F1 中国GP 予選:ドライバーコメント
2013 FORMULA 1 UBS CHINESE GRAND PRIX
1位 ルイス・ハミルトン (メルセデスAMG)
「ポールポジションは今日の僕たちにとって素晴らしい結果だし、チームとの3戦目でそれを達成できたことは本当に嬉しい。エンジニアが僕がポールだと教えてくれた後、無線がオフになっているのを確認しなければならなかった。とても興奮していたからね! 僕たちの誰もシーズンのこの段階でこのレベルのパフォーマンスは期待していなかったし、本当にボーナスだ。スタッフは本当に懸命に仕事を続けているし、プッシュしている。ファクトリーやこのトラックにいる全員にシルバーアローでの僕の初ポールを届けることができてとても嬉しく思う。明日のレースでもこのポジションを維持できれば最高だろうけど、チャレンジングなレースになるだろうし、レースがどれくらいタフかについては現実的だ。ソフトタイヤはあまり長く持たないし、速いドライバーの何人かがミディアムでスタートするので、面白いレース展開になるだろうね。楽しみにだし、全力を尽くすつもりだ」
2位 キミ・ライコネン (ロータス)
「このチームでのベストな予選結果だし、それは嬉しいけど、もちろん、常にポールを望むものだ。ここまでかなりトリッキーな週末だったし、セットアップにいくつか小さな問題があった。でも、正確なセットアップを得るのはいつだって難しいことだし、今はクルマはうまくは働いているように思う。明日はもちろんタイヤが疑問符だ。何人かプライムでスタートするドライバーがいるけど、僕たちは自分たちがベストだと考える戦略を選んだ。明日はここまでのシーズンと同じようにデグラデーションをうまく管理できて、良いレースができることを願っている」
3位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「2台がトップ5で予選を終えられたことは、レースに期待を持てる結果だ。F138は週末ずっと競争力があったし、それは僕たちが前進したことを意味する。チームの仕事によるものだ。ここに持ち込んだアップデートのいくつかは期待通りに働いているけど、さらなる作業が必要なものもある。ベストな戦略を立てるという点で長い夜になるだろうし、僕たちのメインのライバルがほぼソフトタイヤでスタートすることを考えれば、それは全員にとって同じだろう。レッドブルの選択は心配していないし、メルセデスは通常僕たちよりもデグラデーションが高い。面白いレースになると思うし、ロータスがうまくタイヤを管理しているので、最大の脅威はライコネンかもしれない」
4位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスAMG)
「今日はとても良いチームリザルトだし、4番手はまずまずのグリッドポジションだ。午前中にハイドロ系の問題で予選シミュレーションをすることができなかったのはちょっと不運だった。なので、予選セッションで遅れを取り戻して、やり方を見つける必要があった。初期のセットアップはルイスのセッティングを参考にさせてもらったけど、うまくいった。Q3のラップの最終コーナーで小さなミスをしてしまい、おそらくコンマ1秒と2つくらい順位を失ってしまったかもしれない。でも、レースにむけて良いポジションにいるし、今週末はレースペースにかなり取り組んできたので、明日はいくつか順位を上げられることを期待している。何人かはミディアムタイヤでスタートするので面白いレースになりそうだし、何が起こるか楽しみにしている」
5位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「クルマもうまく働き、速かったし良い予選だった。正直、2回目と3回目のプラクティスセションでのパフォーマンスからトップ3でスタートできると思っていたけど、ライバルの方が多くの燃料で走っていたみたいだし、グリッドで1〜2個の場所よりも戦略の方がかなり重要なのも事実だ。今日の予選は異なる戦略が特徴的だった。ミディアムで次のパートに進むのは難しそうだったので、僕たちはむしろQ1の最初の走行からソフトタイヤを使うことを選んだ。それによって、非常に接戦で3ストップが必要かもしれない明日のレースのためにタイヤをセーブできた。今日、僕たちのメインのライバルは僕たちよりうまくやったかもしれないけど、レースは長いし、何が起こるかわからない。タイヤマネジメントと戦術的な選択が鍵になるのは確かだ」
6位 ロマン・グロージャン (ロータス)
「金曜日が難しかったし、土曜日の午前中にも時間を逃してしまったので、チャレンジングな週末だった。でも、やっと仕事に戻ることができたよ。僕たちはあちこちで小さな問題に追われていたけど、エンジニアたちが懸命に作業をしてくれたし、クルマを今の位置まで持ってくれるために素晴らしい仕事をしてくれた。Q1でのオプションでの1周目は、実際、そのタイヤでの週末の1周目だったし、セットアップ面はちょっと手探りだったけど、かなりうまくいったと思う。もちろん、常にもっとうまくやりたいものだけど、全体的には満足している。クルマはずっと良くなっていたし、レースで何ができるか様子をみてみたい」
7位 ダニエル・リカルド (トロ・ロッソ)
「Q3に進めてとても嬉しい。去年のバーレーンでトップ10に入って以来なので、ほぼ1年ぶりだ。明日はもちろん力強いレースがしたいし、この7番グリッドを最大限に生かすために全力を尽くしたい。エキサイティングなレースになると思う。全員が金曜日のロングランでオプションに苦戦していたので、今日は僕たちの大部分が明日のためにタイヤをセーブすることを考えて、Q3のギリギリまで出るのを待っていた。この結果は、僕だけでなく全員のスピリットを押し上げてくれるし、明日のスタートが本当に待ち切れないよ! ファクトリーのスタッフは本当に一生懸命に仕事をしてくれたし、彼らがクルマを速くしてくれた。本当にみんなよくやってくれた」
8位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「僕たちの狙いは、例えそれが予選10番手だったとしても、グリッドのプライムタイヤ走行者のなかで1番になることだったし、僕たちはそれを達成した。それが僕たちが持っているものでやれるベストだった。それでも、予選パフォーマンスには満足するべきだと思う。僕たちにはまだ上位勢のペースはないけど、Q2を7番手で終えられたことには本当に満足だった。Q3ではレッドブルの2台を上回っているし、それを2分のラップでやったのは驚くべきことだ! 前の全員がグレイニングの出ているソフトコンパウンドでスタートするし、昨日のプラクティスで重い燃料でソフトにグレイニングが出るのを確認していたので、かなり面白いレースになりそうだ。最初の10周は波乱に富んだものになるだろう。良いスタートを決めることができれば、前にクリーンエアが見つけられるかもしれないし、何が起こるか様子を見てみるつもりだ」
9位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「僕たちは前のクルマとは明かに異なる戦略だし、それがうまく働くかどうかは明日にならなければわからないけど、事実に基づいた適切なことをしたと確信している。今日の予選は通常のアプローチとは異なっていたし、全員がラスト数分に全てを賭けていた。とても静かだったし、そのあと全員が同時にラップを始めるために列になったけど、問題はなかった。明日、僕たちにはタイヤを選択できるアドバンテージがあるし、様子をみてみるつもりだ」
10位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー)
「とても成功した予選だったと思う。予選までに10番手でフィニッシュできると教えられても信じられなかっただろうね。Q3では、その方がより多くの選択肢があると考えて、ラップタイムを記録しなかった。Q2はかなり頑張ったし、良いラップだった。チームがトラックに持ち込んだアップデートはかなりうまく働いているし、予選では全てがスムーズに進んだ。クルマのバランスにはそれなりに満足しているし、明日を楽しみにしている。Q3で走らずに、その代わりにタイヤをセーブするというアプローチに関しては正しいことを全てやったと思うし、スタートのタイヤを自由に選択できるのでアドバンテージになるはずだ。これから適切な選択をしなければならない」
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