ルノー、アップグレード版パワーユニットの投入を延期
ルノーは、アップデート型パワーユニットをF1アメリカGPまで投入しないことをレッドブルとトロ・ロッソに伝えた。

レッドブルは、来月のF1ロシアGPに望みをつないでいた。ルノーが開発「トークン」と引き換えに新エンジンのデビューを予定していたからだ。

しかし、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「改良型エンジンがいつ現れるかは、追って発表される」とモンツァで述べた。

「実際のところ、まだ何も決まっていない」

現在、ルノーはロータスを買い戻す交渉が最終局面に入っているとされており、ルノーの関心はより2016年に向いていると思われる。

Auto Motor und Sport は、F1ロシアに投入予定だった“Dスペック”エンジンが、その2週間のF1アメリカGPまで延期されたと報道。

ルノーは、アップグレード版にトークンを4枚しており、タイム的に1周あたり0.15秒のゲインになるという。

だが、レッドブルのドライバーを務めるダニエル・リカルドは「何をどう約束されても、クルマに乗って自分で感じない限りパワーが上がるなんて信じない」と述べた。

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム