F1 ルノーF1 ティエリー・コスカス
ルノー・スポールF1は、今シーズン限りでジェローム・ストールが社長職を退き、2019年1月1日(火)からティエリー・コスカスが新社長に就任することを発表した。

ジェローム・スロールは、2016年にルノーがワークスチームとしてF1に復帰した2016年にルノー・スポール・レーシングの代表に就任。ルノーがF1ワールドチャンピオンシップに返り咲くための2段階のプランを設け、第1ステージは3年間をかけてチームの再編させ、第2ステージでグリッドのトップに再び返り咲くことを目標に掲げていた。

新たに社長を務めるティエリー・コスカスは、1997年にルノーに入社。その後、イギリス、ハンガリー、アルゼンチンといった海外部門でマネージャーを務め、ルノーの営業・マーケティング部門の上級副社長を3年間務めてきた。2019年にチーム加入し、チーム再建の第2ステージをスタートさせる。

ルノー・スポールF1は、ティエリー・コスカスがルノー・スポール・レーシングのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールとともに働き、チームを“最高レベル”に導くとプレスリリーズで語った。

ルノーは、シーズン後半にライバルであるハースF1チームを大きく引き離し、今年のコンストラクターズ選手権を4位で終える可能性が高い。

再編の過程でFIAからマルチン・ブコウスキーを引き抜き、技術部門の代表に据えており、2019年にはダニエル・リカルドがレッドブル・レーシングから移籍することが決定している。

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム