レッドブル・レーシング、通算6回目のF1コンストラクターズチャンピオン獲得
レッドブル・レーシングは、F1日本GPで優勝し、2023年のF1コンストラクターズチャンピオンを獲得した。

今日のレースでマックス・フェルスタッペンが勝利したことで、レッドブル(623)はメルセデス(305)との差を318ポイントとし、もはやランキングでライバルに追い抜かれることはなくなった。

レッドブル・レーシングは2005年にシリーズに参戦して以来、6度目のタイトルを獲得した。2023年のチャンピオンシップを支配してきたレッドブルは、6レースを残してタイトル争いに終止符を打った。

これは、これまでタイトルを獲得したどのチームよりも早い記録だ。マクラーレンとフェラーリはそれぞれ1988年と2004年に5レースを残してコンストラクターズタイトルを獲得している。

「我々にとって最も素晴らしい年だった」とレッドブル・レーシングのチーム代表のクリスチャン・ホーナーは語った。

「これはすべて、ミルトンキーンズのファクトリーにいるすべて従業員ひとりひとりのおかげだ」

「レッドブル、我々のパートナー、このような結果を達成するために全力を尽くした全員による、信じられないほどの努力の集大成だ。もちろん、マックスは今、別のレベルにいる。今日は信じられないようなパフォーマンスだった」

F1の歴史の中で、レッドブルより多くのタイトルを獲得したチームは5チームだけだ。あと1回でロータスの7回に並ぶことになる。

レッドブルはこれまでで最も圧倒的な成功を収めた。ここまで16戦中15勝を挙げている。次のレースでドライバーズタイトルを獲得できるフェルスタッペンはそのうち13勝を挙げている。

「信じられない週末だったし、ここで勝てたのは素晴らしいことだ」とフェルスタッペンは語った。

「クルマはどのコンパウンドでも本当にうまく機能していたと思う。もちろんコンストラクターに勝つことが最も重要だ」

「トラックだけでなく、ファクトリーで働くみんなを誇りに思う。僕たちは信じられないような1年を過ごしている。みんなをとても誇りに思っている」。

プレシーズンテストが終了した直後、レッドブルが今年も圧倒的な強さを見せることは明らかだった。開幕から4レースで3度のワンツーを決め、バクーGPを終えた時点で93ポイントのリードを築いた。

その後、フェルスタッペンはチームメイトのセルジオ・ペレスが及ばないレベルにまで上昇。フェルスタッペンはグランプリ最多連勝記録となる10勝を達成。

その記録も先週のシンガポールGPで途絶え、マリーナ・ベイでカルロス・サインツJr.が優勝し、レッドブルが昨年11月まで記録していた15連勝に終止符を打った。

シンガポールではセットアップやトラック特性に苦しみ、表彰台を逃したレッドブルだが、日本GPでは調子を取り戻した。フェルスタッペンは3回のプラクティスすべてで最速タイムを記録し、キャリア48回目の勝利に向けて0.5秒以上の差をつけてポールポジションを獲得した。

F1コンストラクターズチャンピオンの歴史

RankTeamChampionshipsYear/s
1Ferrari161961, 1964, 1975-77, 1979, 1982-83, 1999-2004, 2007-08
2Williams91980-81, 1986-87, 1992-93, 1994, 1996-97
3McLaren81974, 1984-85, 1988-91, 1998
3Mercedes82014-21
5Lotus71963, 1965, 1968, 1970, 1972-73, 1978
6Red Bull62010-13, 2022-23
7Cooper21959-60
7Brabham21966-67
7Renault22005-06
10Vanwall11958
10BRM11962
10Matra11969
10Tyrrell11971
10Benetton11995
10Brawn12009


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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1日本GP