レッドブル スーパーフォーミュラでのチーム無限との提携を終了との情報
スーパーフォーミュラにおけるチーム無限とレッドブルの提携は2024年シーズンの終わりに終了する予定だとオートスポーツ誌が伝えている。

レッドブルとホンダは、2018年にトロロッソ(現RB)がホンダのエンジンを採用して以来、F1で両社が協力してきており、以来、互いのジュニアプログラムで協力してきた。

ホンダは2026年にアストンマーティンのワークスパートナーとなる予定であり、スーパーフォーミュラにおけるホンダのトップチームである無限とレッドブルの関係は当初2025年末まで続くと予想されていた。

しかし、複数の情報筋はオートスポーツ誌に対し、今シーズンの終了とともに契約は終了するだろうと伝えた。

これは、レッドブルがF1参戦前の最終評価としてF2のジュニアドライバーを日本に派遣するという慣行の終焉を意味する可能性がある。

チーム無限の田中洋克監督は、この件に関してオートスポーツ誌から問い合わせがあったが、コメントを拒否した。

ホンダの広報担当者は、レッドブルとの共同F1ジュニアプログラムは2024年以降終了することを明らかにしたが、チーム無限の状況については具体的にコメントすることを拒否した。

ピエール・ガスリーは2017年にレッドブルのジュニアドライバーとして初めてチーム無限でドライバーを務めたが、これはチームがホンダエンジン搭載の車両1台で走らせていた時期を経て、再び2台の車両で走らせ始めた時期でもあった。

2022年、レッドブルはセルブスジャパンが運営するチーム・ゴウに支援を移したが、ホンダのジュニアである佐藤蓮を擁する期待外れのシーズンを経て、2023年にチーム無限との関係が復活した。

リアム・ローソンは チーム加入後すぐにタイトル獲得に挑戦し、最終的には3レースで優勝して僅差の2位に終わった。

岩佐歩夢は、 F2で2年間レースをした後、2024年にローソンのシートを引き継ぎ、2回2位を獲得して現在のランキング4位につけている。富士と鈴鹿のダブルヘッダー2戦が残っているが、彼はチームメイトで2度のチャンピオンである野尻智紀に22.5ポイント差をつけられている。

レッドブルのジュニアドライバーであるアイザック・ハジャーがF2のランキングで首位に立ち、アルヴィド・リンドブラッドがF3のルーキーシーズンで4位に終わったことを考えると、岩佐歩夢とレッドブルの関係がどのように発展していくのかも不透明だ。

2023年からはレッドブルとチーム無限の関係が拡大し、両車のスポンサー契約も締結され、野尻智紀はレッドブルアスリートとなった。

レッドブルと野尻智紀、そしてトムスからスーパーフォーミュラに参戦する笹原右京との個別契約は、同ブランドとチーム無限との分裂による影響を受けないとみられる。

チーム無限は、予算を持ち込むことができる外国人ドライバーの募集を含め、来年も2台目の車を走らせ続けるための選択肢をすでに検討しているとみられる。

2022年にレッドブルから一時的に離脱したチームが2台体制を維持するには外部からの資金調達が必要となり、笹原は野尻のチームメイトとしてそのシーズンにぎりぎりで加入した。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / スーパーフォーミュラ