ルノー
ルノーは、今日の公聴会で、1レース出走停止は“過剰で不公平”であると主張した。

ルノーの弁護士と務めるアリ・マレクは、パリでの公聴会で4人の判事に対し、FIAによって下された処分は、必要以上に厳しいと主張した。

「今回のケースは、戒告以上には値しない」と語るマレクは、レース出走停止は、意図的にルールが破られた場合にのみ使うべきだと付け加えた。

「ルノーに意図的な不正がありましたか?まったくなかった。知っていたのは2人のメカニックだけだ。ピットウォールの誰も問題を知らなかったし、ドライバーも知らなかった」

「不運な出来事だったが、意図的な不正はなかった」

FIAは、ルノーがハンガリーGPでフェルナンド・アロンソの右フロントホイールがきちんととりつけられる前にピットからリリースしたとして、出走停止性分を課した。

しかしルノーは、メカニックがアロンソのホイールが外れる前にピットウォールの人員に知らせることはできなかったと主張する。

FIAの弁護士であるポール・ハリスは「重大な事故であることは間違いない。クルマはトラック上で無視できない」と語る。

「メカニックは、チームに雇われており、彼らの認識は、チームに起因すると考えるべきだ。ルノーが、コミュニケーションできなかったということは、欠点のある手順を信頼できないということだ。2つの間違いは正当ではない」

ルノーのチームマネージャーであるスティーヴ・ニールセンは公聴会のあと以下のようにコメントしている。

「ペナルティを受けて以来、ずっと楽観的に考えている。我々はペナルティが不当だと感じている。我々にくだらないミスがあっとことは認めるが、ペナルティが罪にあっているとは思わない」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム