レッドブルF1代表 「リカルドから退団の数年後に謝罪の電話があった」
クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドがレッドブル退団から数年後、ルノーに移籍するために退団したことを謝罪する電話をかけてきたことを明かした。

リカルドは2018年シーズン途中にレッドブルからの電撃退団を発表し、その後2年間ルノーに加入した。

当時、レッドブル・レーシングはリカルドとマックス・フェルスタッペンというグリッド最強のドライバーコンビを擁していた。

しかし、2018年アゼルバイジャンGPで2人がクラッシュしてしまった後、リカルドはチームが徐々にフェルスタッペンを支持し始めていると感じた。

リカルドはまた、フェルスタッペンが年明け早々に破格の新契約を手渡されたことにも不満を抱いていた。

結局、ルノー、そしてマクラーレンへの移籍はうまくいかず、リカルドはアルファタウリでレッドブルに復帰するまでに1勝と2回の表彰台に上っただけだった。

ホーナーは、リカルドがレッドブルを離脱してすぐに「過ちを犯した」ことに気づいたと認めた。

「彼はミスを犯したと認識していたと思う。彼が僕たちを去った時点で、彼の周りには良いアドバイスがなかった」とホーナーはダックス・シェパードのポッドキャスト『Eff Won』で語った。

「(レッドブル)ファミリーの外で数年を過ごした後、彼は突然、「ああ、実は僕が持っていたものは本当に良いものだったんだ』と気づいた」

「実はパンデミックの時だったが、彼が私に電話してきて、『クリスチャン、こんなこと言いたくないんだけど、君の言うとおりだった、謝るよ』って言ったのを覚えているよ」

ホーナーは、リカルドがキャリアのその時期に「非常に悪いアドバイス」を受けていたと信じている。

「当時は『腹いせ』の要素もあったと思う。『ていうか、わかったから、うせろよ』とね」

「彼はキャリアの初期において、非常に悪いアドバイスを受けていた。誰だっていつかは失敗する」

「マックスの将来を確保するため、2018年の初めに契約を結んだ。ダニエルがそのとき動揺したことを覚えている。彼は突然『ちょっと待て、ここでサポートアクトをやりたくない』と感じたんだ」

「彼は小さな池の大きな魚になろうと考え始めているのがわかった。彼の耳には、これがマックスのショーなんだという雑音がたくさん入ってきた。ルノーからのお金もテーブルの上にあった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ダニエル・リカルド