーンが10番手タイムを記録した。両ドライバーともホンダの“スペック3”エンジンを搭載しているが、アロンソはF1アゼルバイジャンGPのフリー走行でギアボックストラブルに見舞われたエンジン、F1オーストリアGPのフリー走行で不具合が検知されたバージョンのMGU-Hを搭載。エネルギーストアのみ新品の5基目を投入しており、グリッド降格ペナルティが確定。明日以降も、コンポーネントの交換が予定されている。
ウィリアムズは、フェリペ・マッサが9番手、ランス・ストロールが15番手。
フォース・インディアは、フロントエンドを中心にチーム曰く“今シーズン最大”のアップグレードを投入。セルジオ・ペレスが12番手タイム、エステバン・オコンが13番手タイム。
ハースは、フリー走行1回目にケビン・マグヌッセンに代わってフェラーリのリザーブドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィが走行を担当し、16番手タイムでセッションを終えた。ロマン・グロージャンは14番手。
17番手にニコ・ヒュルケンベルグ、18番手にジョリオン・パーマーとルノー勢、19番手にパスカル・ウェーレイン、20番手にマーカス・エリクソンとザウバー勢が続いた。
F1イギリスGP フリー走行2回目は、この後21時(現地時間13時)から行われる。
関連:【動画】 F1イギリスGP フリー走行1回目 ダイジェスト
カテゴリー: F1 / F1レース結果
高速サーキットのシルバーストン。ダウンフォースが増した2017年型F1マシンでどれくらいタイムが短縮されるかに注目が集まっている。FIAは、グランプリに先駆けて数カ所のコーナーにテックプロバリアを追加している。
ピレリは、シルバーストンにミディアム、ソフト、スーパーソフトという硬いコンパウンドを持ち込んだ。昨年のフリー走行1回目の最速タイムは1分31秒605、ポールポジションタイムは1分29秒287(ともにルイス・ハミルトンが記録)。
昨年より1時間早い現地時間9時からスタートしたフリー走行1回目。サーキットには厚い雲が立ち込め、気温15℃、路面温度22℃と例年通りの涼しいコンディションでセッションは開始された。
今回のF1イギリスGPでは、フェラーリがコックピット保護デバイス“シールド”を初テスト。セバスチャン・ベッテルがシールドが装着されたマシンで真っ先にコースインし、1周のインストレーションラップを行った。シールドでの走行は1周のみですぐに取り外された。
最初にタイムを記録したのはキミ・ライコネン(フェラーリ)。最初のアタックで1分32秒533を記録。そして7周目にスーパーソフトで1分30秒969を記録して早くも昨年のFP1の最速タイムを上回った。バルテリ・ボッタスも7周目にソフトタイヤで1分29秒876を記録して1分29秒台に入れた。
フリー走行1回目の最速タイムはバルテリ・ボッタスの1分29秒106。2番手にもルイス・ハミルトンが0.078秒差で続き、メルセデスがともにソフトタイヤで昨年のポールポジションタイムを上回る好発進をみせた。
3番手タイムはマックス・フェルスタッペン、4番手タイムをダニエル・リカルドとレッドブル勢が続いた。
フェラーリはアップデート版パワーユニットを投入。キミ・ライコネンが5番手タイム、セバスチャン・ベッテルが6番手タイム。
7番手はトロ・ロッソのダニール・クビアト。クビアトはセッション終了間際にパワーユニットにトラブルが発生していた。チームメイトのカルロス・サインツは11番手タイム。
マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが8番手タイム、ストフェル・バンドーンが10番手タイムを記録した。両ドライバーともホンダの“スペック3”エンジンを搭載しているが、アロンソはF1アゼルバイジャンGPのフリー走行でギアボックストラブルに見舞われたエンジン、F1オーストリアGPのフリー走行で不具合が検知されたバージョンのMGU-Hを搭載。エネルギーストアのみ新品の5基目を投入しており、グリッド降格ペナルティが確定。明日以降も、コンポーネントの交換が予定されている。
ウィリアムズは、フェリペ・マッサが9番手、ランス・ストロールが15番手。
フォース・インディアは、フロントエンドを中心にチーム曰く“今シーズン最大”のアップグレードを投入。セルジオ・ペレスが12番手タイム、エステバン・オコンが13番手タイム。
ハースは、フリー走行1回目にケビン・マグヌッセンに代わってフェラーリのリザーブドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィが走行を担当し、16番手タイムでセッションを終えた。ロマン・グロージャンは14番手。
17番手にニコ・ヒュルケンベルグ、18番手にジョリオン・パーマーとルノー勢、19番手にパスカル・ウェーレイン、20番手にマーカス・エリクソンとザウバー勢が続いた。
F1イギリスGP フリー走行2回目は、この後21時(現地時間13時)から行われる。
2017 第10戦 F1イギリスGP フリー走行1回目
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | 周回 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分29秒106 | 29 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分29秒184 | 29 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分29秒604 | 26 |
4 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分29秒942 | 19 |
5 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分30秒137 | 19 |
6 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分30秒517 | 19 |
7 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 1分30秒895 | 21 |
8 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 1分30秒993 | 20 |
9 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | 1分30秒999 | 26 |
10 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン・ホンダ | 1分31秒041 | 26 |
11 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 1分31秒200 | 23 |
12 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分31秒210 | 32 |
13 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分31秒297 | 33 |
14 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分31秒610 | 24 |
15 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分31秒684 | 24 |
16 | 50 | アントニオ・ジョビナッツィ | ハース | 1分32秒068 | 24 |
17 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分32秒171 | 19 |
18 | 46 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1分32秒450 | 16 |
19 | 94 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー | 1分33秒029 | 23 |
20 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分33秒399 | 26 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果