F1 マレーシアGP 予選:ドライバーコメント
2012 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIA GRAND PRIX
1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「予選は激しい経験だし、ドライバーとして僕たちは自分に大きなプレシャーをかけている。でも、おそらくレース週末で最も楽しい部分かもしれない。Q3の最速ラップでは最終コーナーでちょっとタイムを失ってしまった。0.15秒くらいかな。なので、それでもポールポジションにいれることはかなり励みになっている。再び1-2を達成できたこともチームにとって素晴らしいことだ。みんなの大きな業績だけど、僕たちの後ろにいる人たちは絶対に諦めるわけないので、僕たちはとにかくプッシュし続けていかなければならない。明日はターン1までの距離が長いけど、うまくスタートを決めて、クリーンに前に留まりたい。いずれにせよ、レースで重要なのはタイヤを労わることだ。特に150kgの燃料を積んでいるときはk美しい時間帯になるだろう。でも、僕たちは、予選ペースよりレースペースの方がいいマシンを持っていることを願っている。ここまではチームにとって良い週末になっているけど、明日もまた力強い結果を残せるように全力でプッシュし続けていく」
2位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「この2戦は予選がかなりいい感じだ。僕たちはチームとして本当にうまく働いているし、Q3の最後にエンジニアが無線で連絡してくるときに後ろでメカニック全員が大騒ぎしているのが聞こえるのはいつだって最高なことだ。計測ラップにはかなり満足しているけど、明日は長くて暑い午後になるので、レースにむけてきちんと準備して、水分を蓄えておくために懸命に取り組むつもりだ。この芭蕉は、マシンだけでなく、ドライバーにとて体力的にとても厳しいけど、メカニックにとってもタフだ。みんな忘れがちだけど、彼らはピットストップで耐火性のレーシングスーツを着ている。なので、明日は力強いピットストップのために彼らが元気で準備が整っていることを願っているよ。戦略もそうだ。暑さと湿気がとても高いので、レースでタイヤがどのように働くか、どのような戦略が最も効果があるかはわからない。本当に油断はできない。いずれによせ、最も重要なことは僕たちがフロントローにいることだ。明日は長いレースだ。トップ4にいる誰もが今回のレースに勝つチャンスがあると思うけど、プラクティスでの僕たちのロングランのペースはかなり一貫性していたし、チームとして僕たちが取り組んでいることにはかなり自信を持っている」
3位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスAMG)
「今日はトップ3に復帰できてとても嬉しく思っている。僕がここにいれるのは、ここにいるスタッフやブラックリーとブリックスワースのファクトリーのみんなが素晴らしい仕事をしてくれたからだ。5年ぶりに予選プレスカンファレンスにいられて嬉しいよ! より重要なことは、もちろん明日もここに座っていることだし、それを達成するために全力を尽くすつもりだ。去年の位置を考えると、かなりの業績だと思うし、ここマレーシアは僕たちのタイトルパートナーであるペトロナスのホームグランプリなので嬉しく思う。僕を力強く支えてくれたメルセデス・ベンツのためにも良い結果を出せて満足している」
4位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「それほど悪くはなかったし、まずまずの走りができた。メルボルンでは予選よりもレースの方が少し強かったし、今日のポールとのギャップを見ればコンマ2〜3秒遅れだし、正しい方向に向かっている。再編成して、明日どう攻めるか見てみるつもりだ。でも、マシンはメルボルンから進歩を果たしている。前の4列はタイトだし、とてもいいパフォーマンスを見せているチームが結構いるので、ファンにとってはいいことだね」
5位 キミ・ライコネン (ロータス)
「今日、マシンはうまく働いていた。残念ながら、最速ラップでいくつかミスをしてしまい、コンマ数秒が犠牲になってしまったかもしれない。それがなければ、今日はポールの叫びのなかにいただろうね。ターン9の立ち上がりでちょっと斜めになってタイムを失ってしまった。でも、そういうことは時々あることだ。昨日はKERSにいくつか問題があったけど、今日は大丈夫だった。マシンは本来の働きをしていたし、感覚も良かった。グリッドペナルティは残念だけど、マシンはうまく働いている。今日がポジティブな一日だったのは確かだ。明日は10番手スタートだし、そこから改善させたい」
6位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「ミディアム・コンパウンド・タイヤであまり感触が良くなかったので、最後のラップは硬い方のタイヤで行くことに決めた。それは前進だったと思う。マシンの感触が良くなくて、バランスを見つけることに苦労していたので、フライングラップでは全てを引き出すことができなかった。オーストラリアからは対応するには時間があまりなかた。1週間だけだからね。マクラーレン勢はオーストラリアで強かったし、ここでも強いので、彼らを倒したい。レース仕様ではもう少しいいと思うけど、僕たちのマシンが最も運転しやすいマシンではないことはわかると思う。僕たちはそのことをわかっているし、懸命にプッシュしている」
7位 ロマン・グロージャン (ロータス)
「2台がQ3に進めたのは素晴らしいことだし、最初の2レースの両方でトップ10に入れて本当に嬉しい。チームはマシンの最大限を引き出すために素晴らしい仕事をしてくれたし、僕たちがトップを争っていることは本当に嬉べることだと思う。明日は面白いレースになるだろうし、さらに順位を上げられることを期待している。ここは天候によって何が起こるかわからない。僕たちのペースは上位勢からそれほど離れていないし、レースは長いのでどんなことも可能だと思う。このようなコンディションではタイヤの管理が重要だ。予選も大事だけど、レースはまったく別の問題だ。レースを楽しみにいているし、トップ5でフィニッシュできれば素晴らしいだろう。でも、重要なことはシーズン初ポイントを獲得することだね」
8位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスAMG)
「もちろん、もっと上位のグリッドにいたかったけど、残念ながら、最速ラップの1コーナーで失敗してタイムを失ってしまった。それでコンマ数秒が犠牲になったし、残りのラップでタイヤのバイブレーションが多くなってしまった。でも、僕たちは週末にわたってレースペースに懸命に取り組んできたので、明日はうまく戦えるとかなり自信を持っている。マレーシアのサポートとパートナーのペトロナスの前で、順位を上げて、たくさんのポイントを獲得できることを願っている」
9位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「良い予選だった。マシンから全てを引き出せたと思うからね。Q3の唯一の走行でKERSにトラブルがあった。それで順位が犠牲になったとは思わないけど、ポールとのギャップはもっと現実的なものなっていただろう。雨が降った場合、正しいタイミングでピンポイントでタイヤを交換するにはかなりの運が必要だ。ほんのわずかの差で10秒くらいの差がついてしまうので、全てを正しく行うために完全に集中している必要がある。ドライレースでも、マシンとタイタのパフォーマンスを最大限に引き出すためには同じくらいの集中が必要になる。こおトラックはタイヤのデグラデーションが大きいからね。僕たちはポイントを獲得しなければならないし、それがチャンピオンシップで重要になってくる。スタートと1コーナーは難しくなるだろう。いろいろな危険をはらんでいるからね。僕たちには特に空力面でやらなければならない作業がまだたくさなんる。ここでのパフォーマンスは、オーストラリアよりもわずかに良くなっているし、それは僕たちが正しい方向に取り組んでいることを示している。でも、フロントローを争いたければ飛躍的な進歩しなければならないのは確かだ。バルセロナで新車? いいや、それは事実ではない。もちろん、マシンの開発はかなりプッシュしているし、それは当然のことだ。でも、革命的な変化ではなく、一貫性のあるやり方でだ。現時点でこのマシンは多くの問題を抱えているけど、言い方を変えれば、改善のためのマージンが大きいとも言える」
10位 セルジオ・ペレス (ザウバー)
「Q3に進出できたので、とても満足している。昨日の完全に説明することができなかったあらゆるバランス問題を考えると、今日はチームにとって偉業だった。僕たちのマシンは予選よりもレース状況の方がいいと思うので、明日のレースでは十分な可能性があるはずだ。いくつかの理由でミディアム・コンパウンド・タイヤできちんとしたグリップを見つけるのが難しかったけど、フリープラクティス後に施した変更が少し助けになった。明日はマシン、タイヤ、ドライバーにとってタフなレースになるだろう。できるだけ多くのポイントを持ち帰れるように戦うつもりだ」
17位 小林可夢偉 (ザウバー)
「Q2最後のラップで特にトラフィックとかミスがあったわけではないですが、ミディアムタイヤのグリップをまったく感じることが出来ませんでした。昨日はクルマのバランス変化にてこずっていましたが、今日のフリー走行3回目では良くなっていました。ただその後予選に向けて変えた変更が間違った方向にいったのかもしれません。決勝レースは楽しみにしています。ただ、このサーキット自体オーバーテイクが出来ないサーキットではないですが、そのために充分な直線スピードがあるかどうかはわかりません」
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