レッドブルF1代表 角田裕毅の“チームへの献身”称賛「決して諦めなかった」

タイトル最終決戦の舞台となったヤス・マリーナで、レッドブルはマックス・フェルスタッペンが圧巻の走りで今季8勝目を挙げたが、角田裕毅は“チームゲーム”に徹し、ランド・ノリスを抑えてフェルスタッペンのタイトル獲得を後押しする役割を担った。
しかしその防御はペナルティを招き、最終順位は14位に終わった。
メキースはそれでも角田裕毅の姿勢を「シーズンを通して決して諦めなかった」と讃えた。
レッドブル:フェルスタッペンは独走勝利、角田裕毅は“最終任務”に徹する
フェルスタッペンはスタートから危なげなくリードを築き、1ストップでフィニッシュする支配的なレースを展開。必要なら“無料の2回目ストップ”を行える余裕すらある圧倒的ペースだった。
一方の角田裕毅は、最後のレースでフェルスタッペンを援護すべく、ピットアウトしたランド・ノリスを抑える役割を担当。しかしその防御でノリスをコース外へ押し出したと判断され、5秒ペナルティが科された。
ローラン・メキース代表:角田裕毅に「決して諦めなかった」と最大級の称賛
「“まずはランドとマクラーレンにおめでとうと言いたい。今年は本当に僅差の戦いで、我々も最後まで素晴らしい戦いを見せられた。今日の支配的なレースは予想外だったが、チームとマックスの努力のおかげで実現できた」
「そして、角田には感謝の言葉しかない。彼は昨夜と同様に今日もチームのために戦ってくれたし、今季も決して諦めることなく走り続けてくれた。彼の姿勢には心から敬意を表したい」
「シーズン後半の逆転劇は本当に誇りだ。キャンパスの全員、現場の全員が信じられない努力をしてくれた。我々は最後の一周まで“レッドブルのレーシングスピリット”を示すことができた。」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1アブダビGP / 角田裕毅
