レッドブルF1、予算上限ペナルティの空力テスト制限が解除
レッドブル・レーシングのペナルティが消えるついに瞬間が来た。1年前、2021年の予算上限を破ったチームは厳しい処分を受けた。

マックス・フェルスタッペンが初のワールドタイトルを獲得した2021年のF1シーズン終了後、レッドブル・レーシングが予算の上限を超えたことが明らかになった。

FIA(国際自動車連盟)は、レッドブルに数百万ドルの罰金を科すとともに、1年間、風洞実験とテストシミュレーションを10%削減するという厳しい処分を科した。

このペナルティが適用されたのは2022年10月26日だった。ついにレッドブルのペナルティが消滅する週がやってきた。今週木曜日(2023年10月26日)、レッドブル・レーシングのチームは風洞シミュレーションとCFDシミュレーションにおいて「フルスピード」に戻ることを許される。

フルスピードではあるが…レッドブル・レーシングはF1ランキングで上位にいるため、風洞の時間はまだ短縮されている。ランキングで上位に入れば入るほど、シミュレーションの回数は少なくなる。これは年に2回測定され、レッドブルの場合は2022年(ランキング1位獲得時)以降、70%しか実行できない。メルセデス(P2)は75%、アストンマーティン(6月30日の最終計測ではP3)は80%といった具合だ。

しかしレッドブルでは、予算上限のペナルティによる追加減算のため、過去12カ月間は63%しかなかった。このペナルティは来週の木曜日にようやく終了し、レッドブルは再び多くのシミュレーションを行うことができるようになる。コンペティションにとっては悪いニュース?時間が解決してくれるだろう。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング