F1 ドイツGP
FORMULA 1 GROSSER PREIS SANTANDER VON DEUTSCHLAND 2012

1位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「スタートからフィニッシュまでとても接戦だった。僕たちは最速のクルマを持っていなかった。マクラーレンとレッドブルの方がちょっと速かったけど、追い抜くには十分ではなかった。チームはいくつか戦略的な決断をして、両方のピットストップでそれがうまくはまった。集中しなければならないことはわかっていたし、特にターン6ではKERSを使ってポジションを守った。そのあとの第3セクターではオーバーテイクできる場所はなかった。ずっと可能な限りタイヤを管理しようとしていた。もちろん、リラックスできる瞬間などなかったけど、ガレージやピットウォールにいるチーム、テレビの前に座っているファンよりは落ち着いていたと思うよ! ヘレスやオーストラリアでの開幕戦での僕たちのポジションを思い返せば、素晴らしい方法で状況に対応してくれたマラネロのみんなに感謝しなければならない。昨日、ウェットでポールを獲得した後に予想していた通り、クルマはとても強かった。集中し続けなければならないし、信頼性やピットストップの問題を避けなければならない。それに関しては最高のチーム、多くの優勝を経験してきたチームを頼りにできる。僕はドライビングとチームを助けることを考えるだけでいい。常に100%を与えたいし、日夜その目標に向かって作業していきた。誰よりもうまく準備してハンガリーに行きたい。身体的にも、精神的にも、モチベーションに関してもね。常にトラックでこの競争に勝とうとしている。ブダペストはうまくいくと思っているし、悲観的になる理由はない。でも、レッドブルとマクラーレンの方が速かったことは忘れてはいない。4週間で獲得できるポイントが75ポインある7月が重要になるだろうと言ってきたし、ここまで僕たちは43ポイントを持ちかえっている。ハンガリーでその仕事を終えたいね」

※2位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「今日はそれなりのレースができた。フェルナンドに近づいたときは十分なペースがなかったし、先に良いピットストップをしたジェンソンにポジションを奪われはしたけどね。その数周前に周回遅れを逃れようとしたルイスによってタイムを失ってしまった。レース終盤、ジェンソンのタイヤは無くなっていたし、再びギャップを縮めることができた。そのあとは、場所というよりもタイミングが問題だったし、彼をオーバーテイクしようと試みた。彼はブレーキをかけてインサイドにいた。僕は彼がどこにいたのか確信がなかったし、その時点で彼のことが見えなかったので、十分なスペースを与えるために滑りやすいペイント部部のオフラインを走った。彼の前に留まって追い抜くことができた。クラッシュはしたくなかったし、彼に十分なスペースを与えようと思っただけだ。彼を尊重しているし、彼を押しやろうとは思わなかった。ホームレースで表彰台に上がれて良かったけど、スチュワードの決定を尊重しなければならない」

3位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「本当に良いレースができたし、本当に楽しめた。良いスタートが切れたし、ニコ(ヒュルケンベルグ)とミハエル(シューマッハ)を良い動きで追い抜いて、午後ずっと力強いペースがあった。セバスチャン(ベッテル)の追い抜きはかなり簡単な問題だ。規約にはトラック外でアドバンテージを得てはならないと記されている。僕のリアタイヤにはダメージがあったので、レース終了までに彼にはもっと多くのチャンスがあったはずだ。フェルナンド(アロンソ)を捕えるために懸命にプッシュしなければならなかったので、レース終盤には何も残っていなかったからね。チェッカーフラッグの2周前にはラバーがなくなっていた。今日は2つの非常にポジティブな点があった。1つ目は、オーバーテイクがとても難しかったけど、スピード面でフェラーリとレッドブルに対抗できたことだ。アップグレードパッケージがうまく機能している。予選をまとめることができれば戦えるはずだし、今シーズン、レースに勝つチャンスは十分にある。2つ目は、以前僕たちのピットストップについて否定的な意見があったけど、今日スタッフが信じられないほどの作業をしてくれたことだ。僕の最速ストップは2.31秒だ。まばたきくらいだ。聞いたところによると史上最速のピットストップみたいだね。彼らは本当に素晴らしかったし、今日はすべてを出し尽くしてくれた。僕たち全員の努力の成果が出てきている。すでにハンガリーを楽しいにしている。僕にとって特別な場所だし、来週末も素晴らしいレースができると信じている」

4位 キミ・ライコネン (ロータス)
「今日はスタートした位置から最善を尽くせたと思う。僕のスタートはオーケーだった。でも、前のルイス(ハミルトン)に問題があったんだと思うけど、彼のクルマの後部への接触を避けるためにスローダウンしなければならなかった。それでポール(ディ・レスタ)にDRSゾーンで前に行かれてしまったし、そこからは大変だった。遅れを取り戻すのはトリッキーだったね。昨日のウェットでもう少しペースを見つけられていたら、もっと高い位置からスタートして、上位勢をプッシュできたかもしれないけど、それはそれだ。ここでもっと良い結果を期待していたのは確かだけど、レースを通してクルマはうまく機能していたし、チームのために多くのポイントをもたらすことができたので、次のレースにむけてポジティブな要素もいくつかあった」

5位 小林可夢偉 (ザウバー)
「チームがふたたびいい結果を手に出来たことがうれしいです。ここ2戦は不運が続いていましたし、昨日の予選も悪かった。クルマのパフォーマンスは、特にドライコンディションでは本当に力強いです。あと少し予選結果がよければ今日はもっといい結果を手に出来たと思います。ミディアムタイヤを履いていたレース序盤は少し難しかったですが、いい戦略でした。僕たちのスタート位置を考えると、18ポイントは素晴らしい結果です」

6位 セルジオ・ペレス (ザウバー)
「あのような良くない予選をリカバーできたことは僕たち全員のためにもとても嬉しく思う。レースでは力強いペースを示すことができた。でも、予定よりもちょっと早めに1回目のピットインをしなければならず、僕の戦略はちょっと妥協を強いられてしまった。マシンの左側がなにかおかしいと感じた。おそらくパンクだったんだと思う。でも、それが何だったのかはまだわからない。それによって最後のスティントを延ばさなければならんず、かなり使い古したタイヤでフィニッシュした。今日、チームは素晴らしい仕事をしたし、ブダペストでの来週のレースにむけていい後押しになった」

7位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスAMG)
「3番手から7位に後退するより、もっといいカタチでホームレースをフィニッシュしたかったね。クルマから引き出せるすべてを絞りだしたけど、残念ながら、今日はあれば僕たちにできる全てだった。今日僕たちを応援してくれたメルセデス・ベンツの仲間たちにもっと多くをお返ししたかったので残念だ。今週末の前、僕たちは5〜7位くらいでレースをするだろうと思っていた。もちろん、5位の方が良い結果だけど、このような環境では7位が僕たちの最大限だった。それなりのスタートができたし、セバスチャンとの短いバトルは楽しかった。そのあとは、残念ながら、ファクテストラップを記録した以外はあまり多くの見せ場はなかったかもしれないね。でも、あまり長くはそのペースを維持できなかった。今は次のレースで全力を尽くすことに目を向けなければならない」

8位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「今日はペースがなかったし、速くなかった。いつもできていたように前に留まることができなかったので、それを調査してブダベストに戻りたい。通常、日曜日は問題ないんだけど、今日は違った。1周目はそれほど悪くなかったし、ルイスを捕えられたけど、その後はキープするしかなかった。(シルバーストンとは)完全に異なるコースとはいえ、僕たちはすべてのコンディションで速いはずだ。今日はなぜかそうはなかった」

9位 ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「土曜日の午前中にあまりドライコンディションで強くなさそうだったので、4位にしがみつくのがタフなのはずっとわかっていた。でも、あのようなポジションにいるときは最高の結果を望むものだし、実際レース前半は力強かったし、いくつか良いバトルができた。戦略面では3ストップで前進できた。タイヤのデグラデーションによって2ストップでレースをするのは不可能だったからね。ポイントを獲得できて良かったけど、ホームレースなのでもう少し期待していたのは確かだ」

10位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスAMG)
「昨日のあのような酷い予選と後方でのスタートを考えれば、今日1ポイントを獲得できたのはOKだと感じている。僕たちには良い戦略があったし、21番手から10位まで順位を上げるためにかなり多くの人をオーバーテイクしたのでとても楽しかったよ。何人かは何度もオーバーテイクしなければならなかったけど、いくつか素晴らしい仕掛けができた。週末はあまり予定通りにはいかなかったけど、ホッケンハイムのファンのみんなの素晴らしいサポートに感謝したい。今は1週間後のブダペストを楽しみにしているし、もっと良い週末になることを期待している。そのために懸命に作業を続けていく」

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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ドイツGP