F1 ルノーF1 2018年のF1世界選手権
ルノーF1は、2018年の育成プログラムのドライバーラインナップを発表した。

2016年にロータスF1チームを買収してワークスチーム化したルノーは、将来のF1ワールドチャンピオンを育成するという長期的な目標を掲げてドライバーアカデミーを再スタートさせている。

2018年のドライバーアカデミーには、ジャック・エイトケン(22歳)、マックス・フートレル(18歳)、クリスチャン・ルンガー(16歳)、スン・ユエ・ヤン(17歳)が残留。新たにサシャ・フェネストラ(18歳)、アーサー・ルージアー(18歳)、ビクター・マーティンズ(16歳)が加わった。

7名のメンバーは、レース、メンタル、フィジカルトレーニング、メディア業務、エンジニアリングに関してルノーから指導とサポートを受ける。

昨年GP3を2位で終えたジャック・エイトケンはF2選手権にステップアップ。マックス・フートレル、クリスチャン・ルンガー、アーサー・ルージアー、クター・マーティンズはフォーミュラ・ルノー・ユーロカップ、サシャ・フェネストラはヨーロッパF3選手権、スン・ユエ・ヤンは英国F3選手権に参戦。

ルノー・スポール・アカデミーのディレクターを務めるミア・シャリマンは「今年はルノー・スポール・アカデミと3年目であり、最もエキサイティングなドライバーラインナップが揃った」とコメント。

「ジャック、クリスチャン、マックスはアカデミーの一員として2017年シーズンに大成功を収め、スンはポテンシャルを示した。サシャ、アーサー、ビクターはアカデミーでの初年度を迎える。彼らの進歩を見るのをとても楽しみにしている」

「各ドライバーは非常に厳しい目標を持っており、彼らは自分たちが達成すべき内容を正確に把握している。今年もアカデミーメンバーの多くの成功を祝えることを期待している」

ルノー・スポール・レーシングのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、今年のメンバーを“最強のラインナップ”だと述べ、2018年の7名のドライバーの進歩を監督していくことを楽しみにしていると語る。

「ルノー・スポーツ・アカデミーは、若手ドライバーの才能を発展させるというルノーの豊かな伝統を継承し、将来のルノー・スポーツのF1ドライバーを見つけるというタスクが課せられている。2018年のメンバーは最強のラインナップであり、我々は全てドライバーを奨励し、育てていく」とシリル・アビテブールはコメント。

「ルノー・スポール・レーシングとルノー・スポールF1チームと並び、ルノー・スポール・アカデミーは過去2年間で驚異的な成長を遂げてきた。我々は次のルノー・スポールのF1ドライバーになるために成長できる人物を特定するためにアカデミーの全員を注目し続けていく」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム