レッドブル F1オーストリアGPで77戦連続ポイント記録が途切れる

レースはオープニングラップから波乱含みの展開となり、終盤まで複数のポジション争いが激しく繰り広げられた。
トップ争いの緊張感、ルーキーたちの台頭、そして歴史的記録の更新と崩壊――観る者を魅了する要素に満ちたグランプリでは、多くの印象的な数字とストーリーが生まれることとなった。
■ マクラーレンは今季4回目の1-2フィニッシュを記録し、これはチームにとって2007年以来最多となった。
■ ノリスにとってはこれがキャリア7勝目だった。
■ レッドブル・リンクで最後に勝利したマクラーレンのドライバーは、2001年のデビッド・クルサードだった。
■ マクラーレンでちょうど7勝を挙げているドライバーは2人だけ:ランド・ノリスとオスカー・ピアストリ。
■ ピアストリはオーストリアで2年連続の2位フィニッシュ。
■ フェラーリのシャルル・ルクレールは3位でフィニッシュし、直近4戦で3度目の表彰台。
■ ルクレールにとってレッドブル・リンクでの5回目の表彰台であり、これは彼にとって最多のサーキットとなった。
■ チームメイトのルイス・ハミルトンは今季自己最高位タイの4位を記録(イモラでも4位だった)。
■ ハミルトンは昨年の同レースでメルセデスから4位でフィニッシュしていた。

■ メルセデスのジョージ・ラッセルは5位に入り、今季ここまでモナコ(11位)以外すべてのレースでポイントを獲得している。
■ レーシングブルズのリアム・ローソンは6位でフィニッシュし、キャリア最高位を記録。
■ アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、カナダとオーストリアで2戦連続の7位フィニッシュ。
■ キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトは8位でフィニッシュし、キャリア初ポイントを獲得。
■ これはザウバーにとって、キミ・ライコネンが2001年に4位でフィニッシュして以来、レッドブル・リンクでの最高成績。
■ ボルトレトのチームメイト、ニコ・ヒュルケンベルグは最後列スタートから9位に入りポイントを獲得。
■ ヒュルケンベルグは、2022年のバルテリ・ボッタス以来となる3戦連続でポイントを獲得したザウバーのドライバーとなった。
■ ザウバーにとっては、2023年カタールGP以来のダブルポイントフィニッシュとなった。
■ ハースのエステバン・オコンは10位でフィニッシュし、今季5度目のポイントを獲得。

■ 角田裕毅が16位完走で最下位、マックス・フェルスタッペンが1周目にリタイアとなったことで、レッドブルの77戦連続ポイント獲得記録は終わりを迎えた(これはフェラーリが保持する歴代最多記録=81戦に4つ届かなかった)。
■ アレックス・アルボンとカルロス・サインツがいずれも完走できなかったことで、ウィリアムズは2024年サンパウロGP以来となるダブルDNF/DNSとなった。
■ アルボンにとっては3戦連続のリタイアとなった。
■ フェルスタッペンの直近2回のリタイアはいずれも1周目にメルセデスのマシンと接触したものだった。前回は2021年シルバーストン。
■ フェルスタッペンにとっては、31戦連続ポイント獲得の記録がここで終了。また、過去75戦中74戦でポイントを獲得していた。
■ キミ・アントネッリは今回がF1で初めての1周目リタイアだった(メルセデスとしての前回の1周目リタイアは2023年カタールGPのルイス・ハミルトン)。
■ アントネッリは直近5戦でカナダGPの表彰台以外にポイントを獲得できていない。
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1オーストリアGP