レッドブルF1代表 「母国でトップに立とうとしたペレスは責められない」 / メキシコGP
レッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、2023年F1第20戦メキシコGPの決勝を振り返った。

3番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、1コーナーで首位に立つと、赤旗中断によるリスタートも難なくクリアし、後続に13秒差をつけてシーズン最多勝利となる今季16勝目、アラン・プロストに並ぶ通算51勝目を挙げた。メキシコグランプリでは3年連続の勝利。レッドブル・レーシングは今季19勝目。

5番グリッドから抜群のスタートを切ったペレスは、1コーナーのアウト側でトップ2位に並びかけたが、シャルル・ルクレール(フェラーリ)と接触。ペレスのマシンは宙に浮いて激しく地面に叩きつけられ、なんとかピットには戻ったものの、サイドポケットを含めてマシンには大きなダメージがあり、リタイアを余儀なくされた。

「対照的な運命のレース。今日のマックスのレースは素晴らしかった、 完全かつ圧倒的だった。だが、チェコにとっては、本当に悔しいホームレースだった。彼はロケットスタートを決め、勢いに乗って第1コーナーに進入した。ホームレースでトップに立とうとした彼を責めることはできない。しかし、結局のところ、3台がターン1に入ることできなかったし、彼のリタイアは大きな痛手だった。ディートリッヒ・マテシッツの口癖は『ノーリスク、ノーファン』だ」クリスチャン・ホーナーは語った。

「我々は最初から全力を尽くした。2台ともスタートは信じられないほど良かった。今年はスタートが得意ではなかった。スタートにはばらつきがある。今日はコントロール陣が素晴らしい仕事をしてくれた。1本目のチェコとマックスのスタートは素晴らしかったし、リスタートでもマックスが素晴らしい走りを見せてくれた」

レッドブル・レーシング F1 メキシコGP

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