F1 イギリスGP 決勝
2013 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIX

1位 ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「モーターレースの本場シルバーストンで勝つことは、僕とチームにとって素晴らしい瞬間だ。僕たちシルバーアロー・チームには本当に大きな勢いがあるし、その一員であることを本当に誇りに思っている。この勝利は、クルマを作ることに関わっている全員のためのものだ。ルイスにとって今日は残念だった。僕のタイヤにも問題が生じていたけど、セーフティカーが入ってラッキーだった。僕たちのファクトリーはトラックまでわずか10分くらいだし、特に仲間のチームメンバーや彼らの家族の前で今日勝てたことは本当に特別なことだ。本当にエキサイティングなレースだった。タイヤを本当に慎重に管理しなければならなかったし、縁石を避けるように言われていた。最後はマークを抑えてタイヤを労わるのは難しかったけど、ポジションを維持して、僕たちにとって素晴らしい勝利を掴むことができた。今は来週のニュルブルクリンクでのもうひとつのホームレースを楽しみにしている」

2位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「なんて日なんだ!こんな結果になるなんて、誰も思っていなかったと思う。スタートがすごく悪かったんだ。最近は良いスタートが多かったので、これについては調べる必要がある。その後、グロスジャンとの接触があってウィングを破損してしまった。ピットストップでの交換の際は、メカニックたちがとても良く頑張ってくれた。セイフティカー導入を祈っていたのだけど、あんな理由では来て欲しくなかったね。自分もいつ次の犠牲者になるか分からなかった。ああなるとロシアンルーレットだ。他のドライバーにタイヤの問題があそこまで多発すると不安になる。僕はセイフティカー導入を上手く利用することができた。今日は戦略も最高だった。すごくうまくいったよ。ペースをコントロールしようとしたけれども、結局はニコで、僕も最後には離れた。あと何周か残っていたら良かったけれども、今日はそういうレースだったんだ。本当にスペシャルな日にはあと一歩だったけれども、それでもいい日だったよ」

3位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「今朝、表彰台で終えられると言われても、それが可能だとは信じなかっただろう。昨日の予選をかなり下位で終えていたし、今回のレースでの僕たちの予想は5〜6位だったし、できるだけ多くのポイントを獲得できることを願っていた。いくつかのネガティブな経験の後、今日はちょっとラッキーな出来事があったと言える。ペレスに始まり、1回目のピットストップではタイヤが完全に擦り減っていたけど、幸運にも最終コーナーだったし、そのあとはベッテルのリタイアがあった。難しい週末の最後にこんなにも順位を取り戻せるとは想像もできなかったけど、これから改善していかなければならないし、ドイツでの次のレースからそれをスタートしなればならない。僕たちが実際に後退しているのか、それとも今週末は一回限りのものなのか理解できるのはそこでだけだ。カナダGPまで、フェラーリには表彰台を争う力があった。そこでも予選ではちょっと苦戦していたけど、レースペースは素晴らしかった。今はその状況を取り戻すことが目標だ。タイヤに何が起こったかを言うには不可能だし、それは専門家が解決しなければならないことだ」

4位 ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「今日のレースにはもちろんガッカリしているし、ここシルバーストンに来てくれているイギリスのファンのみんなに勝利を届けたかった。今日のレースは僕たちにとって本当に良いスタートだった。先頭で快適に感じていたし、ペースを管理していた。タイヤ問題は本当に残念だったし、そこからは出来る限り順位を上げるために全力で戦った。いくつか良いオーバーテイクができたし、もう一周あったら、フェルナンドを抜いて、表彰台で終えられたかもしれない。全てを考えれば、10周目に最後尾になって4位になれたのはかなり良い結果だ。今日はチームにとって素晴らしい結果だ。トリッキーな状況で僕たちに勝利をもたらしたニコに心からおめでとうと言いたい。現在、僕たちはコンストラクターズ選手権で2位に浮上しているし、それはここから目と鼻の先にあるファクトリーのみんなのために素晴らしい報酬だ」

5位 キミ・ライコネン (ロータス)
「レース終盤は持ちこたえようとしたけど、たぶんタイヤが他よりも20周くらい古かったので、彼らを抑えるのは不可能だった。それまでレースはかなりうまくいっていたので残念だ。僕たちには良いペースがあったし、かなり楽に2位を確保できそうだったけど、こんなレースもある。これで期待していた結果が得られなかったレースは3戦だけど、もう少し運があって、ミスを取り除くことができれば、トップに返り咲けると思う」

6位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「レースにはとても満足している。今回は本当に非の打ちどころのないレースだった。素晴らしいスタート、完璧な1周目ができたし、キャリアでベストのひとつかもしれない。第1スティントは攻めの走りができた。10周目でターン5でコーナーのまさに真ん中でタイヤが壊れて、ピットインしなければならなかった。そのピットストップを強いられた後、自分が最後尾だとわかったし、そこからは順位を上げるために猛チャージを始めたし、多くの素晴らしい追い抜きができた。タイヤ問題がなければ、表彰台も可能だったと思う。今日はクルマのフィーリングが良かったし、僕もフェルナンドも先頭を戦えることを示していた。今、僕たちの最大の懸念は安全性を解決することだ。僕でさえ、今日何が起こったのか伝えることはできないし、安全ではないことをわかって走ることは不可能だからね。幸運にも深刻なことは何も起こらなかったけど、僕たちが目にしたのはとても危険なものだ。以前すでににバーレーンで2回この問題があったし、できるだけ早くなんとかしなければ、再び起こると思う。数日後に僕たちはニュルブルクリンクにいる。とても好きなトラックだし、さらに前でスタートできるように予選でもっと競争力があるクルマを得て、また力強いレースができることを願っている」

7位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
「レースのスタートはとても良さそうだった。僕たちはずっと2ストップ戦略を予定していたし、1周目に4番手まで順位を上げていたからね。タイヤを労わって、維持し続けるのはチャレンジングだったけど、僕にとっての一番の問題は2回目のセーフティカーだった。周りのクルマがピットストップを選択したからね。僕はステイアウトして、リスタートでは3番手だったけど、フレッシュなタイヤを履いた後ろのクルマに大きなアドバンテージがあったし、最後の数周であっさりとオーバーテイクされてしまった。フィニッシュ目前で後退するのは残念だったけど、7位は多くのポイントを与えてくれるし、満足できる結果だと思う」

8位 ダニエル・リカルド (トロ・ロッソ)
「波乱のレースだったけど、そのほとんどで僕はかなり力強いポジションにいた。スタートはベストとは言えなかったけど、なんとか順位を上げることができた。でも、そのあと両方のピットストップでちょっとタイムを失ってしまった。レース終盤、とても良いペースがあったけど、戦略が違っていたらもっと良い結果を出せたかもしれない。最後のセーフティカーが出る前はフォース・インディアとフェラーリ勢と戦うことができていた。最後、僕は中古のタイヤだったし、3回目のタイヤ交換を行ったドライバーに抜かれてしまった。8位は良い結果だけど、もっと多くのポイントを獲得できるチャンスを逃してしまったと思っている。今日、僕たちはフェラーリ勢よりも速かったけど、彼らの後ろでフィニッシュしたからね。特にマッサはタイヤトラブルを抱えていた。ちょっと残念だ。何人かがトラックを離れているのを見続けたけど、タイヤに何が起こったのかはわからないし、至る所にデブリがあった。ちょっと危険だったし、僕たちはそれを調べる必要がある。僕のタイヤは通常のデグラデーションだった」

9位 ポール・ディ・レスタ (フォース・インディア)
「僕にとって最もクリーンなレースというわけではなかったけど、今週末に起こった全てのことを考えれば、今日2ポイト採れたことには満足していいと思う。ニコ(ヒュルケンベルグ)を追い抜こうとしてフロントウイングを失ってしまうというちょっとダラしないレースだった。セーフティカーが入ったときに交換することを選択したし、それによっていくつかポジションが犠牲になってしまったかもしれない。レース終盤、僕は新品タイヤを履いていたし、リカルドを追いかけていたけど、ラップが足りなかったし、彼にはちょっと手が届かなかった。今週末は浮き沈みがあったけど、連続ポイントは続けられて良かったし、僕たちはチームのために再びダブルポイントを獲得することができた」

10位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー)
「今日のレースはとても楽しかった。いくつか良い戦いができたし、限界までプッシュすることができた。シルバーストンのようなこのような高速トラックでクルマを走らせるのは楽しい。レースに関しては、2回のセーフティカーとコース上の多くのタイヤデブリによって何が起こっているのか見失ってしまった。第2スティントではスローパンクチャーが起きてしまい、それで早めにピットインしなければならなかった。僕たちのスピードは予想通りだったと思うし、全体的に昨日の予選よりも良かった」

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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イギリスGP