フラビオ・ブリアトーレ
ルノーのチーム代表フラビオ・ブリアトーレは、ダブルディフューザーが合法化されたことに不満をぶちまけた。そして、ブラウンGPのような新チームの台頭はF1の信頼性を傷つけていると述べた。

ルノーは、フェルナンド・アロンソのマシンに論争となったディフューザーの初期バージョンを取り付けているが、ブリアトーレは、国際控訴裁判所の決定により、F1が危険な道を転げ落ちていると批判した。

「アイルトン・セナの死後、マシンに一定以上の空力効果を盛り込まないというのが鉄則だった。しかし突然、今はそれが適法になってしまった」とブリアトーレは語る。

「我々のドライバーはワールドチャンピオンになったこともあるが、(ブラウンGPは)今にも引退しそうなドライバーと、もう一人の”paracarro”が選手権を争っている。これで信用性があると言えるかい?」

“paracarro”とはイタリア語で縁石を意味する。

「3チームに離された差を埋めるのは不可能だ。3〜4戦の間にチャンピオンシップは決まってしまうだろう。バトンが60ポイント、中嶋が50ポイントという順位表をみて、テレビ視聴者の関心はどうなるだろう。

「レースはラジオで聞いて、TVでは別のチャンネルを見た方がいいだろうね」

このような状況に、フラビオ・ブリアトレーは、FIAのマックス・モズレー会長が提唱する3300万ユーロ(約42億5600万円)の予算キャップが来年導入されたらどうなるか結果は見えていると警告する。

「我々はこれまで1500万ユーロ(約19億円)をKERS(運動エネルギー回生システム)に、1000万(約12億8000万円)をディフューザーに費やしている。残りのお金で遠征や従業員の給料の支払うことになるね」

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カテゴリー: F1 / ルノー