F1 ルノーF1チーム R.S.19
ルノーF1チームは、2019年F1マシン『R.S.19』のテストを開始する準備がまだできておらず、2月16日(土)に予定していたシェイクダウンの計画を断念しなければならない可能性があると認めている。

ルノーF1チームは、デザイナーの開発時間を最大限に設けるために、可能な限り、R.S.19の仕様確定をできる限り伸ばすことを選択した。
結果として、マシンの製造時間を短縮しなければならなくなり、その途中でいくつかの遅れがあったことで最終パーツがまだ準備できていないという。

ルノーF1チームは、2月12日(火)にエンストンのファクトリーでR.S.19の新車発表会を開催したが、生産の遅れにより、展示されたマシンは2018年のシャシーに2019年仕様のフロントウイングとリアウイングを装着したものだった。

ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、来週の18日(月)にバルセロナでスタートするプレシーズンテストには間に合わせることができると考えているが、16日(土)に同サーキットで予定していたシェイクダウンを実施できるかどうかはまだ疑わしいと述べた。

R.S.19の製造がどれくらい遅れているのかと質問されたシリル・アビテブールは「本当にタイトだ。だが、まだテストはできると信じている良い理由がある」と Autosport にコメント。

「少しだけ秘密を共有すれば、我々は土曜日にフィルミングデーを利用してシェイクダウンを実施することになっている。それが実施されるかどうかは我々の口からは言えない」

月曜日のテスト開始にむけて準備はできていると確信しているかと念を押されたシリル・アビテブールは「ノーだ。我々はそう言えるのは100%確実である場合だけだ」

「二人のドライバーがいるので、一緒にコーヒーを飲みながら話したいのであれば、彼らはそこにいるだろう。モーターホームとコーヒーマシンは機能しているはずだ。それは100%確実だ!」

シリル・アビテブールは、ルノー R.S.19の完成の遅れは、新しい空力レギュレーションの影響でデザインを限界をプッシュしなければならなかったことが原因で引き起こされたと述べた。

「時々、我々は遅いレギュレーション変更について声を上げることがあるし、今回のことは遅いレギュレーション変更の厳しい現実だ」とシリル・アビテブールはコメント。

「そのような状況にあるチームは我々だけではないと思う」

シリル・アビテブールは、ルノーF1チームがトップチーム勢に挑戦するためには設計のターゲットをアグレッシブに設定する必要があると認めるつつも、今年はあまりにプッシュしすぎたかもしれないと考えている。

「我々は風洞に費やした時間とどれくらい競争力があるかには直接的な関係があることを知っている」とシリル・アビテブールはコメント。

「我々は常に越えはならない一線を意識しておく必要があるが、我々はその越えてはならない一線を少し越えてしまったかもしれない。実際、この私の考えは、生産に関わるものだ」

「我々は準備を整えてテストで走らせられるためにクルマを発送できるように、パーツを準備するために懸命に仕事をしている。来年に関しては、もう少し保守的にならなけれあならないだる。パフォーマンスだけでなく、信頼性という問題もあるからね」

「到着して、クルマをシェイクダウンして、機能していない何かに気づくようなことは望んでいないからね。それはバランスを取らなければならない部分だ。我々は一歩を踏み出し過ぎたし、来年にむけてそこは見直さなければならないだろう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: ルノー