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ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、ホンダの最新のパワーユニット開発について「心配」していると認めた。

ホンダはF1日本GPで最新の“スペック3”エンジンを投入。パフォーマンス面でルノーを抜いて、メルセデスやフェラーリに近づいたと考えられている。

ルノーは、今シーズン限りでカスタマーとしてのレッドブル・レーシングを失い、レッドブル・レーシングはトロ・ロッソとともにホンダのワークスエンジンを搭載する。

マクラーレンとホンダのパートナーシップは悲惨な結果に終わったが、シリル・アビテブールは、ホンダ陣営の最新の兆候から、ホンダのF1エンジンアップグレードは実際に機能しているようだと認めた。

「率直に言えば、すべてのことを心配しているが、特にエンジンの状況については心配だ」とシリル・アビテブールはコメント。

「昨年から見てきたように、ホンダは大躍進しているし、大きなゲインを得ている」

「レッドブルは、ホンダが大規模に投資していることを明言しているし、明らかに我々よりもかなり多いようだ」

「レッドブルとホンダにとっては喜ばしいことだが、正直、我々には我々のやり方がある。計画があるし、その計画を実行している。兵器開発競争だけではない」

ルノーは、2019年のドライバーとしてダニエル・リカルドと契約したが、来年のチームメイトであるニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーが今年、期待されていたような進歩をしていないと認めている。

しかし、シリル・アビデブールは、ルノーは、レッドブルとホンダの提携を比較する前にするべき仕事があると述べた。

「パッケージのあらゆる面を開発しなければならない。パワートレインもシャシーも誰かから供給を受けるわけではないので一歩ずつ進むしかない」

「来年に向けたアップグレードにはとても自信がある。長期戦をしたい」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム