レッドブルF1代表 2025年のラインナップは「すべてがオープン」
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マックス・フェルスタッペンが3年連続でドライバーズタイトルを獲得し、チームもコンストラクターズタイトルを獲得。ペレスもドライバーズランキングで2位につけ、レッドブル参戦以来初の1-2フィニッシュを達成した。
しかし、2位を獲得したとはいえ、ペレスとフェルスタッペンとの差は290ポイントだった。
ペレスは、開幕から5戦で2回のポールポジションと2回の優勝を飾り、フェルスタッペンにプレッシャーをかけようとしていた。しかし、RB19という強力なマシンを手にしていたにもかかわらず、モナコGPからイギリスGPまで5戦連続でQ3進出を果たせず、ポイント獲得のチャンスを逃してしまった。
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ペレスの予選は年が進むにつれて浮き沈みが続き、メキシコ人選手は何度か回復を余儀なくされたものの、2位を維持するのに十分なポイントを獲得することに成功した。そうは言っても、ホーナーはシーズン終了後、ペレスが2024年に「土曜日を整理する」必要があると示唆した。
レッドブルのリザーブドライバーとしてシーズンをスタートしたリカルドも、シーズン途中でアルファタウリのシートを手にするまでは同じように波乱万丈だった。手の骨折がキャンペーンの進行を妨げたものの、オーストラリア人ドライバーは2018年にルノーに移籍したレッドブルのシートを将来的に狙っている。
Sky Sports F1のインタビューで、クリスチャン・ホーナーは、長期的に誰がフェルスタッペンと一緒にレースできるかについての議論は続いており、2025年のラインナップはまだオープンであると説明した。
「チームとしては、できる限り競争力のあるコンビを組みたいし、チーム内に適切なダイナミズムが欲しいものだ」とホーナーは語った。
「マックスとチェコのコンビは驚異的な成功を収めている。チェコは我々のチームに在籍して位から3年間で、4位、3位、2位を獲得している。ダニエルは我々にとってはよく知られた存在で、彼がレッドブルに戻ってくるのは素晴らしいことだ。そしてもちろん、2025年以降もすべてがオープンだ」
「我々にとって、社内にも社外にも選択肢があることは悪いことではない」
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ペレスとレッドブルの契約は2024年末で切れるため、リカルドにとってはトップチームへの復帰を果たす重要なチャンスとなるかもしれない。Beyond The Gridのリカルドは、レッドブルでキャリアを終えることが「完璧」だと認めたが、時期を定めなかった。
「日にちも、日付も、年号も、何もつけるつもりはない」とリカルドは語った。
「戻ってきて、レッドブルファミリーに戻って、7月にテストをして、これらすべてのことをして、再びサイモン(レニー)と仕事をする、それが本当に夢だと思う。正直に言うと、レッドブルのドライバーとしてのキャリアを終えるのは完璧だ。終わりを見据えているわけではないけど、もしそこに戻ったら、必ずそこでゴールするつもりだ」
一方、ペレスもレッドブルとの契約延長に向けて全力を尽くし、2024年にタイトル獲得を視野に入れている。
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング