ルノー
ルノーは、数チームのカスタマーの支払いが遅延していることを明かした。

ルノーのジャン・ミシェル・ジャリニエは、V6ターボエンジンを供給するチームのうち、1チーム以上の支払いが遅れていることをバルセロナで明かした。

ジャン・ミシェル・ジャリニエは「受け入れがたい状況にいると言わざるを得ない。いくつかチームは支払いが遅れている。追い上げにリソースを費やす必要があるタイミングで支払いの延滞を認める余裕などない」と Reuters に述べた。

今年、ルノーからエンジン供給を受けているのはレッドブル、トロ・ロッソ、ロータス、ケータハムの4チーム。

2013年、ロータスはドライバーやサプライヤーへの支払いに遅延を生じさせていたことは知られている。また、最近ではケータハムとルノーが共同市販車開発プログラムを取りやめている。

ジャン・ミシェル・ジャリニエは、支払いが遅れているチームの名前を挙げず、ルノーは“特定のポイント”までは状況を我慢するつもりだとしながらも、支払いの最終期限がわずか「数週間後」に迫っていることを示唆した。

チームへのエンジン供給を断ち切る可能性があるかと質問されたジャン・ミシェル・ジャリニエは「それもひとつの選択肢だ。まずはチームと取り組み、何らかの財政的な状況を取り戻す必要がある」と述べた。

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム